キャノーラ油はなぜ寿命を縮める原因になるのか

キャノーラ油は価格が手頃ということもあり、一般家庭、飲食店で広く使われています。

今、一番食卓で使われているのがサラダ油やキャノーラ油です。使い勝手が良く安価であるため良く使われています。

 

 

キャノーラ油は菜種油に分類されていますが製法が違うためまったく別物です。

 

菜種油ですが、抽出法が違うため新菜種油になります。菜種油は江戸時代からありますが、当時から食用には向かないという理由から主に工業用として使われていました。

 

菜種油に含んでる危険成分

 

・エルカ酸
・グルコシノレート

 

この2つが人体に悪影響を及ぼすとされていましたので食用で使うことはなかったのですが

安価で抽出できる菜種油をどうにか食用に出来ないかということで、カナダから輸入したキャノーラ油は有害物質を取り除いた形で製品化されたということになります。

 

 エルカ酸やグルコシノレートがないから安全なのか

 

問題であったエルカ酸やグルコシノレートは遺伝子組換えの抽出法によって排除できました。ノルマルヘキサンという化学薬品によって抽出できるこの方法は一度に多くの

キャノーラ油が生成でき大量生産が出来ますので、大変多く出回っています。

 

ヘルシーでしかも安価であるとされているキャノーラ油は揚げ物などで普通に使われていますし、体に良いと思っている方もいまだに多いのではないでしょうか。


キャノーラ油は一見健康に良さげだから余計に危ない

 

キャノーラ油は飽和脂肪酸が少なく一価不飽和脂肪酸が多い。そして、オメガ9が多く、酸化に強くて加熱に向く、有害であるオメガ6も少なく脂肪酸だけで見ると理想的な油と言われていました。

 

キャノーラ油脂肪酸組成比率ではオリーブオイルに似ていますが似て非なるものです。

長期的に食用で使うには脂肪酸組成だけで判断するのは危険です

有害な成分が微量でも含まれているかが重要です!

 

 

キャノーラ油とは何なのか?

最近になって有害物質を抑えた品種改良によって出来たのが、キャノーラ油(遺伝子組み換え)が台頭してきました。輸入されるキャノーラ油はほとんどがGMO(遺伝子組み換え)です。

 

キャノーラ油にはリノール酸という成分が含まれていて、それ自体は人間にとって必要な栄養分で、血中コレステロールを下げる働きがあり必須脂肪酸と呼ばれています。しかし、リノール酸は加熱するとヒドロキシノネナールという神経毒に変化し脳を萎縮させてしまいます。つまりアルツハイマーやうつ病を引き起こす要因になります。リノール酸を頻繁に体内に入れることで、脳梗塞、心筋梗塞、がん、アレルギーなどの疾患の原因になるとされています。

 

キャノーラ油は他の油に比べヘルシーでコレステロールの量を抑えられるイメージがある。それはそのように宣伝されてかたからに他ならない。

 

キャノーラ油は体に良いとイメージを持っている人は多くいるのは事実。人々の脳に刷り込まれたイメージは簡単には変わらないだろう。

キャノーラ油のような人工的な油はトランス脂肪酸と呼ばれています。

 

キャノーラ油に含まれるトランス脂肪酸の危険性

・マーガリン
・ショートニング
・加工油脂
・植物性油脂ファーストフード、クッキー、揚げ物、パンなどにトランス脂肪酸は多く含まれています

トランス脂肪酸とは

 

自然界には存在しない油、つまり人工的に作られた油。虫も寄り付かないし腐りもしない、水素を使って固めた油でプラスチックのようなもの。「狂った油」「食べるプラスチック」と取り上げられたことがありましたね。

 

水素と結合した脂肪酸の化学構造式で水素の位置が互い違いになっていることから「トランス脂肪酸」と呼ばれるようになりました。

天然由来にもトランス脂肪酸はありますが、化学構造式に違いがあります。天然由来のトランス脂肪酸は(シス型)になります。

 

トランス脂肪酸の大きな問題点

 

自然界にはない人工的なトランス脂肪酸は人間の体には対処できません。トランス脂肪酸は私達の体の中で様々な悪さをします。

 

悪玉コレステロール(LDL)を増やして善玉コレステロール(LDH)を減らします。このことによって欧米では冠動脈疾患のリスクを上げるとされています。世界保険機構(WHO)ではトランス脂肪酸を総エネルギー摂取量の1%未満にすべきと勧告されました。表示を義務化した国も多い。

 

日本ではトランス脂肪酸の対策がされていない

一応調査はしたが、日本人の平均的トランス脂肪酸の摂取量は基準に満たない、だから規制しなくても良いと。

 

こんなんで大丈夫か…?日本

 

どの年齢の平均を切り取って調査したのかは分からないが、トランス脂肪酸の食品は結構ありますよ(^-^;

スポンサーリンク

 

若い人はファーストフードやコンビニ食率高そうだし、スイーツやお菓子なんかに結構使われてます。トランス脂肪酸の表示がないのに取りすぎないようにといわれても

WHOが撲滅に動き出したら日本もようやく重い腰をあげるという流れでしょうか?

 

各国のトランス脂肪酸への取り組み

 

シンガポール・表示の義務化
タイ・製造、輸入、輸出禁止
米国・トランス脂肪酸の含有量を表示義務化、使用規制
台湾・トランス脂肪酸の濃度表示を義務化、使用規制
カナダ・世界で一番早くトランス脂肪酸の含有量表示を義務化
オーストラリア・トランス脂肪酸の含有量規制
スイス・トランス脂肪酸の含有量規制
ニューヨーク・加工食品のトランス脂肪酸の含有量表示、レストランのトランス脂肪酸含有量規制
デンマーク・販売食品すべてトランス脂肪酸の含有量規制、外食産業含むその他
中国や韓国でもトランス脂肪酸に関する表示の義務化は行われています。

 

デンマークではいち早くトランス脂肪酸規制に乗り出した。データでは規制前より虚血性心疾患によって亡くなる人が約半分に減少した。

トランス脂肪酸との関連性が証明された形だ。

 

日本では規制はおろか表示さえされていません。私達が買うスーパーやコンビニの食品にトランス脂肪酸の含有量は明記されていないのはいかがなものか。表示がないため摂取を自ら制限することは難しいです。

 

メーカーのホームページには原料含有量が表示されている所も多い

 

普段食べているものを調べてみるのも良いですね。自分の身は自分で守る必要があります。メーカーのホームページではなくパッケージに表示してもらいたいです。

 

WHO(世界保険機構)では2023年迄にトランス脂肪酸の撲滅を表明しています

 

日本に輸入されているキャノーラ油はほとんど遺伝子組み換え商品

キャノーラ油は有害症状が報告されている

・ラットの寿命が大きく短い
・腎臓の障害
・骨髄の巨核球の減少
・血小板の減少
・脳出血を促進
・落ち着きがない
この結果から有害な微量成分が原因

別の実験でもキャノーラ油の有害報告が出ています

・寿命が短い
・心臓の異常
・腎臓の異常
・好中球数の減少
・血圧の上昇
・血小板の減少
・血漿脂質の上昇この実験結果からキャノーラ油は有害なのではないかと疑惑が出てきたわけです。

 

さらにラットの実験では親がキャノーラ油を体内に継続的に摂取すると
子供まで寿命を短縮させたと言います。

 

キャノーラ油はえごま油、大豆油、べに花油、コーン油に比べてマウスに異常行動を起こす結果が出ています。

 

実験前はオメガ6の多い油が結果が悪いと予想されていた

 

本来マウスの異常行動はオメガ6が多い油に多いと言われていた。
なので、キャノーラ油はオメガ6が少ないのでキャノーラ油は異常行動は起こさないのではないか?という実験前の予測でしたが、

 

実験ではキャノーラ油が一番異常行動が出たという結果がでました

・歩行数が多い
・立ち上がりの行動が多いつまりキャノーラ油のグループは落ち着きがなかったわけです。

キャノーラ油は精巣に毒性を示した

テストステロンの濃度が低い、男性ホルモン濃度が低い

キャノーラ油は環境ホルモン・性ホルモン作用があると言われています。

最近の男性は精子数が減少し、質も低下傾向にあると言われ問題になっています。

キャノーラ油をはじめとする、植物油には何らかの性ホルモン作用が疑われ始めている。

 

キャノーラ油まとめ

・寿命短縮
・脳出血促進
・性ホルモン作用
・心臓病
・腎臓病
・世代を超えて悪影響
・脳に影響を与えて異常行動

 

キャノーラ油にはこれらの有害実証が認められています。

これらをまとめるとキャノーラ油は食用ではなく工業用油として使うべき

 

工業用油を遺伝子組み換えによって無理矢理食用にしているのです

国で規制しないと将来日本は危ういです。これだけキャノーラ油は有害が報告されているにも関わらず普通に流通されています。

 

通常、規制されてもおかしくないですが大きな利権が絡んでいるんでしょうかね。

 

キャノーラ油の有害さを認識し個人で自制するしかないです

 

国で規制しなければ個人で使わない、別の安全性の高い油に代える必要があります。

人間の体はほとんどが油です!だからどんな油かが大事です

人間の細胞を覆ってる膜、特に脳はほとんどが油です。体に非常に重要な油が人工的油であるトランス脂肪酸ではマズイのです。脳にトランス脂肪酸が入るとアルツハイマー病やうつ病のリスクが高まります。

 

考えれば訳のわからない化学構造式の油が体に入ってきたら体内組織に異常をきたすのは当たり前です。

 

自然由来の良い油を摂取することが体や脳にとって最も重要です!