ブロッコリーを食べると得られる健康効果とは
・カリウム
・βカロチン
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・ビタミンC
・ビタミンK
・水溶性食物繊維
・不溶性食物繊維

 

栄養素は密集したつぼみに開花させるための栄養素が詰め込まれています。中でもビタミンCは野菜の中でもトップクラスの含有量です。

 

ブロッコリーを食べると得られる効果

 

・ガン抑制効果


ブロッコリーの効能の中で注目されているのが、ガンの抑制効果です。スルフォラファンという成分は100g中12g含有していますが、この強い解毒作用がガン細胞の関わりが指摘されている活性酸素を排出してくれます。

 

私達にとって活性酸素は結構やっかいで、体内で増えていくと遺伝子を変質させ、がん細胞に変化させたり老化を早めたり悪影響を及ぼす事がわかっています。

 

ブロッコリーに含まれるルテインやケセルチンは、体に害を及ぼす原因である活性酸素を除去してくれます。

 

ブロッコリー成分における動脈硬化予防の効果

がんと同じように動脈硬化も活性酸素が悪影響を及ぼしていると言われています。活性酸素がコレステロールを酸化させ、血管に付着する事で動脈硬化が起こります。

「ルテイン」「ケセルチン」「βカロチン」「ビタミンC」は動脈硬化予防になります。

 

動脈硬化に効果的な2つの成分

ブロッコリーには血中コレステロールを減らすフィトステロールが含まれています。

血中のカルシウム付着を防いでくれるビタミンKも含まれています。

 

便秘予防効果

 

ブロッコリーは食物繊維が豊富に含まれています。水溶性食物繊維と不溶性食物繊維のバランスが良いので便秘に効果的です。

 

水溶性食物繊維ですが、腸内で水分を吸収して膨らみ腸を刺激して排便を促します。軟らかい便が出やすいのが特徴です。

 

一方、不溶性食物繊維は老廃物やコレステロールを吸着しながら便を増やしていき排便を促していきます。

 

水溶性食物繊維と不溶性食物繊維のバランスが良いことが重要で、このことからブロッコリーは他の食物繊維を含む野菜よりも、便秘改善効果が高いと言われています。

 

糖尿病予防効果

 

糖尿病は食後、急激に上がった血糖値を下げる役割であるインスリンが出ない、又は分泌量が少ないことで起こります。

 

通常であれば上がった血糖値をインスリンが分泌されて下がるんですが、糖尿病になるとインスリンが出ない為、血糖値が下がりませんので上がったままです。

ブロッコリーには、インスリンの分泌を促進するのがクロムと呼ばれる微量成分です。普段からブロッコリーを食べていれば糖尿病の予防になります。

 

ダイエット効果

 

このクロムという成分はインスリンに働きかけ糖質・たんぱく質・脂質の代謝を促す作用があります。

 

糖質は代謝によってエネルギー源になり消費されますが、エネルギーとして変換されなかった分は脂肪として体内に蓄積されます。

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クロムという成分が代謝を促しますので、脂肪を体内に蓄積することを抑制してくれます。

 

むくみ防止

 

細胞内の水分がうまく排出されないことによって起きるむくみですが、これが続くと水太りになります。ブロッコリーに含まれるカリウムという成分は体内の余分な塩分を排出しますのでむくみに効果があります。

 

デトックス効果

 

ブロッコリーに含まれるスルフォラファンという成分は、解毒作用をもつ酵素の生成を促します。体内に蓄積された老廃物や有害物質を排出しますのでデトックス効果が期待出来ます。

 

美肌に効果が高いブロッコリー

 

ビタミンCは肌の土台を作るコラーゲンの生成を促し、シワやたるみの対策になります。

ビタミンAは皮膚や粘膜の保護に役立ちますので肌荒れを予防します。

 

 

スルフォラファンはメラニンの生成を抑制するのでシミ対策になります。

マウスを使った実験では61%の皮膚のガン細胞が抑制されました。

βカロチンとビタミンCは2つ合わさることで活性酸素を除去し

がん細胞を抑制します。

 

・老化防止
・動脈硬化予防
・便秘予防
・糖尿病予防
・皮膚粘膜の保護
・皮膚の免疫力強化

 

ブロッコリーは虫だらけ?

 

 

人にとってはメリットの多い野菜ですが、注意すべき点があります。それは虫です。

ブロッコリーは他の野菜に比べ虫が沸きやすいといわれています。それは見た目にもわかるように葉の部分が細かく広がっています。

 

キャベツやレタスのような葉ものであれば虫を見つけやすいので取り除き易いですが、ブロッコリーだとそうもいきません。

 

あの細かい中に所狭しと無数の虫が生息している事があります。まさに虫にとっては楽園と言えます。

 

パッと見て虫を見つける事は困難なので気付かずに食べてしまうこともあります。

ブロッコリーは生で食べず、必ず茹でてから食べることを心掛けましょう。

 

虫が大量に入り込むのは無農薬のブロッコリーです。店によっては、虫対策として水に30分ほど浸け置きして販売するところもありますが、とれたまま何もせずに販売する店もあるので茹でた方が間違いないですね。

 

農薬を沢山使って育ったブロッコリーは虫も付きませんが、体の事を考えたら無農薬の方が良いです。虫が一匹もいない野菜は綺麗ですが人間にとっても害があるわけです。

 

総評

抗がん作用や動脈硬化防止など健康に効果的なイメージですが、ブロッコリーは美容効果も高い野菜です。ブロッコリーは独特の歯ごたえがあり美味しいです。また、いろんな食べ方があるので色々な料理に使うことが出来ます。

 

 

茹でてそのまま食べてもいいですし、シチューに入れても美味しいですね。

お肉の付け合せとしても使えます。食べるだけで健康や美容に効果があるので是非取り入れたい食品の1つですね。