- 投稿 2019/01/21 更新
- 地球環境・宇宙
地球にとって太陽は重要なことは知らない人はいないだろうが、
月はどうだろう?月がなくなったら人は生きていけないなんて
思ったことはないんではないでしょうか。
ただ岩石に覆われた退屈な星のように思われているかもしれません。
地球唯一の衛星である月は大気はなく真空状態であり、陽が当たってる日中は赤道付近で
110度と高く、反対に夜はマイナス170度以上になります。
こんな過酷な環境の月に人は装備無しで行ける所ではありません。
月がこのような状態になったのはいくつか理由がありますが、
月が地球よりも重力が弱く大気を留めておくことが出来ません。
また、地球のように海がないため、赤道付近の熱を月全体に循環させることが出来ません。陽があたってれば灼熱、夜になれば極寒となり両極端で中間がありません。
人が住めば昼でも夜でも地獄というわけです。
地球がいかに恵まれた星というのを実感します。
月の直径は3474km、重力は地球の6分の1、自転は27日で1回転し、
公転も27日で一周します。
地球の4分の1の大きさを持つ月は岩石を主成分とした星です。
惑星とこれほど近い大きさの衛星は太陽系では珍しい。
月がなくなれば地球がどこへ行くかわからない
地球と月は互いに引力で引っ張り合い絶妙な均衡を保っていて
それは地球の自転にも影響を与えています。
海面は月の引力によって引っ張られ、自転の速度を落としています。
さらに海面を引っ張る力がなくなれば海面は分散し
海面上昇が起こる場所もあると思われます。
月がなくなれば地球は自転軸の角度が変わる
月の引力は地球の23.34°の自転軸の角度を安定させている。
この微妙な角度があるから昼と夜が交互に訪れ四季がある。