B層とは何か?誘導しやすさの理由を考えてみよう

B層という言葉をご存知でしょうか?

 

様々なマーケティングにおいてB層をターゲットに絞った戦略を練られていることが多いです。

 

小泉首相の頃に何となく発言が思いっきりが良い、格好いいというイメージだけで応援してしまう層です。なんとなくの印象だけで政策の内容は関係なしにです。

 

その後日本がどうなったかはお分かりですよね。郵政民営化の後どうなったか?正社員を少なくしてバイトのような人材派遣を軸とした雇用が主体になって日本の社会がどうなったか?

先進国で唯一給料が上がってない後進国に成り下がってしまいました。

 

何故なんでしょうか?

 

理由はいくつかありますが、ひとつにたいした根拠はなくてもそれっぽく煽れば敏感に反応し誘導しやすいからに他なりません。

 

それが誇張された偏った報道であったとしても繰り返す事で簡単に誘導されます。

繰り返す事で、「ここまで報道するって事は問題なんだろう」
これが、B層の典型的な思考法です。

 

簡略すると

 

「なんとなく」です。

なんとなくいいイメージだけで自分たちの生活を犠牲にしていることに気付けない層。

 

そうです、それがB層です。

 

その偏った報道を鵜呑みにする人が大半なので時にパニックに陥ります。

 

どっかの知事がイソジンが効くと言えば薬局に殺到し→切れ。トイレットペーパーがなくなると聞けば大量買いし、マスクが足りないと聞けばあっちこっちで買いまくる。よって、在庫は0になり、買いたい人が買えない事態になる。

 

その商がそんなに必要なのか?

 

なぜ、このような事が起こると言えば自分で考える事をしなくなった成れの果てです。

 

不安を煽られると即パニックになる情報リテラシーの欠如

情報を取捨選択する冷静さが足りない事とテレビの情報というのはその程度のものという事に尽きます。

 

良く考えれば、大量買いするほどのものだったのか疑問に思うほどパニックになっているのです。

 

くだらない情報ばかりを垂れ流し、重要な情報は開示しない。そればかりかパニックにあえてなるような報道を始める。

 

国民を誘導させる為に利用されている。それが現在のメディアの本質です。

それが更なるパニックを呼ぶ。

 

ということも初めから折り込み済みなのです。

 

B層は基本的には良い人であるがゆえにメディアが発信する情報を疑うことなく信じるタイプの事を言います。

 

ですので、辻褄の合わないこともテレビを信じる気持ちが強くあるため、知らず知らずのうちに脳に刷り込まれ、良く考えずに真の情報とばかりに従順に従う傾向があります。

誘導する側からすればこれほど容易い相手はいません。

 

良く考えればメディアがすべて国民の為思って情報を発信していると思うこと自体、世間知らずにも程があると思うのだが。

 

なぜなら、良く考えればおかしなことも、理屈に合わないことも、そんなウソを言うわけがないと本気で思っているわけだから救いようがない。

 

メディアは人の考え方まで誘導している

これは気付きにくいのですが、人は強制されたり誘導されてると感じれば反発しますが、自分が考えて判断したことには疑いません。自分で判断したように錯覚させるのがメディアの真骨頂です。

 

「そんなことはない、自分で情報を収集し自分で判断した」

 

本当にそうなのでしょうか?

 

与えられた情報だけで判断してないでしょうか?

 

与えられた都合の良い情報だけで判断したからこそ、今現在後悔しているのではないでしょうか?彼らは都合の良い情報しか提示しないのです。

 

つまり本当のリスクについては提示しないのです。そればかりか、これで判断できない人は低学歴、低収入、人格的に問題がある人物とまで言われたりします。

 

まさかそんなわかりやすい誘導でプライドをくすぐられてしまっていないですよね?

 

正確には自分で判断していると思い込まされている

 

 

人は色んな情報が飛び交っている状態は非常に頭の中が混乱します当然ながらじっくり吟味する時間のない現代人はより強いメッセージや印象によって判断します。

 

自分で情報を吟味することなく、ただただ情報を鵜呑みにして条件反射しているだけ。これが実態である。

メディアは洗脳のプロです。映像などの視覚、聴覚、時には感情に訴えかけ誘導することもあります。

 

それだけではありません。みんながやっているのに私だけやっていないという意識が焦りになりやすい日本人は数で煽れば簡単に誘導されてしまいます。

 

さらに街頭インタビューでやるのが当たり前ですよ~なんて2、3人答えたらそれが世論だと思うのが情弱です。

 

なぜなら、そんなものいくらでも操作出来るものですので。。操作という表現が悪いのならば、納得いく回答が得られるまで何百人もインタビューすれば良い訳で。。そういう事を普通にやっているのがメディアです。

 

そんなことも分からずにメディアの垂れ流す情報を鵜呑みにしていたのでは情報弱者の見本のようなものです。

 

メディアで発信される情報を妄信しやすいのはこのためです。

 

知らず知らずのうちに誘導されているから「洗脳」なのです。

 

自分で洗脳されているとわかっていればそれは洗脳とは言いません

 

ここにメディアの誘導のテクニックがあります

 

視聴者側が誘導されてるとか、強制されてると思わせないように持っていけば良いのです。強引さが強いと人は拒否反応を示しますので、そういう印象を与えないように手を変えを変え誘導していきます。

 

B層とはいっても性格や考え方は様々

 

メディアを疑わず、踊らされやすいB層と言えど、それぞれ性格には違いがあります。当たり前ですが十人十色です。しかし、細かい枝葉の部分は違っても情報の処理方法や思考の基本的な部分は似かよっているので同じ同類として分類されるわけです。

 

メディアに対する反応や洗脳されやすさという部分が共通しているのが、B層という事になります。

 

B層=情報弱者

 

と言われています。

 

とにかく得られる情報が少なく、判断材料が少ないため感情論に引っ張られ結局、周りに流されることになります。

 

周囲に反対意見が多ければそれを覆すだけの論理的整合性がないためなし崩し的に飲み込まれる。

 

様々な情報を吟味出来る情報を持ちあわせているのが理想的ですがそれはなかなか難しいので色々調べられる方法がありますのでそれにアクセスできるだけのスキルを持ち合わせているかが運命の別れ道であったりします。

 

難しい事ではないですが、普段から意識してないと行動出来ない事が多いです。

知り合いに情報を教えてもらえるパターンもありますが、B層にもそれを受け入れるだけのキャパシティがあるかどうかの問題もあります。

 

恐怖や強い感情の誘導があった場合、あなた自身が思考停止に陥ってる場合は重要な情報を得ている感覚さえつかめない為スルーしてしまうからです。

 

これが状況が変化して、しばらくしてからそう言えばアイツがあんなこと言ってたなあ、と思い出した時は後の祭りです。

 

残念ながらあなた自身が行った決断に対して甘んじて受け入れる他ありません。

 

B層は短期的にしか事を考えられません

 

視野が狭くて、長くても2週間先の事を考えるのが精一杯という生き方の人が多いでしょう。

日々の生活の中での会社の中の業務、人間関係、給料の使い道など今日の晩は何食べようか?のルーティングに終始しています。

 

もっぱらの情報収集は、毎日流れるテレビが主になる場合、情報戦を仕掛けられたらおしまいです。

 

それは、金銭的な問題だけでなく健康や命を脅かす事もあります。それほど情報が錯綜し本当の事が見えづらい世の中になったと言えます。

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まともな情報が入ってくる努力をしないと生き残れない

 

まともな情報が入ってこない環境や思考力が危険なのです。環境というのがネット環境ということもあるし、人間関係という環境もあります。

 

・自分で疑問を持って調べる力
・ネット情報の取捨選択
・経験による判断力
・周囲の人間関係による情報網
・野生の勘

 

メディアとネット情報の違い

同じ部分とすればGoogleやヤフーなどトップ表示されるニュースなどはテレビとほぼ一緒です。

 

一方的に垂れ流す情報をどのように処理するかは本人次第になります。

 

ただ、ヤフーニュースなどはコメントがあるので色んな考え方に触れやすいが、情報を撹乱するネット工作員もいるから注意を払う必要がある。

 

基本的にネットではメディアのように一方的に垂れ流しの情報でなく、自分で検索して取りに行く媒体と言えます。ここで重要になってくるのは「検索力」です。

 

いくら最新のネット環境があっても

検索する力がなければテレビと大差ない情報しか得られません。

 

逆に検索力がなければ、膨大な情報の渦に巻き込まれて迷子になってしまいます。

 

周りが当たり前と思っている事を疑う事が大事です

 

日本人は特に周りの目を気にする文化です。周囲の目を意識しながらバランスを取るという考え方と行動が軸にあるので下手をすると流されることに違和感を持たなくなります。

 

日々の繰り返しで情報を受動的に受け取る事が習慣化されてしまうとそれが当たり前になります。

 

また、流される情報に何の疑問も持たなくなり、そのような生き方が楽だと感じるようになり、自分で考え行動することが面倒臭くなります。

 

テレビはバカ製造機というのは本当の話

 

テレビや新聞といったメディアは広告ありきです。お金を出してくれるスポンサーがいなければやっていけません。

 

「テレビが嘘を言うわけはない」

 

と本気で思っているとしたら完全なB層です。スポンサーなどの都合の悪いニュースなどは流さないなんて事は普通にありますし、流すにしてもマイナスイメージが付かないようにサラっと短く深掘りしません。

 

また、ひどい時には都合の悪い部分は切り取って、ターゲットは同じであってもまったく内容が違うなんて事もままあります。

 

切り取り方や伝え方でニュースの内容が全く変わってしまうことをB層の人は気付いていません。

 

ニュースが伝えた通りに受け取り、何の疑問を持たない事が仕掛ける側からすれば誘導しやすいです。

 

日本人の約6割がB層と言われています

 

B層は情報弱者と言われていますが、高齢者や主婦、若年層に多いと言われています。しかし、サラリーマンやOLなどでも少なくありません。

 

ネット環境によっても変わるかもしれませんし、友人知人の数や質もあるかもしれません。何よりも本人の情報に対する受け取り方が最も影響が強いでしょう

 

ここでの質とは「正しい情報を得られている質」です。

 

長年付き合ってる良い奴で情が厚いとか、正義感が強いなどの性格ではなく思考法や情報の質という部分です

 

B層を知らない人がB層といわれる理由と根拠

 

B層はB層を知らないと言いますが、本当です。なぜかといいますとメディアでB層を取り上げてしまうと目覚めてしまう可能性がありますのであまり積極的に取り上げません。

B層はB層のままいて欲しいのです。

テレビや新聞しか見ない人がB層を知らないのはこのためです。

 

自分で考えているようで実は誘導されているだけ

 

テレビでは、特に報道番組でMCとコメンテーターのやり取りの中でタレントなどがある議題や事件などについて質問や感想を述べていますが、これにもトリックが仕掛けられています。

 

仮にAという方向に視聴者を誘導したい場合、BやCという方向性があるにも関わらずBやCという方向に向かないようにさりげなくマイナスの印象を与えるのです。

 

そこで重要な役割を持つのが

「専門家」です。

 

あらゆる案をコメンテーターにあげさせておいて

 

それでは

「~専門家の方の話を聞いてみましょう」

 

この専門家はBやCは現実的でないとか、なんだかんだ理由を付けてAという方向に結論付ければ良い。

 

「楽な商売である」

 

はっきり言って専門家ほど怪しい職業はないと思うほど信用していない。

 

なぜなら、ほとんど現場を知らないような専門家が結論ありきで偉そうにあーでもないこーでもないといった結論を出している。

 

特に毎日のように出ている専門家なんてただの金儲けで

 

「たいした事言っていないし」

 

だらだらスポンサーの意向に沿っているだけの話である。

 

彼らの言い分があるとすれば局の意向に従って仕事をしただけ。なのである。どんなにおかしな事を言っていても仕事をまっとうしただけ、なのである。

 

こんな専門家の話を垂れ流したところで何の役にも立たないし聞くだけ時間の無駄ともいえる。

 

たまには唸るような結論を出して欲しいものだ。

 

B層の方はこのようなお約束のような茶番劇を疑うことなくインプットしてしまう。

 

恐怖を煽れば煽るほど思考停止し、何の解決策にもならない専門家の話を鵜呑みにする。

 

印象と肩書きだけで無条件に信じる事が問題であって、逆張りすれば良いというものではない。疑問に対する回答の内容が重要である。

 

ニュース番組にありがちなMCとタレント(コメンテーター)議題に上がっている内容は素人と専門家に意見を伺うスタイルが多い。

 

この構成が一番視聴者を誘導しやすい。

 

議題に対してコメンテーターがあれこれ質問するなかで「専門家」が例の如く登場する。

「真打ち登場」とばかりにコメンテーターがそれなりの知識というよりも、ほとんど理解できてないタレントを使うことでより一般視聴者に近いということで視聴率は稼げるし、専門家がより賢く印象付けることが出来、この印象操作によって専門家が言うことが正しいと思い込ませる事が可能で、思考停止した人を容易に誘導することが出来てしまう。

最近、この構成が異常に増えている。

 

不安を煽る→思考停止に陥る→感情誘導→解決策

 

この構図ばかりだ。ニュース番組がネットショッピング化していることに気付かなければいけない。

 

このパターンで極端な事を言うとまったく問題ない事柄をさも重大事件のように誘導し解決策を提示するという訳のわからない事も成立する。

 

不安を煽る刷り込みが足りないと視聴者は思考停止にはならない。

その場合、何度も何度も刷り込み報道を行い刷り込みが強ければ強いほど視聴者は思考停止する。

 

「どうすれば良いの?」と。。

 

この状態になればそれらしいことを専門家が言えば完全に信じ込んでしまう。

 

専門家といえど所詮1人の意見に過ぎない。これを理解していないとB層を脱することは出来ない。

 

専門家と呼ばれる人は番組が用意している。番組の意向に沿った人しか出演させないし、ポジショントークでしかない。

 

専門家=正しい

 

とは限らないのである。

 

B層は日本では6割以上に達すると言われている。過半数に達していることから他の層を無視してでもB層のみをターゲットにする理由はここにある。

 

他のデータでは8対2の法則という原理原則がある。

「多数派はアホである」

という有名な言葉があるが、あながち間違ってはいないと思う。
付け加えるならB層が多数派であった場合の極論ではある。