眠りに付いてからまもなく謎の破裂音・炸裂音を聞く事があるという。しかし、みんながみんな経験する事ではないという。
これは、他人には聞こえない自分だけに聞こえる音なので、非常に不安に感じる方もいると思いますが、心配する必要はないようです。
世の中には不思議な病気があるものだが、非常に稀な症状であることは間違いないようです。
寝落ちする前後に物凄い爆発音がするわけですから、ビックリしない人はいないと思います。
「何か危険な病気に掛かったのではないか?」
「脳の血管がブチ切れたのではないか?」
色々マイナスに考えてしまいますが、実際のところどうなのでしょうか?
危険な病気なのか?何が原因なのか?
また、この病気と勘違いする破裂音についても紹介していきます。
脳内爆発音症候群というのは
眠りについた直後に近所で爆発したかのような破裂音がして、ビックリして飛び起きたという経験がある人がいます。
珍しい奇病ですが、経験したことがない人にはなかなか理解されないでしょうね。
この症状に掛かる人は寝落ち直前によく起こり、疲れているときに爆発音がしやすいそうです。
爆発の音は人によって違う
・火山が爆発したような「ドカーン!」
・何かが破裂したような「パーン」
・何かが衝突したような「ガッシャーン!」
非常に大きい音に感じてびっくりします。「自分の頭大丈夫かな?」って心配になります。この音は他の人には一切聞こえませんので、ますます不安になりますが特に心配をする必要はないそうです。また、痛みを伴うこともないそうです。
自分の頭の血管が破裂したわけではなく、精神的な病気でストレスが原因と言われています。特に日常生活に支障はなく、時と共に症状はなくなるそうです。
この症状はしっかり名前が付いていて、頭内爆発症候群
Exploding Head Syndrome
略してEHSと呼ばれています。
もうひとつが、脳内の処理が誤作動を起こしていることもあります。頭内爆発症候群は起きているときには症状がなく、かならず寝落ちの瞬間に症状が現れることから、起きてる時と睡眠の切り替わりが上手く出来ていない可能性もあります。
寝ている最中に体がピクピク動く事ってありますよね。
脳内でこれと同じことが起きてる場合もあります。
世界的に見ても、頭内爆発症候群が大きな病気に発展したという前例はないということなので安心していいという事です。
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老若男女どの年代でも発症し、特に50代が多いという。男女比で言えば
男25%女75%という統計があります。
放っておけば症状はなくなる
頭内爆発症候群は1年前後で症状は少なくなり、次第に直るそうです。ですので、無害で安全なものという事が理解出来れば特に治療は必要ないそうです。
心配する必要がない病気である
頭内爆発症候群は無害であり、心配無用の病気であると理解することが何より大事です。
必要以上の心配をして、違うストレスを抱え込む事もありませんし、気になって眠れなくなるという事は逆に良くないので安心安全と思うことが大事です。
この症状と間違うこともある破裂音
部屋の中で破裂音がする事もある。心当たりがなければ不安になるかもしれませんが、原因は意外にも「乾電池」「ボタン電池」「コンデンサ」などです。
電池などは使ってなくても、裸で置いておくだけで劣化します。それをそのまま放置し続ければそのうち破裂します。この場合「パンッ!」と乾いた音がするのが特徴です。
コンデンサも劣化しやすいものです。寿命に近付いたり、激しく劣化すれば破裂します。パソコンや家電製品にはコンデンサが多用されていますので、破裂音の原因は家電のコンデンサという事も多いです。
コンデンサが破裂すると中の液が漏れだして、それが基板の腐食の原因になります。コンデンサも色んなところに使われていますので破裂しても操作の影響がないコンデンサならそのまま動作することもありますが、保証期間中なら見てもらった方が安心ですね。
使い終わった電池を捨てようと、まとめて(数十個)置いておくと数日に一回の頻度で破裂音がします。危険ですので次の不燃ごみの日に捨てましょう。
この破裂音は誰か他に人がいれば同じように聞こえます。この場合、頭内爆発症候群ではございませんのでご心配なく。
まとめ
頭内爆発症候群について紹介しましたが、いかがだったでしょうか?経験した人もいるかもしれませんが、心配は一切いらないという事はご理解頂けたと思います。
この事を知らないで頭内爆発音症候群になったら、パニクるのが普通だと思います。
「頭の中の何かが破裂したかもしれない!?」
「大変な病気に掛かったかもしれない!?」と。。
無害なので安心という事ですが、びっくりさせる病気ですよね。
頭から爆発音ですから…
心臓に良くないですよ。
ただ、この病気を知れば無駄に心配する必要がないこともわかりますし、急いで病院に駆け込むこともないですし、「ああ、あの症状か…」と冷静に受け止められると思います。