納豆に酢をかけるだけで得られる劇的効果

納豆が体に良いことは誰しも知っていますが、酢をかけるだけで驚きの効果があるという。

 

ナットウキナーゼが高血圧の人に劇的効果をもたらす

 


納豆にはたんぱく質やイソフラボンなどの栄養素を含みますが、中でも「ナットウキナーゼ」という酵素に注目です。

 

ナットウキナーゼは他の食材にはない唯一の酵素で、納豆のネバネバの部分に含まれています。ナットウキナーゼは血栓を溶かす強力な作用があり、血栓の主成分に働きかけて溶かします。また、血栓を溶かす他の酵素にも働きかけて活性化させるので「血液がサラサラ」になる。血液をサラサラに保てば、血管内をスムーズに流れますので血圧が下がるという事になります。

 

酢納豆はダイエットにも適している!?

 

 

酢納豆は普段食べている納豆に酢をかけるだけで完成する簡単なものです。簡単だけど効果が抜群なのでジワジワと実践者が増えているダイエット法だそうです。

 

どこのご家庭でもお酢はあると思いますし、納豆は安くて栄養価の高い定番食材ですから、経済的に優しいダイエット法なんです。

 

お酢は調味料ですが、健康効果が高いことで知られています。お酢を納豆にかけると体に良い影響を与えます。

 

目の病気を改善する
酢納豆は血流が良くなりますから、血栓を溶かし、全身の血流を良くし、血管年齢を若返らせる事が出来ます。目の毛細血管にも血流が行き渡り、老眼、白内障、緑内障にも良いとされています。・納豆には食物繊維が豊富に含まれています。腸内環境を整えて便秘の改善に効果あります。ぽっこりお腹や糖質、脂質の吸収を抑える働きがあります。・納豆のネバネバ成分ナットウキナーゼとビタミンBは代謝を良くしますのでダイエットにも最適です。・お酢には高血糖を改善する働きがあります。高血糖状態になるとインスリンが分泌されて、体内に脂肪を作りますから、お酢にもダイエット効果があります。

 

普段納豆には付属のタレを使っていると思います。これをお酢に変える事でご飯がすすまなくなり、カロリー摂取を抑えることになるので結果的にダイエットに繋がります。やや強引な理屈ですがカロリーオーバーをしやすい方には効果があるでしょう。

 

もし、どうしてもお酢と納豆が味覚が合わないといった事でしたら、ぽん酢でも効果があるようですので代用しでも良いかもしれません。

 

酢納豆の作り方

納豆1パックに対して小さじ1杯のお酢を入れるだけです。※よくかき混ぜまぜるとより納豆菌が増えます。
※賞味期限ギリギリになるほど納豆菌が増えます

 

お酢の殺菌力で納豆菌が消滅するのでは?

 

納豆菌は酸に強く胃酸の強力な環境を通り越して体内に吸収されますので心配事いらないそうです。

 

注意点があります!いくら納豆が体に良いといっても過剰摂取は良くありません。

納豆1パックに含まれるたんぱく質は7gです。大豆イソフラボンの過剰摂取は体に良くないので注意しましょう。

 

1日に3パックの納豆を食べてしまうと大豆イソフラボンの上限を超えてしまいますので1パック、多くても2パック迄に抑えておきましょう。適量を摂取することが大事ですね。

 

・糖尿病
・高血圧
・狭心症

これらにも効果があります。

 

酢と納豆を合わせることで得られる効果

 

納豆にはカルシウムが豊富に含まれていますが酢を合わせることで吸収を助けてくれます。カルシウムには脂質の吸収を抑える働きがありますのでよりダイエット効果が得られるという事になります。

 

酢と納豆は単体でも健康効果が高いです。しかし、酢を単体で摂取するのは無理があります。あくまでも酢は調味料ですから。

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酢と納豆は単体でもダイエット向きの食材という事で知られています。酢を納豆にかけて混ぜると食感が「フワトロ」になるといわれています。この食感が好きな人は続けやすいでしょう。

 

しかし、中には酢の酸っぱさが嫌だという人がいるのも事実、納豆は納豆のタレが一番という方もいらっしゃいますので、そこはご自身の好みで選択されたほうが良いのかなと思います。

 

いくら体に良くても、美味しく感じなければ続かないものです。単体で食べても十分健康効果はあります。味覚だけは個人差がありますからどうすることも出来ません・・・

 

納豆の食べ過ぎると考えられる副作用

 

※もちろん、1日1パック~2パックであれば問題ありません。

 

納豆を多く食べるとおならが臭くなる!?

納豆を食べると便通が良くなったり、おならが良く出るようになりますが腸内で分解されてにおいがなくなりますが、おならが臭くなる事があります。

納豆菌は善玉菌の一種なので、腸の中で食品を分解するのでおならのにおいはなくなります。

 

しかし、納豆菌ではなく悪玉菌が腸に入った納豆のたんぱく質を分解して臭いおならを発生させます。これに関しては納豆以外のたんぱく質であっても臭くなるので相関関係はありません。この場合、元々腸内にいた悪玉菌が原因なので善玉菌を増やす努力をした方が良いですね。

 

納豆を沢山食べると体臭が匂うのではないか

確かに納豆は臭いですからね。でも、むしろ腸内環境が良くなり老廃物が排出されるので体臭がなくなると考えられています。食べ物の匂いの成分は体内で分解され、肝臓で代謝されて尿として排出されます。このような流れから尿が納豆臭くなることはありえます。

それと常に納豆が胃にたまっていれば逆流性の口臭となって納豆臭い息になってしまうことはあります。

納豆を食べ過ぎると整理不順になる

これは、納豆に含まれる大豆イソフラボンが女性ホルモンに似た分子構造を持っていますが、2種類ある女性ホルモンのうちエストロゲンに似た働きをするのが大豆イソフラボンなので、もうひとつの女性ホルモンブロゲステロンが優位である必要があり、大豆イソフラボンを過剰摂取するとホルモンバランスが崩れて整理不順を引き起こすことが考えられます。

 

納豆の食べ過ぎると腹痛や下痢になる!?

この場合、2つの原因が考えられます。1つはセレンの過剰摂取です。セレンは食べ過ぎると脱毛、爪の変形、嘔吐、頭痛、しびれなどの症状を引き起こす事があります。もう1つは発酵食品は本来胃に優しく消化も良いので腹痛や下痢は起こりづらいのですが、普段発酵食品を食べていない人が急に食べ始めると、発酵と腐敗は紙一重のようなものなので、免疫機能が勘違いを起こし納豆を排出しようとする可能性が考えられます。ですので急に食べずに少しずつ鳴らしていきましょう。

 

納豆の過剰摂取は痛風になる

痛風はプリン体の過剰摂取によって発症しますが、納豆は意外にプリン体が多く含まれています。ですので納豆を食べ過ぎると痛風になります。痛風患者のプリン体摂取量は400gで納豆は100gあたり113g含まれています。納豆を8パック毎日食べ続けたら痛風になるでしょう。

 

抗血栓薬ワリファリンを飲んでいる方は注意が必要です

せっかく血栓を抑える為に薬を飲んでいるのに納豆に含むビタミンKが薬の効果を弱めるため血栓が出来やすくなってしまいます。納豆を食べてしばらくは納豆菌が生きているため抗血栓薬の服用は控えるようにしましょう。抗血栓薬を処方するときには事前に説明があるので、必ずそれを守るようにしましょう。

 

総評

酢と納豆なんて昔から食卓に並んでいたものなのに、今までこの組み合わせに気づかなかったのが不思議です。健康効果があるのでまずは試してみましょう。お口に合えば毎日1パック食べてもいいですね。でも、食べすぎには要注意!体に良いからと言って沢山食べていいというものではありません。過剰摂取は思わぬ副作用が出たりしますのでバランスが大事ということでしょう。