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アイドリングストップ機能の予想外のデメリットとは

最近は軽自動車にもアイドリングストップが標準装備されている車種も多いです。つまり、自動でアイドリングストップを行うことが出来るようになっています。

 

果たしてアイドリングストップの節約効果はあるのでしょうか?

 

アイドリングストップは予想以上にバッテリーに負担が掛かる

 

バッテリーはエンジン始動時に最も負荷が掛かることは分かっていることで、一見渋滞時や信号待ちなどアイドリングストップしてガソリンを節約出来たとしても、バッテリーが予想外に消耗すればバッテリーが上がるのが予想外に早く交換を余儀なくされます。

 

運転の仕方や道路状況によってガソリンを余計に消耗する可能性がある

 

ガソリンも一旦停止したエンジンを再始動させるにはより多くの燃料を必要とします。アイドリングストップで燃料を節約した以上にガソリンを消費する可能性があります。

 

アイドリングストップを推奨する目的としてアイドリングストップを1時間行うと年間2~4万の節約が出来ると言っていますが、それほどアイドリングストップを慣行しているドライバーはほとんどいないように思います。さらに365日それを続けている人は現実的にいないと予想出来るわけです。

 

はっきり言って無駄とは言いませんがアイドリングストップによって家計の節約になるとは言い難い部分があります。

 

アイドリングストップによってかえって多くの燃料を使ってしまう場合がある


 

アイドリングストップの停止時間が5秒以下の場合、節約した分をエンジン始動1発で超えてしまうと言われています。

 

これではアイドリングストップを実行する意味がないということになります。

 

アイドリングストップ搭載車に乗る人はバッテリー上がりに注意した方が良いです!

エンジンをかけるためのセルモーターはかなりの電力を消耗しますアイドリングストップ機能を使用すれば頻繁にエンジンの再始動を行うことが必然です。

 

そうなれば、当然バッテリーの消耗が激しくなります。そのために

アイドリングストップ搭載車は高性能の大容量バッテリーを載せています。

価格は2万円位しますので普通の2倍程度、普通に掛かってしまいます。

 

バッテリーが上がった場合はこの大容量バッテリーに交換しなければなりません。

こうなると節約を謳うアイドリングストップで節約していてもその分はあっという間に消費してしまいます。

ある報告では、バッテリーのコストが1万円上がった場合、それを取り戻すのにアイドリングストップを200時間行う必要があると言われています。

 

 

 

夏場にこたえるアイドリングストップでエアコンストップ

 

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アイドリングがストップするとエアコンも停止してしまいます。バッテリーの電力でエアコンを動かすハイブリッド車と違いコンプレッサーも停止しますのでエアコンを動かす事が出来ません。

 

最近のアイドリングストップ搭載車はこの問題に対応するためバッテリーでファンを回して残った冷気を室内に送り込むことやエアコン付近に保冷剤を取り付けて対処していますが、結局これらの対策はバッテリーの消耗を大きくしていることに変わりはありません。

 

エアコンの再始動を頻繁に行うことが各パーツを劣化させる

 

アイドリングストップによってエンジンを頻繁に再始動させることはバッテリーやガソリンの消耗だけでなく、タイミングベルトやファンベルト、ヘッドライトやカーオーディオにも寿命を縮めることに繋がります

 

特に変更がない限り最近の深謝は自動でアイドリングストップが行うようにできていますので、一時停止時(信号待ち・渋滞中)にはアイドリングストップ機能が働いてエンジンが止まるように出来ています。

 

アイドリングストップを行うにはご自身の運転状況によって判断するのが最も望ましいという事が言えます。

 

アイドリングストップ機能は節約の役に立っていないのではないか?状況に応じてアイドリングストップ機能を使うか使わないか自分で判断したいと思う人がいると思います。

 

アイドリングストップ機能をやめたい

 

 

アイドリングストップ機能をストップさせる2つの方法をご紹介します。

 

1,アイドリングストップ機能をボタンを押して解除する

アイドリングストップ搭載車には機能をストップするボタンが付いています。これを機能を使いたくないときにボタンを押せばいつでも解除することが出来ます。

※ただし、このアイドリングストップ機能の解除ボタンの効力は一時的なものです。エンジンを一度切ってしまうと、再びエンジンをかけた場合はアイドリングストップ機能が作動してしまいます。この機能を使いたくない場合はエンジンをかける度に解除ボタンを押す必要があります。

 

2、アイドリングストップ機能を停止するパーツを取り付ける

このパーツは一度アイドリングストップ機能をオフにしておけば
それをオンにしない限りキャンセル状態を継続できるパーツになります。アイドリングストップ機能をエンジンをかける度に解除ボタンを押すのは面倒くさい「アイドリングストップ機能をしばらく使わない」ということをお考えなら良いパーツかもしれません。

 

まとめ

アイドリングストップ機能のデメリットを中心に紹介してきましたが、

この機能はメリットもありますがデメリットもあるようです。

メリットとしてはアイドリングをストップすることで吐き出されるCO2は確実に低減

されるわけでエコな機能ともいえる。しかし、節約に関しては??正直微妙に感じます。

ご自身の運転状況や道路状況で使う使わないを判断するのが一番良いと思います。