空気の読めない人の特徴7つ

KY(ケーワイ)と呼ばれる場の空気が読めない人がいます。特に思いやりがないとか、心がない冷たい人、というわけではないのですが、何故か意志の疎通が上手く行かない、言動がズレてる。そんな人の特徴を見ていきましょう。

 

空気が読めない人のすべてに当てはまるのではなく、KYな人にもタイプがあります。人の話は聞かないけど、言っちゃいけないことは言わないなど、すべて当てはまるのがKYではなく、分かりやすい特徴として理解してもらえればと思います。

人の話を聞かない
どこでも声がでかい
声が大きいのは、悪いことではないですが、ボリュームの調節が出来ないタイプが多い。
人の悪口が多い
口を開けば人の悪口では、聞いてる方は「またか」と思われているでしょう。また、聞いてる人の友達であったり、知り合いの場合、気分が悪くなるでしょう。その辺りの考えが及ばないのがKY人間たる所以なのかもしれません。
とにかくマイペース
人に合わせるという感覚が薄いため、周りの人は常に合わせないといけない。
自分に少しでも都合が悪いと機嫌が悪くなる
自分の考え方と人の考えが違うという事が理解出来ない。人の考え方はそれぞれで、自分の考え方以外は存在しないというスタンスでは、相手はストレス以外なにもないでしょう。

他人との距離感が掴めない

言っちゃいけない事をいってしまう

これも、悪気がないので余計に質が悪いところがあります。前もって「絶対に言わないで」と言っとけば言わないですが、空気を呼んで言わないという事がないので、周りは面倒臭くなってしまうでしょう。そのうち事務的なこと以外しゃべらなくなります。

 


人間関係は絶妙なバランスで成り立っており、上司、同僚、親友、家族、友人、知人、取引先、顧客などの線引きが上手く出来ず、距離感がおかしい場合が多い。

 

これらの特徴はコミュニケーション障害に近いのかもしれませんが、多少意識すれば改善できそうなものですが、なかなか難しいようです。

 

KYの人は周りの雰囲気を悪くすることが多いです。そんな事が続くと周りから冷ややかな目で見られたり、距離を置かれてしまう可能性があります。

 

なぜ、そうなるかと言えば、周りの人はKY人間と接触すると、ストレスを与えられるからです。本人に悪気はまったくないのですが、悪気がないのが余計に質が悪い。

悪い空気にさせていることに、気づかない、感じることが出来ないところがあります。

 

空気が読めない人は自分がKY発言して、周りが引いてるのに、その事自体に気付いていない。KYな事をしたこと自体気付いていない。これが大きな特徴です。

 

KY発言に自分自身が気付く事さえできれば、次は「言わないようにしよう」「謝ろう」「反省する」など気付くことによって対処方法がありますが、KY発言に気付かない、周りがドン引きしていることに気が付かないことが大きな問題です。

 

 

空気が読めない人の原因

 

高すぎる自尊心があると、自分に対するイメージが最優先になりますので、周りが見えなくなりやすいです。自己のプライドを守る事しか関心がないので、結果、空気を読まない発言をしてしまう。この場合、まったく空気が読めない訳ではないので、歳と共にKYじゃなくなる人もいます。

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他人に厳しく自分に甘い

これも、空気が読めない人の特徴ですが、「自分は正しい」「間違っていない」という意識が強すぎて、人の失敗はどんな小さな事でも上から目線で指摘をします。

 

メールでのやり取りはKYが浮き彫りに


そもそも、人に関心がないのか、読む気がないのか、文をちゃんと読んでない事が多いです。冒頭の1行目しか見ていないような返信をしてきます。メールではイメージを説明するのは難しく意志の疎通ができないので、このタイプの人に自分の言ってることを理解してもらおうとしたら、一つ一つ説明しなければならないので、骨が折れる作業になります。少々複雑な内容の場合はメールでなく対面で伝えましょう。

 

KYな人は他者不在である

空気が読めない人に共通性があることは、他者不在ということです。現実的にはあなたがいて私がいるわけですが、それは見えてる部分の話で、空気が読めない人感覚では他人が見えてません。

自分では面白い奴だと思っている

ボケてる訳ではないのに、いきなり突っ込んでみたり、自分を面白い奴だと思っている。状況判断がなく、その場の勢いだけで突っ込んだりするので、正直、面白くありません。

 

KY=勘違い人間を指摘するのは難しい

空気が読めない人にKY発言を指摘するのは、結構難しいです。言い方によってはいじけてしまったり、殻に閉じこもってしまったりと面倒臭い事になる可能性もあります。

 

周囲と自分の評価がかけ離れている

空気が読めない人は、自信家が多く、周囲がドン引きしようが、冷ややかな目で見られようが、気にすることは一切なく、自分の発言に対する自己評価が高いです。

 

空気が読めない人の対処法

 

空気が読める人と同じように考えれば、イライラしたり、もどかしく感じたりしますので、空気が読めない人に色々期待することはせず、付かず離れずの距離を保ちながら、関わる事があれば先回りして、対応したりすれば問題は起きづらいでしょう。

 

「元々そういう人」というスタンスであれば、頭にくることも少ないでしょう。基本的に空気が読めない人は、まったく気が利かないので、気にするだけ時間の無駄と諦めましょう。

 

空気が読めないとジリジリと居場所をなくす

 

 

自分を勘違いしているだけに、他人を過小評価していますので、ズレまくった発言で次第に距離を置かれてしまう。他人を軽く見た、ある意味自業自得でもあるのですが、本人も理由はわからないが、何かその場に居辛いということは感じることは出来るようです。

 

KYな人の中に稀に偉大な人物が生まれる

空気が読むという神経が備わっていない代わりに、大業を成し遂げる才能を持った人がいます。普通の人とは明らかに違った雰囲気や言動から、実力とともにカリスマ的なオーラを持った人がいます。

 

空気を読みすぎる現代人

まったく空気が読めないというのは問題ですが、空気を読みすぎる人もいます。

このような人は目まぐるしいスピードで動く現代社会ではパワー不足です。

やはり、バランス感覚というものが現代社会では必要なようです。

 

 

総評

人の気持ちが理解できない、場の空気が読めない人は周りの人に面倒臭く思われているでしょう。人間関係にもよりますが、長い付き合いになればなるほど、持ちつ持たれつの関係に落ち着きます。KY人間はアスペルガー症候群と似た部分が見受けられます。

気になる人は、一度ちゃんと診てもらった方が良いかも知れません。

 

障害という事であれば空気が読めないというのは、仕方のない部分でもあり、周りの人の理解も必要になってきます。会社や本人にとってリスクになる仕事内容であれば、業務内容を変更してもらうなど、対応してもらえばやりやすくなるでしょう。