- 投稿
- 仕事・副業
コロナウィルス対策として中小零細、個人事業を含む事業者の持続化給付金ですが、1日に申請を済ませた人でも未だに入金がされてない現状があるようです。
1日に申請した人は5万件以上という発表がありましたが、申請番号から推測すると実際には1日の申請だけでも16万件程あったと分かる。
なぜ、これほど誤差があるかというと、基本的に公的な役所は17時で打ち切る性質を持っているが、今回WEB申請の為深夜12時迄続々申請者が増え続けた事が伺える。
また、振り込みの初日であった8日には2万3千件の振り込みがあったが11日(月曜日)の振り込みは2万7千件と4千件しか振り込まれてない計算になる。
8日のロケットスタートで2万3千件までは良かったが、4千件ペースで振り込みが行われるとすると11日迄に70万件の申請がされましたので果たして2週間で振り込みが完了されるのか疑問が残る。
さらに土日には振り込みはされないので予想よりも大幅に入金が遅れる事業者は多くなると予想される。
スピードを重視すればランダムに振り込みが最速?
この入金の遅さは固定費などの支払いが差し迫っている事業者からすれば死活問題である。8日に振り込まれるか月末に振り込まれるでは存続できるか否かに関わる。
そんな中不満が噴出しているのが1日に申請している若い番号を通り越して20万番台の申請者がすでに振り込まれていたり、数千番台や数百番台の方が振り込み完了していたり、いったい何を基準にして振り込みの順番を決めているのか?という問い合わせや苦情が多いという。
数百番台や数千番台の申請番号というのは1日でも午前中に申請が完了している。そんな人が未入金になっているので基準がどうなっているのか気になる人も多いと思います。
書類上の不備やミスなどがあればマイページに表示されると告知があったが不備を示すものはひとつもないとなると、まだ、審査すらされてない可能性が高いという。
尚更不安になるのも無理はない。1日に申請したということはそれより前に書類などを事前に準備しなければならないわけで、それが5日や6日に申請した人が先に入金されると言われれば不安は一層募るだけ。
今回、スピード重視とお達しがあったからこそランダムに振り込まれているとは思うが、結局振り込まれてない人には不公平さを感じてしまうようなやり方になってしまっている。
持続化給付金というのは自粛によってあるいはコロナの影響によって事業を継続させるものであるにも関わらず申請から1ヶ月も2ヶ月も掛かるようでは入金された時には事業を辞めた後になってしまう。
ランダムな入金方法とは?
今回スピードを重要視し、全体的に早く入金される事を選択した。
つまり、例えば100万人の申請者がいたとして順番に入金していくと3ヶ月掛かるが、ランダムに入金することで2ヶ月で全て入金出来るといったやり方になる。
全体的には早くなったとしても不透明さがあり、今どこの段階なのかさっぱり分からない。
・書類ではじかれているのか
・審査が終わって入金待ちなのか
自分がどういう状態なのか示すものが何もなく、マイページにログインしても何も変わっていないしメールで不備をお知らせが来ている人も最初こそいたが今は聞かない。
このランダムとはどういったシステムなのか?
AIなどでランダムにチェック、入金しているのではなく人の手で確認をして通ったものから入金されるというシステムだと思いますが、例えばチェックする人が50人いたとして、あなたは法人の1~200人までチェックしてね。あなたは個人事業の1000番~2000番までチェックしてね。などのように担当が割り振られている可能性が高い。
このやり方の問題点は人の手が加わる以上個人差が生まれてしまう事。例えばAさんが1万番台を割り振りされてBさんが3万番台を割り振られたとしたらBさんは処理能力が高くAさんは普段営業でこういった作業が不慣れだとすれば3万番台の人の方が圧倒的に早く入金される。
これがランダムにチェックしていく最大のデメリットになる。
だから、キリ番【1000番】とか【20000番】などの分かりやすい番号の申請者が入金が早いという噂もある。これはどこで切って、どこの数字を割り振りされているかにもよるが、10000万番台から20000番台を割り振られたら10000、10001、10002という順番でチェックしていくはずだからだ。
コロナ対策で後手後手にまわる政府の対応
一世帯辺り2枚のマスクを配布するという施策もいまだに各家庭に届いていない。今となってはドラッグストアーなどでマスクの供給が間に合いつつあるのが現状である。価格も落ち着きを取り戻している。この状況でアベノマスクが届いても必要でない家庭の方が多いだろう。
4月8日に緊急事態宣言が出されてから4月30日に補正予算が組まれるという遅さ。緊急事態宣言前に保証などの段取りを決めておらず状況を見ながら小出しに対策を打つというやり方は相変わらずだ。
諸外国の補償などの対策が数日で行われるのに対して、日本では2~3ヶ月掛かる。ほんとに同じ時代の政府なのかと疑いたくなるほど遅い。
文字通り緊急事態というのは緊急なわけだから、ほんの少しの対策の遅れが命取りになる。
8日のスタートダッシュはパフォーマンスだったのか
持続化給付金の振り込みが8日からスタートしたのですが、8日の初日に2万3千件の振り込みを完了したと発表されたが、土日を挟んで11日は合計2万7千件の振り込みが完了したと発表。
ん、、ちょっと待てよ。。
8日は2万3千件で
11日は4千件しか入金してない計算になる。
こんなペースで2週間で振り込みが完了出来るのか?
いやいや、物理的に不可能でしょう。
現在70万件の申請者がいる。今後も増え続けることは想像できるが、1日4千件程度の振り込みでは2週間どころか1ヶ月経っても振り込まれない。しかも土日や祝祭日は行われないため、実際に入金作業が行われるのは月に20日程度になる。
11日のように4千件程度しか振り込まないと月間でも
4000件×20日=8万件
8万件って。。
1日の申請者が16万と言われていますので1ヶ月経っても1日に申請した人数の半分しか処理出来ない計算になります。
どう考えても2週間で振り込まれる人の方が少ないでしょう。
もちろん、この業務に携わっている方は大変な労働だと思います。
しかし、それを指揮、統括する立場の人が人員を増やすなり何かしらスピードアップの対策を取らないと入金ペースは上がらないでしょう。