パニック障害の症状となりやすい人の傾向

パニック障害は完治する病気です!しかし、5年以上症状が長引いている方がいるのも事実。

パニック障害になりやすい方の傾向

 

1、他人の目が気になる
他人の目が気になりすぎて自分の言動を変えてしまう傾向がある
2、共感性が高い
人が困っていたり、傷ついたりした時に自分の事のように共感してしまう。
3、何事にも熱心にやる
学校行事や何らかの活動も、常に一生懸命
4、人が見えてるよりもずっと心配性
あれこれと気になりすぎて不安になりやすい

 

全体的にみるとピーンと意識が張り詰めていて休まるときがありません。ハンドルにも遊びが必要なように全力投球するときと抜くときを意識すれば改善されます。

 

共感性が高いというのは悪いことではありません。しかし、人の感情に意識が引っ張られ過ぎると自分を見失いやすくなります。

 

治りにくい方の特徴

 

パニック障害は精神的な障害ですので自分自身で治す努力をしないとなかなか治りづらい病気でもあります。つまり、依頼心が強すぎると長引く傾向にあります。

パニック障害を治すのは自分自身ということを忘れないようにしましょう。

 

パニック障害を克服するにはゆったりと構えること


 

不安が不安を連れてきて、さらにあらたな不安を連れて来るのがパニック障害なので
「来るな」「来るな」「来たらどうしよう」ではなく、、

「パニック、来るなら来い!」

 

「来たら来たで良いんじゃない!」程度に楽に構えて自分に自信を持つことです。

昔はパニック障害という言葉はありませんでしたし、情報もありませんでしたから大変でした。

 

現在では書籍も何種類もありますし、パニック障害の情報を集めようと思えば簡単に集まる環境です。自分自身で勉強することも大事です。

自分自身を客観視する能力を身に付けよう

 

自分を客観的に見て、さらに自己分析することで自分を知るという事につながります。

パニック障害の人は心が固まった状態、よって他の事を考える余裕が全くない状態といえるでしょう。その状態は非常に辛く、他の精神的疾患や依存性を併発されることもあります。

 

パニック障害のキーワードは恐怖です

 

そこには得体の知れない「恐怖」が存在し、絶えず不安を呼び寄せてしまっている。ですので、まずは固まってしまっている心の凝りをほぐしてあげることが必要です。

それには、大きく深呼吸してリラックスすることからはじめて、

 

パニック出てこいやー」
「一発かましたるでー」
「来たら来たでどうにでもなるでしょ」

 

というふうに最初はそんなふうに思えなくても

「言葉にすること」で徐々に気持ちが変化してくるはずです。

 

人間の脳はそんなに利口ではありません

 

人の脳は一度恐怖に支配されるとなかなか払拭できないばかりか、不安しかなくなります。そうすると「来ないでくれ、頼む」「倒れたらどうしよう」と凝り固まった精神状態になります。

自分で自分をがんじがらめにしている事に気付きましょう。

 

敢えて普段の気持ちと逆の事を言ってみる。強気な言葉を発することでそれを繰り返し行うことで気持ちも変化してきます。

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5回でも10回でも繰り返し発してみてください。

 

ありのままの自分を受け入れる

 

パニック障害などは基本的に真面目で固定観念が強い人がなりやすいです。

そのあまりに強い意識が本来の自分とかけ離れてしまい、自分に自信が持てなくなっていることが考えられます。

 

ありのままを受け入れる事を履き違えないようにしよう

 

ありのままの自分ですから、理想的な自分でもなければ、

他人の目によって作られたものでもありません。

繊細で傷つきやすいあなたをそのまま受け入れることです。

つまり弱い自分を受け入れるということ

 

・出来ない自分を受け入れる
・ダメダメな自分を受け入れる

 

パニック障害である自分を受け入れる

 

ゆったりとしたイメージも効果的です。ハンモックに乗っているイメージや風になびいてる葉っぱのイメージでも良いです。自然体で逆らわず風の力で揺れている、そんなイメージをしてみましょう。

 

自己分析してみよう

 

・自分に嘘をついていないか
・他人の顔色ばかり気にしていないか
・精神的に凄く無理してないか
・無理に良いところをみせようとしてないか

 

過去の自分も振り返ってみましょう

 

・あのときホントはこうしたかった
・実はこんなことがやりたい
・過去にこんなことで傷ついた
あのときなんともない振りしてたけどホントはハラワタ煮えくり返ってた…など
・本質から目をそらしていないか
・あの頃はのびのびやってたなぁ

 

など、良いことも悪いことも含め
振り返ってみましょう。

 

自己分析は少し精神的に辛い部分があるかもしれませんが、あなたが自信を取り戻すのに有効な手段です。触れたくない部分に触れることでそこが、あなたの恐怖、トラウマの根元かもしれませんし、そこを受け入れることで自信の回復に繋がります。

 

虫歯の歯を治療しない限り治らないのに、その周りの歯をケアすることばかりやってる。
これと同じ事をやっている人はいつまでたっても完治しません。

 

ですので、ありのままの自分をそのまま受け入れるということを意識して実践していただければと思います。

 

「どうにでもなりやがれ」
「死にゃしないさ」
「なんだっていいや」
「よ~し、来い!」

 

恐怖のイメージが凝り固まっているのがパニック障害の問題であるので強気な言葉を発することでイメージを変えてあげる必要があるわけです。言霊の力をお借りしよう。

今まであまりにも精神的に要求し過ぎ事に気付かされるでしょう。

不安であるイメージ⇔ゆったりリラックスしているイメージ

 

あなたが自由に気持ちをコントロールできるようになればイメージ戦略は

ほぼ成功しています。

 

あとは自分の気持を自身でコントロールする訓練を繰り返しイメージすることです。

 

まとめ

近年、パニック障害は多くの有名人でも公表されていますので認知されつつあると思います。パニック障害など自分自身の精神面のケアによって完治すると言われています。自己分析とイメージ戦略によって改善されることを祈っています。