初日申請者がいまだに受け取れていない!?持続化給付金の実態

 

売り上げが大幅に落ち込んだ中小零細企業に支給される持続化給付金ですが、最短で8日から支給されているという事を盛んに言っているわけなんですが、100万件の申請者に対して2万7千人しか受け取れていない現実があります。

 

給付される条件に該当する企業や個人事業主は多い

申請は1日からスタートしていて特に初日は該当される企業や個人事業主の申し込みが殺到した。午前中からスタートした持続化給付金の申請は夕方には7万件、8万件となっていたのだからコロナウィルスの影響は計り知れない。

 

午後になると一時的にサーバーがダウンするなどトラブルもあったが日付が変わる0時頃には20万人近くの申請がされた。

 

その他マイページにログイン出来なかったり、エラーが表示されたりかなり初日は混乱がありました。しばらく時間を置いたりして何とか申請を終えた人が多いと思います。

 

何か聞きたい事があったり、確認したいことがあった場合コールセンターが設置されているのだが話中で一切繋がらない。


300回位電話してようやく繋がった話もあるので、もはやパンク状態であったと思う。

 

日本人はweb申請に慣れていないせいか「これで合っているのか、間違っていないか」など確認の問い合わせが多かったという。

 

こういった問い合わせは人によって状況が違うので長電話になりやすいんですよね。

それが現在では

 

「2週間経ったのに振り込まれない」

苦情に変わっていく。

確かにホームページにも記載があるが、申請から2週間程度で振り込まれると書かれている。

 

不備などがあればマイページを見れば不備内容が書かれているという事らしいのだが、入金はされてないし、不備の連絡もない。

 

いったいどうなっているのか?

 

という苦情や怒りがツイッターでもかなりやり取りが見られる。

そもそも人員が足りないのでは?

 

人手が足りない証拠に、8日からスタートした申請初日は2万3千件に振り込まれたと発表されたけど、11日にはわずか4000件しか振り込まれてない。

 

恐らく初日はGW(ゴールデンウィーク)返上で確認作業を貯めといて8日に一気に放出した可能性が高い。それがあって2万3千件である。

 

推測ではあるが、1日の処理能力は3000件や4000件ではないかと思う。トータルでは100万件を超える申請があり、とてもじゃないが申請から2週間で振り込みなど出来ないと思う。

 

最初に2週間という期間を設定したのですから、遅れるなら遅れるとアナウンスしないと困る人間が沢山いるはずである。

 

1日申請組がほとんど入金されていない怪現象

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申請された人には申請番号が振り分けられているのですが、これは申請された順番ですが、初日に申請を済ませた人の入金率が低く、だいぶ後に申請した人が入金されている事が波紋を呼んでいる。

 

申請した順番でやっていけば不備と入金が明確で分かりやすいと思うのだが、何故かランダムに入金がされるという謎の方法を取っている。

 

誰だって列に横入りされれば怒るものだ

このやり方が問題なのは、ランダムに審査や入金が行われるのは不公平だということ。2週間後に必要だから初日に申請したわけで、なのに後日申請した組にごぼう抜きされたのでは納得いかないだろう。

 

人の心を逆撫でするランダム方式は止めた方が良い

ランダムに審査や入金が行われるのはそれほどメリットがあるように思えない。担当者にまとめて割り振った方が早いといった考えなのかもしれないが、これでは申請者の不安をただ煽っているようにしか思えない。

 

申請順に審査入金していけば大体これくらいで入金されるなどおおよそ検討がつくので計画が立てられるが申請日関係なしに審査が行われるのはいかがなものか。

 

なかには2週間後に入金されると期待して支払いを待ってもらっている人もいるし、これが間に合わなければ倒産や破産といった人もSNSで散見された。

 

SNSなど使っていない世代もいるし、こういったギリギリの人はもっといると思う。

 

やってる感を出したがる現政権

 

もちろん中身が伴っていれば問題はないが、何かと形容詞だけが強調され空っぽ感が否めない。

 

「かつてない」

「過去に例をみない」

「最高レベルの」

「スピードを重視した」

「抜本的な」

「美しい日本」

 

・・・である。

 

当初2週間が8日に入金始めた事に期待に胸を膨らませただろう

実際には2週間経ってもほとんどの人が入金されていない。全体の8割は何の進展もない。

本当に困っている状況の中、期待させるだけさせておいて実際に振り込まれたのは一部だけでは大問題に発展するのは時間の問題である。

 

パフォーマンスを重視し、やってる感を演出。それをテレビなどがこぞって紹介し、

 

それを鵜呑みにして

 

「良くやってくれている」

 

と思う人が多くいる。

 

この国ではもう一歩踏み込んで監視するのが苦手なようだ。

現政権もこのようなパフォーマンスが効果があると分かっているからバカのひとつ覚えのように形容詞を連発する。

 

このような政権が幅をきかせて
いる以上、いざというときに、必要な時に支援が受けられない。

政治に関心を持たない(投票に行かない)というのは罪だということをコロナの一件で思い知った人は多いでしょう。