- 投稿 2019/02/25 更新
- 健康・美容
あなたの体調不良の原因になってる可能性のあるグルテンについて掘り下げていこうと思います。
小麦(グルテン)をやめれば病気が治る
うつ、糖尿病、頭痛、アトピー、自己免疫疾患(リウマチなど免疫が暴走してしまう疾患)、下痢、便秘、慢性疲労、不妊、肥満、認知症、自閉症、集中力が持続しないなどであった場合グルテンフリーを3週間程実践することで改善される場合がある。
グルテンという文字が独り歩きしてグルテンフリーダイエットなどといった、痩せることが目的の健康法といった認識が広まりつつありますが、そういった間違った解釈でなく小麦が様々な問題を引き起こす要因となっている事をしっかりと覚えておく必要があります。
小麦は我々日本人にも数多くの食材で使われています。
ラーメン、パスタ、パン、うどん、ピザなど好きな人が多いのも特徴です。しかし、私達にとってもっとも問題を引き起こす食材であることは知られていないです。
なぜならこういった疾患は小麦があなたの体内で悪さをしている可能性が高いからです。
グルテンフリーを実践して世界一になったジョコビッチなどが書籍を出してますし、グルテンに関する情報はいまやどこでも手に入るので自分も当てはまるかも、と感じた方は是非グルテンというものはどういうものなのか?なぜ体調不良になるのか?改善させる為には何をすれば良いのか?このあたりを知っていただければ良いと思います。
グルテンフリーを実践する際には流行りや何となくではなく正しく理解した上で行う事で目的が生まれ続けやすいでしょう。
なぜ、グルテン(小麦)が体に良くないのか?
小麦が私達の身体に最も炎症を起こしやすい食材であるということ
グルテンが抱える大きな問題は3つ
小麦に含まれるたんぱく質はラテン語でグル―(接着剤)と呼ばれる粘着性が高いたんぱく質。その成分の中にグルテリンとグリアジンの2つのたんぱく質に分けられる。しかし、人間にはこれら2つのたんぱく質を分解する消化酵素が備わっていないことがわかりました。すると消化しきれないたんぱく質を体内では免疫が身体にとって有害な菌などと一緒で敵だと認識され免疫が反応して攻撃しますので、それが炎症を起こしてしまう原因になる。
また、これらの未消化のたんぱく質が新たな物質を生成し、その生成された物質が腸壁に隙間をいくつも作ってしまいます。つまり腸壁に穴が空いてしまいその穴から本来外に出てはいけないバクテリアやグルテンなどのたんぱく質など体にとって毒であるものが腸から入ってしまう。さらに腸壁から入った毒物が最終的には血液として体中を循環することになります。そうすると体中の免疫が反応し暴走を始めます。これが1つの大きな問題「リーキーガット」というものです。
ラーメンなどが代表的ですがグルテンには中毒性を促す物質が生成され多幸感を得ることが出来ます。それによってどんどん食べてしまう。繰り返し継続して食べる事によって常習性が生まれ、いよいよ炎症体質になってしまう。我々人間にとって最も身近な食べ物が多いですが、美味しさと引き換えに実は小麦によって体の内部では悲鳴をあげているかもしれません。
いつも体の調子が悪いのはグルテンが原因かもしれない
全ての体調不良=グルテンとはなりませんが、原因がよく分からない体調の悪さの場合、小麦を食生活から抜いてしまうことをオススメします。
3週間程度の期間、グルテンを抜いてみて様子を見る。体調が今までに比べ改善を感じたら原因不明の体調不良は小麦だった可能性が高いです。
グルテンを3週間程抜いてから、ちょっと、グルテンを1食食べてみて、翌日の体調変化を見てみましょう。
グルテンフリーを実践する必要があるかはグルテンの抗体を持っているかどうか
グルテンフリーを実践して4週目にグルテン食材を食べてみましょう。それによってグルテン抗体を持っているかどうかが分かるからです。グルテンフリーを実践していた状態からグルテン食材を食べると翌日大きな変化があるはずです。
鼻水が出たりくしゃみが出たり、頭がぼーっとする、湿疹が出たり何かしら変化があれば今までの体調不良は小麦が原因である可能性が高いので更にグルテンフリーを1年以上続けていってもらう。何の変化もなければグルテン抗体を持っているということになります。そういう方はほどほどに食べて頂ければと思います。
グルテン抗体を持っている方でも人間にはグルテンを消化する酵素がないわけですので、腸壁に穴が空いて免疫が暴走する可能性があるので小麦はほどほどに食べるということを守って楽しく食事しましょう。
グルテンが良くない理由として中毒性があります
パンやパスタなどのグルテン食は中毒性が指摘されています。いくらでもあれば食べられてしまうものです。消化が悪いのではなくて消化出来ないものがグルテンなので注意する必要があります。
普段の生活にグルテンを排除すれば体調良好でいられる
体調不良の原因であるグルテンを普段の食生活で食べなければ健康でいられます。簡単な事ですね。
しかし、たまに小麦食材も食べたいですよね。ラーメンが食べたい、パスタが食べたい、モチモチのあのパンを食べたいなどあると思いますので、グルテンによる症状が重い方はやめた方が良いですが、症状が軽い人はたまには良いと思います。
グルテンフリーとは何?
グルテンを除いた食事方法です。実際に慢性的な体調不良を訴えていた方がグルテンを抜いた食生活に変えることで劇的に症状が良くなったという報告もあります。体調不良があるということは何かしら体内からのシグナルであり、それを知る事が重要であると言うことですね。
ネット上や様々な媒体でグルテン情報が多数ありますが、その中には間違った情報も飛び交っているのが実情です、結局のところ本人が正しく理解して取り入れてみて体調が良くなって原因が分かればそれで良いわけで、外野がとやかく言うことではありません。
なぜ、このようなことになると考えてみますと、そのような情報が飛び交うと死活問題に発展する方々がいらっしゃるからだと推測することが出来ます。
まとめ
小麦は我々の食生活には欠かせないくらい美味しくて好んで食べているものが多いですね。でも、人には美味しいものを食べたいという「食欲」がありますから、グルテンフリーを実践する際には小麦以外の食材で美味しく食べられるものをより多く見つける事がグルテンフリーを長く続けられる肝であると感じています。