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地球の自転が急に止まったら起こる悲劇5つ

地球は赤道付近で時速1700kmという猛スピードで自転しています。赤道から離れればスピードは遅くなり日本では約1300kmになると言われています。

 

しかし、猛スピードで地球が回転しているのを自覚して生活している人はいません。1日は24時間で地球は24時間で1回転しています。

なぜ1000km以上という猛スピードで動いているのに人は気付かないのか

 

よく電車に乗っている状態に例えられますが、電車は動いているけど電車内の箱ごと動いているのでそれに自覚する人はいないことと理屈は一緒です。

 

地球上の全ての人、物が一緒に動いているので例えそれが猛スピードであっても気付くことはないわけです。

 

自転が停止すると起こりうる事象を紹介していきます

 

当然ですが、自転が停止もしくは減速すると1日は24時間ではくなります。急激なスローダウンや停止が起こると時間だけでなく人類にも多大な影響を与えます。

 

1日は24時間であり、それを軸にほぼ狂いはないとして成り立っている機械に壊滅的影響があります。GPSに狂いが生じ、飛行中の全ての飛行機に墜落の危険性が出てきます


 

一秒以内に地球の自転が完全停止したら全ての人が吹っ飛ぶ

 

 

電車の急停止、車の事故を例にすれば分かりやすいですが、自動車の事故であれば数十キロの速度であっても障害物に激突すればシートベルトをしていなければ窓ガラスを突き破り外に投げ出されてしまいます。

 

 

それが時速1000km以上の急停止となると自動車事故とは比較になりません。急停止した瞬間から全ての人、物が宙に舞い太平洋方向に投げ出されてしまいます。この衝撃から逃れる術はないでしょう。自転の影響の少ない北極や南極であれば何とか生き残れる可能性があります。

 

台風の10倍以上の風が吹き荒れる

 

 

自転が急停止したことによっての影響は地表だけでなく大気圏にも影響を与えます。急停止直後に風速300~400mの風が吹き荒れるのです。台風で風速30m程度ですから家もろとも吹き飛んでしまうでしょう。

 

自転が急停止すれば巨大津波が大陸全てを飲み込んでしまいます

 

大気だけでなく海にも影響を与え、1000km以上のスピードで自転していたものが急停止すれば慣性で大津波が発生し全てのものを飲み込んでしまいます。やがて
この海水は引いていきますが、被害は甚大でしょう。

 

自転停止後は昼間が半年、夜が半年というサイクルになります

 

 

地球が自転しているから24時間となりますが、自転が停止すれば公転周期によって昼間と夜のサイクルが形成されます。今でいう夏になれば昼間で、冬に近付けば夜というサイクルになります。半年間まったく日が沈まないので灼熱地獄、半年間まったく陽が登らない場所では寒冷地獄になります。もはや人の住むところではないですね。

 

自転が止まる影響は海水にも現れる

 

地球は自転の影響で赤道付近が引っ張られたような楕円形の形をしています。自転が止まることで完全な球体となります、すると赤道付近の外側に引っ張られた海水が北極、南極方向になだれ込みます。その海水の量は甚大な影響を及ぼし、低い地域は海水に浸かってしまうでしょう。

海水だけでなく大気も変えてしまいます

 

地球は自転することで大気の循環させています。それによって世界中どこにいっても大気はほぼ平均的にしています

 

しかし、自転が止まることによって大気の偏りがでてくるのです、赤道付近から海水がなだれ込む勢いに引っ張られて大気も場所によって薄くなったり濃くなったりします。緯度が低い地域は大気が薄すぎて窒息してしまうようになるでしょう。

 

より緯度の高い大気のある地域に移住するほかありません。

 

動植物は致命的打撃を受け育ちません

 

大気の濃い地域に移動が困難な動物は生きることは出来ません。冬眠出来る動物は他の動物よりは行き長らえるでしょう。しかし、太陽が出てない夜の地域は-55℃になり寒さに絶えることが出来なくなるでしょう。

 

食料である野菜や米などの穀物は大量の太陽光が必要になりますので育たなくなります。
我々人類も食料難になります。
わずかな食料を求めて人々は暴動化し不安と混乱の世の中になることが予想されます。

 

地球の自転停止で磁場が弱くなり太陽からの放射性物質をモロに受ける

地球は高速で回転してるから地殻やマントル、鉄の対流によって強い磁場を形成していますが、自転がなくなれば磁場が弱くなります。

 

磁場がなくなれば放射性物質など有害物質をシールド出来ずに地上にそのまま降り注ぎます。すると紫外線、放射線量が強すぎて人は外出出来なくなります。
皮膚がんなどが急増する恐れがあります。

 

今後地球の自転が停止する可能性はあるのか?

 

ここでは地球の自転が急停止したらという話をしてきましたが、実際あるのでしょうか?実際のところ可能性は0に近く、心配はいらないでしょう。

月がなくなってしまったら地球は人が住める場所ではなくなる?

地球にとって太陽は重要なことは知らない人はいないだろうが、
月はどうだろう?月がなくなったら人は生きていけないなんて
思ったことはないんではないでしょうか。

 

ただ岩石に覆われた退屈な星のように思われているかもしれません。

 

地球唯一の衛星である月は大気はなく真空状態であり、陽が当たってる日中は赤道付近で
110度と高く、反対に夜はマイナス170度以上になります。
こんな過酷な環境の月に人は装備無しで行ける所ではありません。

 

月がこのような状態になったのはいくつか理由がありますが、
月が地球よりも重力が弱く大気を留めておくことが出来ません。

 

また、地球のように海がないため、赤道付近の熱を月全体に循環させることが出来ません。陽があたってれば灼熱、夜になれば極寒となり両極端で中間がありません。
人が住めば昼でも夜でも地獄というわけです。

 

地球がいかに恵まれた星というのを実感します。

月の直径は3474km、重力は地球の6分の1、自転は27日で1回転し、

公転も27日で一周します。

 

地球の4分の1の大きさを持つ月は岩石を主成分とした星です。
惑星とこれほど近い大きさの衛星は太陽系では珍しい。

月がなくなれば地球がどこへ行くかわからない


 

地球と月は互いに引力で引っ張り合い絶妙な均衡を保っていて
それは地球の自転にも影響を与えています。

 

海面は月の引力によって引っ張られ、自転の速度を落としています。
さらに海面を引っ張る力がなくなれば海面は分散し

海面上昇が起こる場所もあると思われます。

 

月がなくなれば地球は自転軸の角度が変わる

 

月の引力は地球の23.34°の自転軸の角度を安定させている。
この微妙な角度があるから昼と夜が交互に訪れ四季がある。

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