食べ物で臭いというのは、微妙につまみ的なアテであれば、それはそれでアリかも知れませんが、ごはんに合う、合わないで考えれば合わないと考えるのが一般的ではないでしょうか?
一般的に臭いといわれる食材は発酵食材に多いですが、納豆なども匂いが苦手な人もいらっしゃいますが非常に栄養価が高い食材です。ここでは納豆とは比較にならない程の強烈に臭い食材を紹介していきます。
日本ではクサヤが一番臭いです。かなり臭い割には手軽に手に入ります。クサヤは焼きたてが一番臭いと言わています。食べた事がある人は多いでしょう。
日本だけでなく、世界中を見渡せばホントに食べられるものなのか疑う程強烈に臭い食べ物があります。
シュールストレイミング
世界で一番臭い食べ物として王座を君臨している。中身はニシンと塩の缶詰めでシンプルであるんですが、その臭いは強烈で「腐った魚の臭い」「生ゴミを夏場に数日放置した臭い」と称されています。
また、シュールストレイミングの缶詰めを開ける時には室内厳禁で屋外で開ける注意書きがされているほどで、服に付いたら一生臭いが取れないとされています。
シュールストレミングはスウェーデンの発酵食品ですが、本場ではパンや茹であがったジャガイモの上にのせて食べるのが主流です。
臭豆腐
臭豆腐はシュールストレイミングより強烈だと言う人もおり、世界の2大臭食材と言えるでしょう。まず、開封してもいないのに強烈な臭気が漂います。中国の人気食材ですが、正式名はには臭豆腐乳とされ、原材料が大豆、砂糖、塩です。使用方法は強い旨味が特徴なので炒め物の隠し味、ご飯のお供に利用されているそうです。
つまみとしても相性が抜群だそうです。
臭豆腐はガラス瓶に入っているので飛び散る心配はないが、室内では臭いがしばらく残って消えないため、屋外で開封した方が良いだろう。
臭豆腐はまず色がヤバくて食欲をそそる感じではない。これも発酵食品であり、液体の中に豆腐が入っているのですが、我々が普段目にする豆腐とは違い硬い。
シュールストレイミングは缶切りで開ける際にガスによって臭い汁が周りに吹き出すので、開封時には屋外であることはもちろんの事、飛び散っても大丈夫な場所や使い捨てのビニール手袋や捨てる前提の服装など準備を万端にしておいた方が良いだろう。
シュールストレイミングと臭豆腐を攻略するには
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まず、シュールストレイミングと臭豆腐を食すれば、世界の2大臭食材を制覇したも同然だろう。臭いもの好きや好奇心旺盛な方はチャレンジしても良いかもしれない。
※自己責任でお願いします!
ホンオフェ
韓国の臭い食材です。エイなどを壺に入れて冷暗所で10日間ほど保管し発酵させた食材です。この時にアンモニアを発生させることで強烈な臭いを放ちます。珍味として人気がありますが、ツーンとしたアンモニアの臭いが強烈なので好き嫌いが分かれるでしょう。
食べたあとは口や服や髪からアンモニア臭が漂うので、食べた日は人に会わない方が無難です。
キビヤック
この製法は特殊でアザラシの腹のなかに「アパリアス」という小さい海鳥を大量に詰め込み、地中に3ヶ月間埋めて作られる伝統的な発酵食品。
グリーンランド、アラスカ、カナダ。イヌイットやエスキモー民族が祝いの席で出される。食べ方も特殊で海鳥の尾羽を取り除き、肛門から液体化した内蔵をすすり出す食べ方という。製法も食べ方も衝撃的ですね。キビヤックを食べたいと思ったらさすがに通販では買えないので現地に行くしかなさそうです。
エピキュアチーズ
ニュージーランド産のチーズですがどんなに臭いチーズよりも強烈です。独特の酸味が強くそれが臭いの元になっているようです。どこでも手に入るようなチーズではなく高級なチーズです。
※最近では、エピキュアチーズも製法に変化があり、臭いがかなりまろやかになったとか…
まとめ
世界の臭い食べ物はいかがでしたか?食べてみたいと思う方もいれば、絶対食べたくないという人もいるでしょう。
臭さを数値で表すのにAU(アラバスター)臭気指数を使いますが、これは一概に順位付けするのもどうなのかな?という気がします。というのも臭いには個人差があり、強烈な臭いを放っていても平気な人もいれば、まったく受け付けないという人もしかりです。臭気を表す数値はあくまでも目安であり、各個人、その臭いの好き嫌いは計測できませんし、数値で計れない部分も多いと思っています。
言えることは意外にこれらの食品の熱烈なファンは、初めは強烈な臭気に拒絶しながらも勇気を振り絞って食べてみたら、その臭気以上の旨味やコクを感じて病み付きになるパターンというのが存在する気がします。
これらの臭い食べ物は強烈な臭いと引き換えに他では味わえない深いコクがあると考えられます。ですが、結論として最初に強烈な臭気を掻い潜る勇気があるか、ないかに掛かっていると思います。