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美味しいけど毒?注意すべき食材6選

モロヘイヤ

 

普段何気なく食べてる野菜のなかにも、食べると危険なものがある。腹を壊したり、おう吐、めまいなどの体調不良を訴えたり、猛毒を所有している野菜もありますので注意が必要です。

 

モロヘイヤに関しては、絶対に食べてはいけない部位があり、知らずに食べてしまうと亡くなる程の恐ろしい猛毒です。

猛毒のある部位はどこなのか?

 

モロヘイヤの若菜の部分は粘りけのある健康食材そのものですが、茎、鞘、種子の部分は命を奪う程の猛毒性がありますので自家栽培など自分で育てて食べる場合は特に注意が必要です。

 

モロヘイヤを自家栽培する場合、最低限の知識は必須

 

最低限の知識が必要なモロヘイヤですが、茎、鞘、種子は即捨てて、若菜だけを食べるようにしましょう。命に関わるような食中毒は誤って食べてしまった時に起こりやすく、そういった情報はネットでも検索すれば出てきます。知識が命を救います。

 

モロヘイヤの鞘はいかにも美味しそうだけど激ヤバ部位

一見、いかにも食べられそうで、いかにも美味しそうな鞘の部分は猛毒が潜んでいます。間違って食べたら命はないと思って、躊躇なく捨てましょう。絶対に食べないで下さい!

 

ウコンアレルギー

ウコンの食品使用は歴史が長く、カレーやたくあんの着色などに使われています。
ウコンが体に悪影響を与える成分は微量であり、それを摂取したからといってすぐに症状が出るわけではありません。安全性が高い食品と言えるでしょう。
しかし、多量摂取はやめた方が良いです。

 

問題なのはウコンアレルギーと呼ばれる症状が出る人達です。

ウコンは肝臓に効能があり、胆汁を分泌し、肝機能を活発にするので、飲み過ぎに効果を発揮します。よく宣伝されてるのでご存知の方も多いでしょう。

 

 

ウコンアレルギーの方は摂取は厳禁

 

ウコンアレルギーの人がウコンを摂取すると体に異変が現れます。

 

・肌が全体的に黄色になる
・白目の部分まで黄色になる


 

摂取し続けるとCT検査でも異常な数値を出す。

ASTとALTという項目があるが、

 

肝細胞が正常なら30以下が平均値になる。しかし、ウコンアレルギーの人は両方ともこの数値に異常が見られるという。30倍を超える1000以上の数値になることもあるというから要注意だ。

ウコンを継続的に摂取し続ける事で肝臓に炎症が起こり、肝細胞が壊れ、肝機能障害を起こす。

 

この状況が長く続けば命の危険も十分考えられる。

ウコンアレルギーの方はウコンの何らかの成分が免疫異常を引き起こす。つまり、免疫細胞が異物として認識し、攻撃を加えてしまう疾患である。この事で肝機能を破壊される。CTの異常な数値の原因はこれである。

 

ウコンアレルギーの可能性がある人は摂取しないこと

 

自分がウコンアレルギーということを自覚していれば、摂取しなければ問題はない。しかし、どのような人がウコンアレルギーなのか?

 

・普段から肝機能の数値が高い
・肝臓疾患がある人
・体質によって摂取が危険な場合がある

 

このようにウコンは摂取しても良い人と一切とってはいけない人がいるという点にある。ウコンアレルギーかそうじゃないかで結果が大きく変わるので、自分で体質を知るということが一番大事になる。

本来であればウコンは用量を守れば安全で私たちの健康を補助してくれるもの。

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セレウス菌

食材ではありませんが、セレウス菌は米、豆、小麦、野菜など農作物や穀物を原料とする食品に発生します。

 

 

症状としては、おう吐、激しいおう吐、下痢、腹痛など

例えば、ピラフ、チャーハン、スパゲッティ、焼きそば、カレーなど

セレウス菌は一度「芽胞」を作ってしまうと90℃などの加熱処理しても生き延びる。30℃前後が最も活動が活発になり、冷えた調理食品のなかで急激に増殖するのが特徴である。

カレーなどそのまま残り分を翌日、翌々日に食べる方も多いが、この場合とんでもない量のセレウス菌が検出される。

 

一度芽胞が作られたら再加熱しても菌は死滅しません。

 

セレウス菌を増殖させない為にはどうしたら良いのか

 

カレーやシチューなど大量に作って何日も食べるというスタイルの方がいますが、これではセレウス菌の宝庫になってしまいます。

基本的には必要最低限の分で調理する事が大事になってきます。

 

もし、余ってしまう場合にはすぐにタッパーに入れて冷蔵庫に保管しましょう。出来れば調理後すぐに入れましょう。こうすることでセレウス菌の増殖を押さえられます。

基本的にはその時作った料理は食べきる事、余ったら速やかに冷蔵庫へ入れましょう!

室温で放置するとセレウス菌は凄い勢いで増殖します。一度「芽胞」を作ってしまうと通常の加熱処理しても菌が減らないところが非常に厄介です。

 

 

ベニテングタケ

 

見るからにヤバそうな色をしているが、実際に毒があります。
キノコマニアの中では有名なキノコらしいです。

しっかり毒抜きして食べれば問題ないそうですが、
毒抜きが「塩漬け」「茹でこぼし」なので旨味成分が全部抜けてしまうのだとか。

ベニテングは
毒成分=旨味成分といことで、毒抜きせずに試すチャレンジャーもいるらしいですが、危険すぎるのでやめておきましょう。

ジャガイモ

 

ジャガイモの芽の部分には毒がある。子供の頃よく大人に言われたものですが、実際に芽には「ソラニン」という成分が毒です。このソラニンは青色の皮の部分にも含まれています。見たらこの部分も切り捨てましょう。

 

また、ソラニンの毒は加熱処理しても分解されないので捨てるしか方法はないです。

症状としては

吐き気、腹痛、めまい、痺れ、脱力感、呼吸困難

 

フグ

 

これも有名ですが、フグは内蔵に猛毒を溜め込む性質がありますのでこの内蔵を取り除かないと食べる事は出来ません。

人の命に関わるような猛毒なので一般の人が丸ごと一匹調理することは出来ません。店でフグ料理を食べる場合、フグ調理師の資格を持っている人が調理しているのでご安心を。。

 

高額ですが、美味しいです。

 

 

ギンナン

 

串に刺して焼いたり塩をふったりして食べるとなかなか美味ですし、茶碗蒸しにも入ってるギンナンにも毒があります。たくさん食べ過ぎるとビタミンB6
欠乏症になり、けいれん、めまい、下痢、おう吐、呼吸困難などの症状は50個以上食べた場合に数多く報告されています。
抵抗力の弱い体の小さい子供は特に注意が必要です。