トラック運転手のメリットとデメリット

トラックドライバーの仕事はどの様なメリットとデメリットがあるのでしょうか?これからトラック運転手になりたい方の参考になれば幸いです!

 

上司のプレッシャーを感じる時間が少ない

 

上からの圧と言いますか?同じ事務所や場所で働いていると上司の視線を感じて何となくリラックス出来ない雰囲気ってありますよね。気が抜けないっていうか…。

 

トラックドライバーは一度トラックに乗れば上司の視線はないし、仕事さえきちんと終わらせれば問題はないので、そういう意味では管理されてる感は少ない業種と言えるでしょう。

 

上司の視線を気にしながら仕事をするのが苦手という人はトラック運転手に性格的には向いていると言えます。

 

逆に常に周りにしゃべる相手や、みんなと一緒に仕事がしたいと思う人はこの業種は選ばない方が良いかもしれません。

 

というのも、上司のプレッシャーは感じないがトラックに乗ればわりと孤独です。1人で黙々と仕事をこなせるタイプは結構向いています。

 

 

 

メリット

トラックドライバーの給料は学歴に左右されない

 

トラックの運転手は仕事内容はほぼ決まっており、それほどイレギュラーな事が少ないです。予想外の渋滞に巻き込まれるとかそういうものはありますけど、仕事的にはそういった事がすくなく安定しています。給料も大卒でも高卒でも高校中退でも一律である場合が多いでしょう。


 

自分の仕事が終わればその日は終了

 

基本的には自分の任された仕事が終われば1日の仕事は終わりです。変に時間を潰さなければならなかったりすることもなければ、他の人の手伝いをしなければならないといったこともないです。

そういった意味で仕事が終わればあとは自由時間(フリー)ですので比較的ゆっくりプライベートを楽しんでるドライバーは多いです。

 

中・長距離ドライバーは旅を楽しめる

 

旅と言っても現場に行く先々で、寄りながら仕事が出来る。例えば有名なパワースポットに寄っていくとか、その土地の有名なお店に寄る、人気ラーメン店に足を運ぶなど普段行こうと思ってもなかなか行けないところに仕事しながら行けるというメリットがあります。地元のルート配送だと難しいですが…。

 

デメリット

 

トラックドライバーは昇給やボーナスがほぼない

 

メリットの裏側がデメリットになります。入りたてでも学歴がなくてもそこそこの給料が貰える代わりに昇給もほぼありません。ですので何年たっても入った頃と給料が同じなんてザラです。少し基本給が上がる所もありますが、入りたての新人と勤続10年目の人もそんなに給料が変わらない事が多い業種です。

 

仕事が終わらなければ帰れない

 

これもメリットの裏はデメリットになります。1日の仕事量はきまっているが、渋滞や現場の状況によって予定通り終わらない事も少なくないです。終われば早くても帰れるし、終わらなければ終わるまで帰れない。シンプルですね。

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時間のプレッシャーは相当なもの

 

トラック業務は時間で区切られている場合がほとんどなので時間に間に合わない可能性があるときは相当精神的にプレッシャーが掛かります。道を間違えたり、工事渋滞、事故渋滞、意外に道路はイレギュラーな事が多いです。あと、雨が降ると不思議なほど車の流れが悪くなります。トラックは乗用車のように道の途中で気軽にUターン出来ませんので一度間違えると遠回りしなければならないので大変です。

 

トラック運転手は拘束時間が長い

 

これは基本的にですが、拘束時間は12時間とかザラにあると思います。長距離ドライバーは不規則になりますし、よく道の駅や駐車場の大きなコンビニで仮眠取ってるドライバーさんを見かけますが、長距離ドライバーの方が多いでしょう。日をまたいで配送してるので仮眠しないといけないわけです。

 

食費が他の仕事より掛かる

 

基本的に外にいるので地元の短距離ドライバー以外は弁当と水筒というわけいかないので、外食がメインになります。外食で各地の美味しいものが食べられますが、食費も掛かります。
あと、時間のプレッシャーなのか、大きなトラックを運転する緊張感なのか分かりませんが、やたら腹が減ります。
大して体を使ってる訳でもないんですが腹が減ります。その分食費も掛かります!

 

運転免許がなくなったら仕事が出来ません

 

トラック運転手、タクシー運転手、バスの運転手、運転手の仕事をしている人はみんなそうですけど、免許がなくなったら終わりです。仕事が出来なくなります。当たり前ですけどね。

 

トラック運転手といっても色々あります

 

短距離(ルート配送など)、中距離、長距離などあり、乗るトラックも、2t,4t,10t,ダンプカー,トレーラー,けん引など。大きなトラックは大型免許やトレーラーはけん引の免許が必要になります。

 

トラックの運転手の給料は高いのか

 

各会社によって多少上下しますが、月の月給だけで見れば概ね高めの給料と言えそうです。トラックの種類や大きさでも給料に違いがあり、大型やけん引の免許が必要な業務は普通のトラックよりも高めの給料になる。トラックなどの物流系は各会社にそれほど給料
に違いはなく、大体業務によって検討が付きやすいですが、細かい内容(ボーナス、昇給、業務内容)が違うため、採用担当者と色々話をして決めた方が良いでしょう。

 

大体の会社はボーナスや昇給がほとんどないので他の業種と比べる場合、年収で考える必要がありそうです。ボーナスがちゃんと出る会社ならそれは相当良い環境であると言えそうです。

 

まとめ

ネット環境の発達によって通販で購入する人が増え、宅配業界は人手不足です。求人を見ても随時募集している宅配業者も多いです。トラックドライバーだけではまかないきれず、外部業者による軽自動車(営業ナンバー)での配達、主婦の力を借りて短い時間での自転車配送などでなんとか回っているのが現状です。

 

 

日本の物流を支えるトラック運転手ですが、求人も他の業種よりは求人広告は多いと言えるでしょう。トラック運転手に必要な能力と言えば「集中力」になると思います。やはり転がすものが大きい分一瞬の気の緩みが大惨事を引き起こす事もあるので注意力、集中力は必要になるでしょう。あとは日頃の健康管理と時間が重要な業務だけに早め早めの行動が大事になります。