境界性パーソナリティー障害(ボーダー)とは

境界性パーソナリティー障害とは
10~20歳までの若い女性になりやすい

 

英語でborderline personality disorder
頭文字をとってBPDとよばれ、一般的にボーダーと呼ばれています。

 

この障害は激しい感情変化が特徴ですが多種多様であるということ

 

親しい人のちょっとした仕草や態度で激しく怒ることがある。

 

家族に対して厳しい言葉を浴びせたり攻撃的な行動を繰り返します

そのような行動の後には反省と後悔を滲ませ落ち込んでしまいます

 

相手に対してつらく当たる事を悪いとわかっていても自分の感情をコントロールすることができません。

 

パーソナリティー障害とは生活に支障が出るほどの性格的な障害ということ

 

この障害は他のパーソナリティー障害と比べて性格的な部分が大きいので治療が難しいと言われています。また、医師との相性が悪いなど改善に進まないケースもあります。

 

・強い自己否定感
・見捨てられる不安
・不安定な対人関係
・不安定な自意識
・衝動的
・自傷行為
・急激な気分の変化
・慢性的な空虚感
・怒りの制御が難しい
・ストレスが起因の妄想や解離


 

この障害が問題なのは気分が落ち込んだときに

他の障害を併発しやすいという特徴を持ちます。

 

注意すべきなのは自傷行為です、
最悪の事態に発展する前に治す必要があるでしょう。

 

 境界性パーソナリティー障害を持つ人が改善に向かわせるためには

 

自分のことを良く知るという事が症状を軽くし改善していく重要なことになっていきます。

 

どんな時に怒るのか?どんな時に不安になるのか?

といった自分に関する核心に迫る必要があります。

 

恋人との関係をうまく築けない

 

 

例えば恋人と楽しいひとときのあと分かれたあと

振り向いた時恋人が背を向けているだけで「私とのデート楽しくなかったのかな?」
「つまらなかったのかな?」「無理に楽しい振りをしていたのではないか?」

とネガティブな感情に支配され夜中に連絡を取ったり相手の家に押し掛けたりして非常識な行動をとってしまいます。

 

さらに「どうせ私のことすてるでしょ?」「わたしのことどうせ飽きたんでしょっ?」「わかってるんだから!」などと相手を追い詰めてしまいます。

 

仕事上でもこの傾向は顕著に現れます

 

職場でも常に不安を抱え、自分の功績が認められ、上司に誉められたとしても「私が誉められるわけない」どんなに評価されても自分に自信がもてません。

 

「どうせまた失敗する…」

 

過去の失敗を思い出して怖くなるのです。

自分は無価値な人間と常に思っている為頻繁に自傷行為を行ってしまいます。

「こんな自分は生きる価値ない!」と思いながらも「こんな自分に気付いて欲しい」と思っているのです。

 

BPDという症状は多種多様であり、

ここに出した例だけで「私は違う」と判断は出来ません。

 

この症状は本人も苦しいが回りの人も苦しむ

 

対策としてはお互いの距離を取るのがベターです

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BPDの症状は非常に激しく怒り、暴力をふるってしまうことも少なくありません。

恋人に手を上げることがあります。

 

また、相手は男性ですからそれを止められると、

さらに物を持って攻撃する兆候がありますので

距離を取るのが恋人にとっても本人にとっても良いです。

 

これは病気と思うのではなく、元々持ってる性格だという考えで

対処していく方が賢明です。

 

BPDという症状は家庭に居場所を作れなかったり、職場を失ったりして追い込まれていきます。

 

ですので、本人含め周囲の人もBPDとはどういったものなのか、
共有していく必要があります。

 

大量服薬、感情のコントロールが出来ない、見捨てられるのが怖い、多くの病院を渡り歩く、リスカ、誰かに必要とされたい気持ちが強すぎるのか男性と付き合っても心が満たされず長続きしません。次から次へと相手を変え、そんな自分が嫌でたまらない。

孤独や不安を常に感じ、誰といてもむなしい。世の中すべての人に認められる必要などないことは分かっているけど完璧でない自分はつらいのです。

完璧でない自分は誰からも関心をもってもらえない人間のような感じがします。

 

 

私は価値のない人間で、何とか人並みになるために完璧主義になるという経緯があります。

 

9割うまくいっていて、1割失敗しても、私はダメなんだ…

この仕事が向いていないんじゃないか…

 

ネガティブ思考に陥りやすいのです。

一方で物を壊したり家族を散々こまらせたりする事もある。

 

一概にはいえませんが、愛情、愛着の不足がBPDの要因とも言われています。

 

子供の頃に親から愛情を感じることが出来ずに居場所を作ることが出来なかった。

どこかで発散できる場所があれば救いですが、家庭でも学校でも居場所がなくて、

「私だけ居場所がない」という感情が増幅しBPDを発症する傾向もあります。

 

また、なかなかBPDを治す事が出来ずに20代、30代まで

長引いてしまうケースもあります。

BPDの改善で効果があるのはとにかく自分を褒めること

 

自分で自分をいたわることによって

客観的に見れるようになれば改善に向かいやすくなります。

 

・褒めること
・自分の事をよく知ること
・冷静な目を養うこと
・自分や他人を客観視すること
・ありのままの自分を愛すること

 

これが自然に出来るようになるには多少訓練が必要ですが、

改善に向かわすには本人の努力が必要です。

 

自愛が足りてないから他人の些細な仕草が気になるので、まずは自分を繰り返し褒めてあげることで自分の中に変化が生まれるでしょう。

 

まず、自分に対する愛情が少な過ぎるから自信が育たないのです。

 

自信がないから他人に愛情を素直に受けとる事が出来ません。

だから他人の些細な態度に傷つくのです。

 

自分を愛することで自分に自信が付くことを忘れないようにしましょう!