コンビニチェーンのオーナーになるにはどうしたら良いのか?

コンビニチェーン加盟店オーナーになりたいと考えているならば

一般的に本部で募集を行っている。

 

本部に直接問い合わせるかネットでも募集している。

まずは、気になるコンビニの資料をいくつか取り寄せてから、説明会という流れになると思います。気になるのは加盟金やロイヤリティーなどの部分だと思いますので

参考にしていただければと思います。

 

代表的なコンビニチェーン店

・セブンイレブン(20,600店)
・ファミリーマート(16,660店)
・ローソン(13,992店)

 

 

※この記事では店舗を本部に用意してもらうBのタイプで進めていきます。

店舗を自分で用意するAのタイプとは若干開業資金など違う部分がありますが流れはほぼ同じです。

Aタイプは自分で店舗を用意するBタイプは本部が店舗を用意する

 

セブンイレブン

加盟料 A B
研修費 50万円 50万円
開店準備手数料 50万円 100万円
開店時出資金 150万円 150万円
合計 250万 300万

 

 

 

ロイヤリティ
売り上げ総利益 チャージ率
250万以下 56%
250~400 66%
400~550 71%
550万以上 76%

※現在は1%の減額処置が取られている

 


 

ファミリーマート

A B
加盟金 50万円 50万円
開業準備手数料 50万円 50万円
元入金 150万円 150万
合計 250万 250万

 

 

ロイヤリティ A B
250万円未満 52% 59%
250万~350万 42% 63%
350万円以上  39%  69%

 

ローソン

A B
加盟金 50万円 50万円
開業準備手数料 50万円 50万円
合計 100万 100万

 

 

ロイヤリティ B A
300万円以下 45% 41%
300~450万円 70% 36%
450万円以上 60% 69%
600万超え / 21%

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有名なのがこの3社ですが、コンビニ加盟店を募っている会社は他にもあります。

この3社の中ではローソンの加盟金の安さが目立ちますが資料などを取り寄せて

よく吟味する必要があるでしょう。

・ミニストップ(2,237店)・デイリーヤマザキ( 1,553店)

・NEWDAYS(1,427店)

・セイコーマート(1,193店)

・ポプラ(461店)

 

コンビニ加盟店オーナーになる方法はほとんど変わらないので情報が多いこの3社を比較してみましたが、各店舗どんな条件なのか見てから判断されるのがベターだと想います。

 

セブンイレブンは昭和の成功モデルとして業界を引っ張ってきましたが、時代の流れやお客さんのニーズ、また、そこで働く人の状況など様々な形で変革期に差し掛かっていると言えます。今までと同じやり方では通用しなくなる時代がすぐそこまで来ている。コンビニチェーン店の強みはなんと言っても知名度とネームバリュー。
これは大手であればあるほど知らない人はいないほど知名度がある。

 

コンビニチェーン店のオーナーに必要な能力は何か

 

仕事そのものは慣れてくればどのような人でもこなせるように

パッケージ化されている。しかし、作業量は意外に多岐にわたり

幅が広いのが特徴だ。加盟店オーナーとなればすべての業務を早くこなせる

技量と理解が必要だ。この能力はやる気と努力で補える内容になっている。

 

いちばん重要なことは従業員のオペレーション能力というのはよく言われていることだ。

24時間365日、店を回さないといけないのでシフト管理や人材育成が重要になってくる。

アルバイトをどの時間帯にも配置して、ある時間帯だけが少なすぎても

多すぎても駄目なわけです。

 

人材が育つまではオーナーのやることは多い

 

アルバイトに仕事を教える・商品の発注・商品の受注・在庫確認・品出し

・補充・宅配物の受け取り・公共料金・シフト管理その他

 

どこのコンビニチェーン店のオーナーが良いのか

 

いくらパッケージ化されていて、やることが同じでも性格の違いや資質に差があるのは

どこの会社でもよくあること。自分の目的や相性のいいコンビニチェーンを選ぶことが大事になってきます。

 

納得行くまで本部と話し合うのが成功の秘訣

 

ロイヤリティの率だけで決めてしまったり、わからない部分がたくさんあるのに

決めてしまうと、あとになってそんなはずではなかった・・となるので

納得行くまで質問して疑問になっているところをすべて聞く必要がある。

 

店舗経営はそんなに甘くはない

 

会社に就職するような感覚で加盟店オーナーになると失敗する可能性がある。

バイトが風邪で休めば替わりの人を探す必要があるし誰もいなければ

オーナー自身が店に立つ必要がある。しかし、実際に大きく成功して何店舗も運営して大きく稼いでいる人もいるし、残念ながら閉業している人もいる。

 

それはどこの世界でも同じ。成功を目指すなら成功してる人は

どんな考え方を持っているのか?どんなビジョンを持っているのか?

どのようなシフト管理しているのか?どのような教え方をしているのか?

成功者に学ぶのが成功に近づくのは間違いないです。

 

成功している人はそれなりに工夫をしているし、システム化されている中で

最大限に売上を上げるような努力はしていると思う。

 

 

他の業界に比べれば恵まれているコンビニ業界

 

この辺りは賛否両論あると思うが起業して10年後には

1割も残っていないと言われる中で最新の人気商品を

絶えず扱えることができ、商品開発やポップなどは

自分で用意する必要がないのであとはどのように運営

展開していくのかは加盟店オーナーの腕といったところ。

 

加盟店の立地は集客を見込める場所

 

本部は店舗の立地を重要視してある程度集客を見込める立地のデータベースを持っており、この売り上げであれば客が集まるという場所に新規出店をする。

コンビニは今や役所のような機能を持っている

24時間営業をすることでその機能を果たしていると言う。深夜の駆け込み寺、公共料金の支払いも出来るしそういった面があるという

 

コンビニ業界も今後大きく変貌する可能性もあります

 

人材不足が取り上げられていますが日本は少子化が進み高齢化が進んでいます。

そのため学生などのバイトが集まりづらかったり、今までのやり方が今後難しくなってくる可能性があります。その対策として無人コンビニなどが登場するかもしれませんし

オーナーのみで回せるような時代が来るかもしれませんね。