情報弱者と呼ばれる人の特徴

昨今、ネットの普及により誰でも情報にアクセス出来る時代です。しかし、そんな中、大事な情報が入っていない人を情報弱者と言います。

 

考えてみればネットがなかった時代に人脈など知り合う人によって情報の強弱がありました。今となっては懐かしい時代です。

しかし、誰でもアクセス出来るネット環境において、情報をしっかり取れている方とロクな情報しか入ってこない人がいるのは不思議ですね。

なぜなら、よっぽどシークレットなサークルに入っていないと得られない情報ならいざしらず、そうではなく普通に検索したら出てくる情報の事を言っています。

なぜ、情報弱者が生まれてしまうのかを深掘りしていきたいと思います。

 

1、ネットそのものを扱えない、使っているのは電話のみ

2、検索の仕方が分からない

3、情報が溢れすぎて何を信じていいのか分からない

4、テレビしか信じられない

 

 

 

他の要因もあると思いますが、必要な情報を得られない理由は情報の調べ方が分からない、ともう一つ情報を自分から取りにいかない、の2つが根本的原因です。

 

ネットを扱うのは年配になればなるほど難しいです。それでも使いなれれば情報は取れますので結局のところ慣れです。

 

しかし、今までネットなんてなくても生活してきた訳ですから、使いこなす前に面倒くささや信用出来ないといったメンタルブロックがあるように思います。

 

情報弱者の原因は情報過多

 

ネットの使い方は人それぞれ。なかにはスマホを持っていても娘、息子と連絡を取り合う以外は使ってないという人も少なくありません。

 

分からないことを検索し、納得いくまで調べ尽くすといった事は難しいのかもしれません。

年配の人であれば、自分より若い人が身近にいて、教えてくれる環境にあれば問題ないです。自分の子供や孫でも良いです。

 

若い人のようにしょっちゅうネットに触れていなくても、必要な情報だけでも調べられたら良いですからね。

 

ネット検索にも人それぞれ個性が出る部分です。せっかく自分が知りたい事を調べられるのに、アプリやおすすめばかりクリックする層も少なくありません。意外にもネットに多く触れている若い世代にも少なくありません。

 

これだと自分が本当に知りたい情報が得られません。趣味のゲームやアプリにしかアクセスしてない人も多いです。

 

出来れば自分が疑問に思っている事をそのまま打ち込むと情報を得られる確率は上がります。

また、ググるのも良いですがSNSの方が知りたい情報が得られる可能性が高いです。もちろん、不特定多数の方が投稿しているのでガセもありますが、リアルタイムで投稿しているので生の情報が入ってきやすいです。

 

ウェブ検索の場合、すぐに反映されないのでかなりタイムラグがあります。記事を書く時間も掛かりますし、反映されるまで多小なりとも日数が掛かるからです。

 

スピード感で言えば

1、SNS←YouTubeなどの動画サイト←通常検索の順になると思います。

 

今とか数時間前であればSNSの方が圧倒的に早いです。次に早いのが動画サイトで何か大きなニュースがあればアップしている可能性が高いです。

 

ウェブ検索はある程度毎年決まっている事柄や、何かしらの行事や場所などを調べたりするのに向いていたりします。あと専門的な分野や詳しい説明が必要な場合もサイト検索の方が良い場合があります。しかし、時間を掛けて記事を書いているので新しい情報は間に合わないと思います。

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ただし、エンタメ性を求めていたり文字ばかりじゃ辛いという人は動画サイトで検索した方が良いかも知れません。動画の場合、やり方を調べたりする時には非常に役に立ちます。調理方法などは動きを真似ることができますし分かりやすいですよね。これがサイトやブログだと文字だけですからイメージが湧きづらいデメリットがあります。

 

SNSでは気になる情報があればそのままその言葉で検索すれば知りたい情報を得られます。ただし、先ほども言いましたが、投稿者の早合点であったりガセであったりもあるので他の情報も併せて自分で判断しましょう。

また、SNSもプロパガンダや誘導にも使われやすいのでそこには注意が必要です。

結局はあなたの受け取り方次第という事になります。

 

情報の渦に飲み込まれている現代人

 

このようにあらゆるメディアや媒体、ネットも含め現代人は情報過多になっています。情報が多すぎるとかえって迷いが生じます。

 

ネットがない時代に比べると何倍も何十倍も情報が溢れ返ってます。脳が処理しきれず「思考停止」状態になりやすいです。昔から脳のキャパシティ自体は変わってないですから。

 

そういった現状を踏まえ「本質」を捉える事が大事になってきます。世の中には色んな情報がありますが枝葉や葉の部分は聞き流しても問題ありません。すべての情報を同じ重要度で捉えると処理しきれなくなります。あなたにとって、どうでも良い情報は何度聞いてもどうでも良いので。

 

脳の中に情報を詰め込むというよりもまずは情報の本質を掴むことが重要です。それが出来ないと情報の渦に飲み込まれてしまいます。それには日頃から善悪二言論で判断しない事です。

 

良い悪いだけで判断するから訳が分からなくなるわけで、まず、状況を冷静に視野を広く様々な視点から考えてみることです。

 

 

この時重要なのは感情に流されない事です。感情的になると反対側の側面を見ようとしなくなる傾向があります。

 

本質を見抜ければ裏で誘導しようとする思惑であったり組織であったりそういったものが読み解く事が出来るようになります。

 

与えられた情報だけで判断しない事が重要です。少ない情報だけであれこれ考えても誘導しようとしている思惑通りの答えしか導きだせません。

 

これが感情を揺さぶる善悪二言論に誘導されていますが、感情に訴えかけられてると思ったら、ひとまず冷静になってまったく違う価値観や見方を見てみる必要があります。

 

いずれにしても巨悪の根元が善悪二言論ですので、大元を洗い出すような情報を探しだす努力をしていく、なぜ、このようなプロパガンダを流す必要があるのか?などの視点が本質に近付く第一歩と感じています。

 

垂れ流される情報だけで判断していませんか?

垂れ流される情報にはまったく精査されていません。そこにはプロパガンダや思惑がたっぷり含まれていたりします。

 

垂れ流される情報を何の疑いも持たず感情を突き動かされ一方的な感情を抱く。

 

これでは本質を見抜く事は出来ません。

 

一時的に感情に流されそうになっても反対方向の情報も取り入れるように訓練する事で今まで見えなかった事が理解できるようになったりします。本質を見抜くのに大事なのは感情に流されて一方行だけ見て決め付けないようにする事です。

 

総評

日本人は感情に流されやすい傾向があると言われています。ある意味情緒豊かで優しいという側面もあります。しかし、次から次へと情報が入ってくる時代を生き抜くには感情に流されてはとても危険という事です。どんな情報でもまずは疑ってみることです。

 

そして、感情に流されれば流されるほど思考停止してしまい、正しい判断ができなくなってしまいます。

 

非常に激しい時代に突入しているので変に感情を入れてしまうと謝った判断をしやすくなります。後で取り返しのつかない事になるのです。

とくに日本人全体の傾向として注意が必要な部分だと強く感じるこの頃です。