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長い人生において仕事は切っても切れないと言えるでしょう。しかし、底辺になる人間と
底辺とはネット用語で自分で自覚してそのように卑下して言ってる場合もあるし、本気で言ってる場合もある。
主に年収や月収が低い層の事であり、そこの会社で働いている限り給料が上がる事はなく、元々の給料が低い為に低空飛行を余儀なくされる。また、一度底辺会社に勤めるとなかなか抜け出せないと言われている。
それは会社事態も厳しい状態のなかで運営しているのでなかなか辞められないという事もあるかもしれないが、多くの場合、仕事に対するモチベーションが低い環境の中で自分がいつの間にか馴染んでしまう。
考え方や捉え方も感化されてしまい、向上心や稼いでいく気概を失ってしまうのが原因である。
俗に底辺界隈と言われるが、一度底辺会社に就職すると転職するところがまた底辺会社というループになりやすい。底辺に落ちるのは簡単だが抜け出すのは並大抵の事ではない。
・モチベーションは低くなる
・向上心や意識は削られる
・自信とやる気を失う
底辺会社に就職すると負のスパイラルに陥りやすい
働く環境がそうさせているのか底辺会社に集まってくる人間かは分からないが、会社に入れぱ本心はどうあれ、ある程度染まらないと勤まらない。
ある程度染まった状態が長くなると、そのある程度がいつの間にかその人の本質になったりするから恐ろしいものである。日に日に視野が狭くなり与えられた環境の中で楽しさを見出していく。
そのルーティンを続けて生活していくと、次転職するときもそのルーティンを崩したくなくなるものである。
底辺になる人はどういうタイプなのか
底辺職に就くというのは地域性もありますが、おおかた自分が選んでいる場合がほとんどです。
地域性というのは首都圏ではなく田舎の地域です。このような地域では、中小零細の零細企業が沢山あります。家族経営で人を雇っている形の会社に正社員として働いている人が沢山います。
言い方は悪いが儲かっていない会社も多数存在していて何とか首の皮一枚で存続している会社も少なくありません。長い不況の間に突破口を見出だせずギリギリ回せている、そんな会社は儲かっている会社よりも比率は多いでしょう。
そのような会社で働いている場合、当然会社側は利益以上の給料を社員に与える事出来ません。というよりも給料を上げると会社を回せなくなってしまうので薄給のままという場合が多いでしょう。
底辺職に就きやすい人のあるこだわり
高い給料だけを求めていけば意外に簡単に脱する事は早い段階で可能である場合が多いが、底辺の人は底辺職に就きやすい強いこだわりがある事が多い。
最初からこだわりがある人は稀で年月を掛けて自分の中にこれはOK、これはダメなどラインが出来てしまうものです。
仮にある程度の給料がもらえる会社に入るチャンスがあってもそのこだわりの方が重要という考え方を根本的に持っています。
つまり、それは何かというと高い給料以外(仕事)に求めることが多い訳です。
・自分を追い込みたくない
・スキル以上の仕事はしたくない
・人間関係などのこだわりがある
・休日にもこだわりがある
・勤務時間にこだわりがある
・仕事内容もこだわりがある
底辺職というのは、年収が200万程度と言われていますから、求人に給料体系は記されていますのでそれを納得済みでその職場に従事している事でしょう。
とりあえず暫く働いてみて良さそうなところがあったら転職しよう。と思って入社したがズルズルと月日が経ち10年以上経過してしまった。そんな流れで底辺から抜け出せないという場合もあります。
意外に楽しい底辺界隈
もちろん仕事ですからやることはやらなければなりません。ですが、底辺職というのは面接が緩く色んな人を採用してくれる場合が多いです。
面接が緩めとなると入社してくる人間も個性豊かな面々が多いです。実際に働いてみるとあり得ないような珍事件があったり、変わった人もいますのである意味大変ですが、面白いと捉える事も出来ます。
大企業などでも面接だけで全てを判断できないと思いますが、あまり変わった人は面接で弾かれると思います。
そういった意味で零細企業の底辺職はあまり面接を厳しくしてしまうと、ただでさえ薄給ですから人が集まりません。なので面接にくれば、ほぼ採用というところも多いです。
その職場に勤めれば色々ありますが、刺激があってそれなりに面白さがある。固い職場ではなかなかあり得ない事があったりします。
、職場が変わっても仕事が出来る人は出来る場合が多いです。もちろん慣れるまで時間が掛かったりすることもありますが、出来る人である事には変わりありません。
仕事が出来ない人はどこに行っても出来ない
職場を変えたら仕事が出来ない人が出来る人になれるかと言えばその可能性は低いです。極論にも思えますが概ね結果から間違いないようです。
底辺になりやすい人の特徴
・イレギュラーに対応出来ない
・何をしたら良いのか分からない
・人任せにする傾向ある
・言われたことしかやらない
・前向きに取り組む姿勢に乏しい
・無駄なトラブルが多い
・問題対応能力の欠如
・ネガティブ思考
・社交性の欠如
・失敗に対する対応や考え方
・集中力の欠如
まず、やる気ですが仕事においてやる気やモチベーションが大きなアドバンテージを占めている場合が多いです。やる気がなければ何も始まりませんし、やる気があるからこそ失敗も乗り越えられるのです。
どんな職種であってもやる気次第でどうにでもなることも多いです。逆に入社当初は期待されていたが伸び悩むタイプは意外にやる気の部分が乏しい場合があります。
もちろんやる気は他人が評価するものですから、本人はわかりずらいかもしれません。しかし、仕事をしていくうえで非常に重要なので意識だけは持って取り組むようにした方がよい。
やる気というものは人に見せるものではない
勘違いしやすいのですが、やる気は他人が評価するものです。かといって他人にやる気を見せるだけのタイプがいます。こういった人はすぐに見破られますので注意した方が良いです。
いくら能力があってもやる気や覇気といったものがなければどうにもならない。特に時間ばかりを気にしている社員などはやる気がない場合が多いです。
仕事をはかどらせる為に時間を気にしているのではなく、帰宅時間を気にしているのである。
イレギュラーに対応出来ない人ですが、仕事をしているとマニュアル通りに対応出来る事案とそうでない事案があります。
マニュアルで解決出来れば良いですが、ちょっとしたイレギュラーでもテンパってしまうタイプや解決しようとしないタイプがいます。
テンパってしまうタイプは経験によって解決する場合があるので救いようがありますが、マニュアル外の事は一切絡もうとすらしないタイプは会社にとってお荷物になりかねません。
何をしたら良いのか分からない
新入社員にありがちな特徴ですが、経験によって改善される傾向にあります。
何をしたら良いのか分からないという事は仕事の全体像を把握しながら、今出来る事をやるという事が必要になりますが、仕事に対して断片的であったり、枝葉の部分だけしか理解していない為にこういった事になりがちです。
新入社員ならまだしも1年、2年経ってもこのような状況では困るという事になります。仕事に対する理解や意欲が薄く、指示待ち人間に多く見られます。
指示待ち人間の何が問題なのか
指示待ち人間が誤解している事があります。
「指示もないのに勝手に動いたら迷惑になる」
と考えている場合が多いです。もちろん、そういった場面もあることはあります。しかし、このタイプは万事指示待ちを貫きます。
この人の心の中には、どれが指示待ちなのかどれが自ら動かなければいけないのか検討も付かないのが本音です。だから確証がない限り動けないのです。下手に動いて怒られるのが嫌だとか非常に保守的な考え方が根本的にあります。
このようなタイプは会社には少なからずいますが、これは自分の判断で動いて良いでしょ?という内容であっても自分で判断しようとしません。
基本的にネガティブな考え方を持っており、勝手に動いて注意を受けた人がいたら
「ほら、見たことか!」
と思うタイプなのです。
確かにそのような場合もありますが、自分の判断で動こうとしない限りいつまで経っても、本当の意味で仕事を覚える事が出来ません。この消極性が成長を自ら止めてしまっている事に気付けません。
こんな人ですから、仕事も面白くありませんし、人の失敗を影で「ほくそ笑む」事がもっぱらの楽しみです。自分には出来ない積極性がある人間の失敗は蜜の味という事でしょうか。
しかし、他人からみればこのような失敗を極度に恐れる社員に仕事を任せようと思うでしょうか?失敗を恐れずに積極的に仕事をする人に仕事を任せようとするはずです。
人任せにするのも仕事が出来ない人の特徴です
もちろん、経験や立場で明確に区切られてる職種では勝手にやることは出来ない業務もあります。その場合は自分が与えられた職務をまっとうするより他ありません。
しかし、何事も経験だったりします。仕事でも例外ではなく、仮に初め失敗したとしてもそれが大事な経験であることに変わりはなく失敗によって成長出来るのです。
人任せにする人は失敗するのを極度に恐れてしまうため、積極性に欠けるのでいつまで経っても仕事が覚えられない人が多いです。
人任せにしてしまう人はそんな自分を正当化する傾向にあります。ただ単に失敗して笑われたり後ろ指指されるのが嫌なだけで積極性に欠けてるだけですので注意しましょう。
言われた事しかやらないタイプは仕事が出来ない
職種によっては言われた事だけやってれば良いという場合があります。
底辺になる分岐点はここにある
底辺になるには底辺になるような行動と軸となる考え方があります。
・次に繋がる職種を選んでいない
これはどういう事かと言うと、その職場しか使えない仕事内容であったり、自分のスキルアップに繋がらない仕事内容であったりする。例えば20歳で就職した職場がそういった仕事だとしたら30歳で転職したとします。
30歳で転職した時に何のスキルもないわけですから自分に手に余る大変そうな仕事を選ぶのは嫌なので、自分にも出来そうな仕事を選ぶ。
言ってしまえば誰にでも出来る仕事は給料の相場も低い傾向にあります。しかし、大変そうな仕事よりも安定して仕事ができそうなものを選ぶ。
そしてここでも大したスキルアップに繋がる仕事をしてる訳ではないので何かがあって転職したくなった時には40歳だとする。40歳で何のスキルもなく転職するとなるとかなり厳しくなる。
転職先が絞られてくるからだ。会社側も若い頃と違って今まで何をやってきた人なのか、この会社で即戦力になるのか?
などかなり厳しめな目で見てきます。
当然といえば当然ですが、20代、30代のように育てようという感覚は面接担当も見ていません。というのもその会社に転職したと仮定して仕事を実際に教えてくれるのは20代とか30代になるでしょう。
あなたより10歳も20歳も年下の人が上司であり、あなたのプライドが傷つくかもしれませんが、職場では残念ながら年齢は関係ありません。
むしろそんな40代を教える若い人も大変です。年上が年下に教える方がスムーズな関係を結びやすいのは分かっています。会社側もプライドだけは高い年輩の人を出来れば採用したくありません。だから40代の転職は厳しいものになります。
短期の人材派遣のハシゴなら年齢はあまり関係ありません
ガッツリ上下関係がある普通の会社員になるよりも気軽に生活費が稼げる短期の人材派遣の仕事なら、正社員と比べるとそういった事を悩まずに済むかもしれません。
すぐに働ける仕事はもっぱら軽作業になる
仕事内容も概ねキツくなく、大量募集している人材派遣の仕事は比較的楽です。仕事も1日2日で覚えられる単純作業ですから仕事が覚えられないストレスはないです。
人間関係も短期バイトですから一時的なお金稼ぎで来る人がほとんどですから、あっさりした関係で過ごせるでしょう。
そこでしか使えない技術は他へ行けばまた1からスタート
転職先で使えない技術ならば経験は役には立たないでしょう。新しい仕事をまた、1から覚える必要があります。
今までやってきたことがあまり活用出来ないのは大変ですが頑張ってやるより他ありません。
総評
底辺職はループしやすいので、それが嫌ならば意を決して脱出を試みるしかないです。底辺職に長らくいるとちょと難しそうだとか大変そうというだけで拒否してしまう傾向にあります。
もちろん、思っているよりももっと大変な仕事かもしれません。こればっかりは転職してみないとわかりません。
底辺に長らく居るという事は地域性もありますが、結果として本人が無難な職場を選んでいる場合があります。
底辺を脱出するのは思いの他大変です。比較的容易に脱するには求人が多い業種で売り手市場が良いでしょう。
人手が足りなくて困っているところならば年齢による制限も受けにくいです。やる気さえあれば採用してくれる確率は高いです。未経験の業種は色々不安がありますが、あまり考えすぎても始まりません。