カテゴリー:仕事・副業
初心者でも軽貨物の宅配で稼ぐ事が出来るのか!?

軽貨物で自営業で開業する形です。自営業ですから正社員のような会社に属するわけではなく業務委託で契約する事になります。

 

今回は実際に軽貨物で従事している人向けではなく、これからやってみようと考えている人向けの記事になります。また、求人によく掲載されている宅配業務を掘り下げていきたいと思います。

 

軽貨物で開業するには営業ナンバーが必要になります

 

 

軽貨物で独立を考えているならば普通のナンバープレートではなく黒色の事業用プレートに変更する必要があります。

 

黄色のナンバープレートから黒ナンバーに変更するには市役所ではなく陸運局に行って書類を提出する必要があります。

 

印鑑や車検証など必要なものは前もって該当の陸運局に問い合わせて準備しておきましょう。書類は陸運局にて渡されますので記載する項目を記入していきます。

 

軽貨物の黒ナンバーに変更したいんですけど。。と受付で聞けば該当部署に案内されます。

軽貨物運送といえど色々な業態があります

 

一番多いのが大手運送会社の委託契約です。宅配業務を請け負う形になります。ネット通販が多く人手が足りなくて仕方がないというのが実情です。

 

普通の体力があれば特に問題はありません

 

軽貨物といっても運送業になりますので体力仕事には変わりありません。しかし、屈強な肉体が必要かといえばそんなことはありません。まぁ、屈強であるに越したことはないですが…


水や米などの重いものもありますし、複数で届ける場合もありますのでその辺りは頭にいれておいた方が良いです。あまり大きなものは台車を利用したほうが良いです。無理すると腰を痛めますんで・・・。

 

宅配業務で重要なスキルはいくつかあります

体力も必要ですが、それ以外というかそれ以上に宅配スキルが重要だったります。

 

・周り方
・荷積込方

 

周り方に関しては慣れの部分があります。通常バラバラの場所を配るのではなく、一定の区域を任される事がほとんどです。

 

同じ区域を任されれば、大体1ヶ月もすれば慣れてきますし、同じお宅を回る事も増えてきます。住所を見るだけでおおよそどの位置か把握できるようになります。

 

これが脳内地図なわけですが、このざっくりした脳内の地図を経験によって磨きをかけていくといった流れになります。

 

やってれば分かりますが、同じお宅を回るようになると頭に場所が浮かぶようになります。

 

そして、何時に在宅しているとか、留守にしているとか、おおよそ分かってくるようになります。これが、宅配において結構重要なポイントになります。

 

宅配は積荷方法で差が出る必須にスキル!?

 

 

積荷ですが車の荷台のどの位置にどの大きさのものを積むのか?

時間指定で積荷の位置を変えるのか?

エリア内の近い場所によって積荷位置を変えていくのか?

 

実際の話、積荷方法で配達スピードが変わってきますので、最初から意識していくと上達も早くなるでしょう。

 

人によって積荷の仕方はまちまちでどれがベストというものはありません。早く配れる人たちでも積荷方法は違うからです。結局の所自分が覚えやすい積荷方法がベストということになります。

 

現地で荷物を探し回ってると時間の無駄になりますし、早く配れる配れないは結構ここで差が出ると感じます。最初から適当に荷台に詰め込むのではなく、何かしらの基準で積荷方法を選択すると良いでしょう。

 

積荷方法をいくつか試して自分で実際に配達してみて、自分が覚えやすい方法を選ぶと良いです。

 

脳内地図はある程度経験を積めば勝手に磨かれますが、積荷は意識して取り組まないと出来ない部分ではあります。ゆくゆくは150個とか200個という数を配りたいのであれば必須の考え方になってきます。

 

自分には向いていないと2週間程度で見切りを付けるのはもったいない

 

3日程度横乗りして教えてもらう訳ですが、この間は実際に自分が運転して配達するわけではないので一人で一通りの流れを把握するに留まります。

 

やり始めて慣れるまでは仕事の流れを頭に入れることと、まずは体が覚えるまではじっくりやるほうが良いでしょう。

 

焦る必要はありません、この体得する期間も人によって違いますし他の人が自分よりも覚えるのが早いからと言ってここで向いていないと言うこともないからです。

 

特に現在はネット通販の台頭で荷物が非常に多いです。どこの運送会社でも人手が足りない状況なので売り手市場です。

 

面接では経験があろうがなかろうが元気でやろう気が感じられればよほどの大手でなければ採用されるでしょう。

 

この不景気の日本で、やる気だけでOKという業界もなかなかないでしょう。

 

初心者でいきなり150個とか200個は配れないです

担当区域を任されてからすぐに150とか200個とか配れるようにはなりません。いきなりそれほど配れるのであれば誰も苦労しませんし、世の中そんなに甘くありません。

 

最初は数十個とか少な目に渡されて徐々に増やしていきます。

 

任せる方もパンクさせないような数を任せる訳です。しかし、慣れてくれば道も覚えてきますし、最初から数を捌けないことを気にしなくて良いです。最初は誰しも初心者ですから。

 

注意事項!宅配の給料形態は特殊かも知れません

普通の会社であれば末締めの25日払いであったり、早いところだと15日締めの当月25日払いがありますが、軽貨物の業者はどうかというと基本的にサイクルが遅いです。

 

会社によっても違いますが、末締めの翌翌月末のように締めてから2ヶ月後に給料が支払われる事が多いです。

 

支払いサイクルがかなり遅いので余裕を持っていかないと厳しい資金繰りに

 

一連の流れを身体に染み込ませる事が重要です

 

 

やはり、サラリーマンや他の職場とは違いますし、考え方も若干変える必要があります。畑違いの業務に就く訳ですから、頭も体も慣れさす事が最初は特に重要です。

 

どうしても初心者の頃は何もかもが初めてなので色んな事に気を使いますし、ストレスも溜まりやすいでしょう。

 

しかし、宅配業務は一度自分の型を確立してしまえば健康体でありさえすれば生活を支える一生のスキルになります。

 

見切りを付けるのは1ヶ月では早すぎる

 

宅配業務は慣れの部分が大きいです。初心者の頃は絶対に配りきれないと感じるような個数も半年位経つと意外に配れるようになったりします。

 

それは、絶対に配れるようになるとは言い切れませんが、ちょっとしたコツとかで一気に早く配れるようになったりしますので何とも言えない部分ではあります。

 

しかし、あと数ヵ月頑張ればそれなりに配れるようになってたとしたら非常にもったいない話ですからね。

 

今の時代、端末やアプリの活用も欠かせません

 

今と昔では配送方法は同じでも端末やアプリなどを活用して予備作業を少なくすることが出来る時代になりました。

 

それこそ、ヤフーの地図アプリやGoogleマップ、宅配専用のアプリなどもありますから、より正確な情報が得られる時代になりました。

 

このような時代の流れがあるので昔よりは初心者でも配りやすい環境は整ってきたと言えるでしょう。

 

昔の宅配業者はどうやって配っていたの?

 

今のようにインターネットがない時代には伝票からゼンリンの地図をコピーしてマーカーで今日行くところのチェックをしてそれが終わって始めて出発してました。。実にアナログでしたね。

 

今はアプリに登録すればある程度配れるので時間が短縮出来るようになってます。

アナログの時代には配達地区が旧版の番地だったりすると地図チェックも非常に探すのに時間が掛かったりしましたが、今はアプリに番地を登録すれば簡単に発見出来ますので便利です。

 

会社から支給される端末もナビ機能も付いています。

 

あらかじめ今日配達する住所なとが登録されています。地図も内蔵されていますのでどのように回っていくかそれを見れば地図に落とし込まなくても一発で判断出来る訳です。

 

しかし、端末の難を言えば色んな情報や機能を付けすぎて容量オーバーの感が否めません。配達途中でナビ機能が固まってしまったり、充電の消耗が激しかったりします。カーナビやスマホアプリを連動することで問題を回避出来ます。

 

やはり、最強なのは自分の「脳内地図」を構築する事かもしれません。分からない場所だけこういったアプリを利用する。そのレベルまで達すれば宅配業務も楽しくなってくるでしょう。

 

150~200個前後配完出来るようになれば配達自体が面白くなってきます。また、それだけ配れれば収入も上がります。

 

この仕事の良いところは一度配達スキルが上がれば、ほぼ毎日同じように配達出来るようになるという事です。

 

まとめ

宅配業務といっても配完数で給料が決まるタイプと日給が固定で決まっている2種類あります。

 

初心者で不安いう事でしたら最初は日給が固定の宅配業者を選択して、自信が付いてきたら歩合給の宅配に移動するのもアリだと思います。

 

より稼げる方に行くのは自分の人生をより良く生きるためにも大切です。

人材派遣労働者が圧倒的に増える理由

世の中の流れは非常に厳しい状況が続いています。雇用形態の中心も正社員から派遣にシフトしていっています。

 

求人広告をご覧になれば分かりますが昔と比べると圧倒的に人材派遣の募集に偏っています。これは数年前と比べても格段に増えている事からも明らかである。

 

中小零細企業は特に正社員を雇う資金力がありませんし、不景気で将来性も不透明です。だから人材派遣会社も増えてますし、派遣会社を使う企業も増えています。

 

正社員を抱え込むのをリスクと考える企業側にメリットがあるため今後、更に派遣労働者が増えるでしょう。

 

人材派遣会社で長く働いてもメリットはあまりありません

 


 

居心地が良いとか、仕事が慣れてるからといった理由で派遣にながーく勤めてる人がいます。それこそ5年とか10年とか。

 

慣れてくれば居心地も良くなりますし人間関係が良好ならそれはそれで良いかもしれません。ただ、金銭的な条件はずっと変わりませんけどね。

 

居心地の良さだけで長く働いてしまうと低賃金で労働力をばらまいてしまうのももったいないですし若さだけは取り戻せませんから。

 

不況になればなるほど人材派遣は増える

 

 

不況になれば庶民の生活はもちろん会社も資金繰りが厳しいです。そんな状況で正社員を募集したがらない事が挙げられます。

 

正社員というのは派遣などと違い簡単に解雇出来ないですし、法律で守られてる側面があります。

年2回の賞与や保険関連などがありますが、人材派遣の場合業績を悪化を理由にクビを切れるという事が大きいです。

 

会社からすれば業績が下がっているのに社員の給料を払い続けなければなりませんし、業績の悪化を理由に解雇することは出来ません。ですのでどうなるのかわからない時代正社員を抱え込むのはリスクがあると言えます。

 

労働者派遣というのは必要な時に働いてくれれば良い

 

会社側からみれば必要な時に必要な人材を派遣してくれるというのは、これほど都合の良い仕組みはないです。

 

企業によっては時期によって生産が落ちるような事もありますからね。その時期にも社員を雇っていたら無駄にお金を垂れ流す事になります。かといって商品が売れる時期には人手が欲しいという事です。

 

人材派遣は会社側に都合の良いメリットがある

 

中小零細企業にはこういった制度が何とか経営出来てるという背景があります。業績悪化時に社員が沢山雇用されていれば一気に苦しくなります。売上が見込めない月や時期に抱え込む人間が多ければ、それこそ大打撃になります。

 

ですので、出来れば社員は雇いたくないのが本音です。今はそんな会社がゴロゴロしてるということです。そうでなければあれだけ求人広告を人材派遣ばかり埋め尽くさないでしょう。

 

派遣会社は働いている人のピンハネで経営している

 

ピンハネといえば聞こえは悪いですが、必要な人材が働いたマージンが人材派遣会社の取り分になります。当然、人を集めれば集めるほどマージンが貰えます。

 

派遣先から時給よりも3割増しくらいの賃金が出ておおよそですが

 

労働者の時給+30%程度(派遣会社のマージン)

 

人材派遣は人集めだけではない

正社員ならば会社自体が管理しなければならないですが、人材派遣を通して雇われている場合、勤怠などは派遣会社に依頼されます。会社を休む場合は派遣会社の担当に連絡する場合が多いでしょう。

 

派遣会社は人を育てる事は出来ない

 

 

派遣会社のやることは求人広告を出して派遣先に送り込むのが主体業務なので実際に仕事を教わったりすることはない。

 

実際に働き始めたら、派遣先に丸投げといった感じで、仕事の内容を相談してもちんぷんかんぷんの場合が少なくないです。

 

派遣会社の担当は営業が本職なので、実際の業務は職場で聞いてくれといった感じです。

ただし、シフトの相談や休みの連絡、仕事中に問題があった場合は速やかに担当に連絡する必要がある。

 

この問題の内容によって連絡する場所が変わってくるが、仕事中に関する事はほとんど職場の人に報告すれば大丈夫ですが、他の派遣会社の人と揉めたり、何かトラブルになったときは職場と担当両方連絡した方が良い場合があります。

 

この辺りも不安があれば担当に聞いておいた方が良いでしょう。

 

人材派遣会社を通してある会社に働く流れ

 

 

1、人材派遣会社の求人広告に応じて面接をする

 

2、実際に面接をしてどんな作業なのか何が必要なのかを聞く

 

3、採用・不採用の連絡
派遣会社から電話などで通知される

 

4、職場見学
実際にどのような職場なのか?
どのような作業内容なのか?
どんなスキルが必要なのか?
気になった事を質問する

 

5、決まった出社日に出勤

 

ざっくりですが、流れはこんな感じです。職場見学はあるとことないところがあります。特に年末年始に大量募集しているところは職場見学しない事も多いです。

 

大量募集している所は複数の派遣会社が入っており、その派遣会社によって給料が違ったり、契約内容が違っていたりする。

 

人材派遣会社の求人広告は不透明な内容が多い

 

 

人材派遣会社の求人広告はおおよその住所(~市)(~インター近く)などざっくりしている。

仕事内容も「簡単な仕事」とか「軽作業」といったほんとざっくりしすぎの内容が書かれている場合が多い。そして、時給だけが注目されるような内容の求人広告が多い。

 

このような求人広告の場合、特別なスキルは必要はないが、内容が良く分からないことがあるので面接の時に詳しく聞いた方が良い。

 

とにかく、派遣会社の求人広告は派遣先や詳しい業務内容が書かれてない特徴がある。

例えばフォークリフトの免許が必要な場合は要フォーク免許とか書いてあるのですが、必要最低限の事しか書いてない。

 

とにかく「電話をして聞いてくれというスタンス」なのか、ざっくりしすぎて良く分からない。派遣先などを明記出来ない法律でもあるのだろうか。

 

求人広告にしてざっくりって使い捨て感満載です。

 

派遣会社を上手く使おう

繁忙期などは時給が高く設定されている場合が多く、一時的な金稼ぎであれば悪くないように思います。

 

派遣の法律もどんどん変わってくると思いますが、会社が使い捨てならこちらも一時的な金稼ぎ感覚で利用するのが良いと思いますね。

 

派遣会社で働く人の中には10年とか20年選手の人もいたりします。「どっかで正社員で働いてればボーナスなど貰えて年収ベースが上がっていただろうに」と思ってしまいます。

余計なお世話でしょうけどね。。

 

また、色んな派遣会社を渡り歩いてる人もいたりします。派遣先の契約が切れたら乗り換えるのか、時給など条件で動いているのか分かりませんが、まぁ、色んな人が働いてます。

 

今後、派遣法が変わるらしいですが、ボーナスが出たり、同一労働、同一賃金になると言われてますが、実際のところ、まだどうなるか分からないので正式に発表されたら記事にしようと思っています。

期間工で働くという選択は正しいのか?

期間工とは正社員でもアルバイトでもなく期間が決められている職場です。自動車関連が多く、県外からの応募がほとんどです。期間が決められているので期間中に「お金を貯める」という考え方が出来る訳です。

 

期間工は寮付き食事付きが多い

 

期間工で働く場合は県外からの応募が多いので寮が用意されています。給料が良いからといって県外から通うのは無理ですからね。

 

食事も食堂がありますので、期間従業員の期間は格安で食べることが出来ます。独り暮らしで帳簿付けてる人はお分かりだと思いますが食費が結構かかります。

 

食堂を利用すれば200円程度でご飯や味噌汁程度の食事が出来ます。また、それじゃあ足りないよ!という方も小鉢に入ったおかずが用意されていますが追加料金が掛かります。

 

期間従業員は実際にどれくらい稼げるのか?


 

ほとんどが2交替や3交替の勤務になります。シフトで決められているのでシフト表に従い勤務します。1時間や2時間の残業をする形になりますが、大体25万前後の手取りという事が多いでしょう。

 

手取りが25万ということは社会保険や税金、寮費、食事代などが差っ引かれていますので総支給額は33万程度だという事になります。

 

満了慰労金や満了報償金とは何なのか

 

期間工は給料以外に入社祝い金のような特別手当10万や満了慰労金や満了報償金などがあります。これらはどういったものなのか簡単に説明していきます。

 

ある会社の慰労金や報償金

 

(例)満了慰労金は働いた日数×1700円ですので半年分の慰労金になります。

満了報償金は月単位で出る皆勤手当みたいなものです。満了報償金は月に3万程度出ます。

 

無遅刻、無早退、無欠勤の月だけ支給対象になりますのでみんな体が筋肉痛だろうが少々風邪を引こうが必死に出勤します。満了報償金は給料日に支給される訳ではなく、満了慰労金と同じで期間満了後に振り込まれます。

この時に明細書も自宅に届けられます。ひと月に1回でも欠勤や遅刻をしてしまうとその月は3万円を捨てるようなもので非常に勿体ないです。

 

半年間無遅刻、無欠勤、無早退ならば18万が貰えます。どっかの月に1回休んでしまうと3万円引かれてしまう。満了報償金とはそういう制度です。

 

期間を延長する事は出来るのか?

 

期間工は最低で3ヶ月、半年、1年と人によって変わってきますが、作業を無難にこなしていれば延長出来る場合があります。基本的にはリーダーなどの管理者が決めるので誰でも延長出来るわけではありません。しかし、何とか頑張って半年は働いた方が良いです。

 

期間工は人気があるのはなぜなのか?

 

期間工が人気があるのは高い給料と慰労金が出るからです。慰労金に関しては後ほど説明しますが、期間終業後支給されるボーナスのようなものです。

 

このような期間工を募集しているような企業は日本を代表する一流企業です。給料って募集時と違うことが多いものですが、募集の時と同じ額が確実に貰えるのも人気の理由です。

 

期間工はキツイ仕事が多いです

 

 

車の製造で働いた経験がある方はご存知かと思いますが、かなりの重労働です。車の部品は重いので体力勝負のところがあります。

 

ただ、体力さえあれば良いというものではなく、配属される部署にもよりますがコツを掴むのに1~2ヶ月掛かるようなところもあります。やはり、重さや大きさがある上にコツとスピードが必要とされるので慣れるまで時間が掛かります。

 

1人で工程を任されるようになるのに早くて2週間、遅くて1~2ヶ月掛かるので大変です。最初は自分には絶対出来ないと思うような作業も大体これくらいの期間で一人前になります。

 

それまでは社員の人とマンツーマンで教えてもらうような形になります。なかなか一人前にならないので嫌気が差して辞めてしまう人もいます。

 

しかし、根気強くやっていれば必ず出来るようになりますので諦めないようにしましょう。初めは誰でも初心者です。初心者ばかり全国から集まってくるのですから、教える方も大変です。

 

しかも、期間工ですから時期がくれば人が入れ替わりますからね。。社員を育てるのとは全然感覚が違うでしょうね。半年や1年程度で確実に辞めてしまう前提人を一生懸命教えなければなりませんから。

 

期間工が何か仕事で失敗すると教えてる社員がリーダーに叱られます。社員がちゃんと教えてなかったのか?急がしていなかったか?など、こっぴどく叱られます。

 

普通ミスをした本人が叱られますが、教えた社員が叱られます。これって良くできてると思います。長い歴史の中で期間工を叱るよりも社員を叱った方がうまく回るんでしょうね。

 

叱られる社員は大変でしょうけど。。でも、リーダーと社員は普段は仲が良く信頼関係が出来ています。

 

期間工がミスをしたからといって怒鳴ったってたらどうなるか?

 

 

仕事のいろはもわからない、人間関係も構築されていない期間工がリーダーに怒られたら、ほとんどの人が凹むでしょう。

 

期間工というのは半年~1年で退社しますが、決められた期間は確実に働いてもらわなければなりません。その期間工が期間内に沢山辞めてしまっては非常に困るでしょう。社員を叱る事で「期間工」の引き締めを図っているのでしょう。

 

自分のせいで社員がこっぴどく叱られていたら、「次は気を付けよう!」と思いますからね。長年培われた知恵から、そのように教育されている可能性が高いですね。

 

しばらくやってどうしてもコツが掴めなかったり、自分には無理だと感じたら社員に相談すれば部署を換えてもらえます。

ただ、相談しないで悩んでいてはダメです。何とか期間満了まで頑張らないともったいないです。

 

期間工はどのような人が集まってくるのか?

 

 

地方の人が多いでしょう。首都圏に住んでる人はわからないかもしれませんが、製造などは社員と言えども給料が安いです。

 

年収200万~250万なんてザラですし、ボーナスはあっても金一封程度である場合が少なくありません。生活はなんとか出来るかも知れませんが、貯金はなかなか出来ないでしょうね。

 

また、零細企業の場合、経営不振で従業員の給料を上げたくてもあげれない事情があります。世の中には傾きかけた会社なんて腐るほどあります。

 

期間工として1年働けば、そこそこ切り詰めれば200万以上の貯金をする事も夢ではなく、そういう人は沢山います。元々お金を貯めたくて期間工やる人が多いです。寮も食事も安いですから出費も少ないですし、仕事もハードですから遊びにいく余力は残ってないでしょう。毎日、寮と工場の往復のルーティンが始まるでしょう。

 

寮から職場まではバスで行きます

日勤であれば朝5時台に朝食を済ませてバスに乗り込みます。朝は結構早いです。朝はみんなまだ眠いので誰かと話すことなく無言で職場に向かいます。

 

車の製造はハードなので冬場でも汗をかきます。夏場なんかは作業着がびちょびちょになります。毎日の選択は欠かせませんね。

 

お金が貯まりやすい環境を手に入れられる

 

仕事がハードで時間もそこそこ長いので寮に帰って食事や風呂に入れば部屋でテレビを観てるうちに睡魔が襲ってきます。朝も早いですし地元から遠くまで来ていますので友人から遊びの誘いもありません。

 

何だかんだでこの環境がお金を貯める事に適しています。そういった意味でマグロ漁船に近いのかも知れません。一度船出すれば一年帰れませんから。

 

携帯も繋がらないですし、遊びに行くところもありません。外は海ですから。期間工は携帯も繋がるし、遊びにも行けます。

 

休日の過ごし方が貯金額に大きく影響する

 

平日は職場と寮の往復でお金を使いませんが、休日に羽を伸ばせばお金はなくなります。当たり前の話ですが、休日の過ごし方で期間満了時の貯金に影響するようです。部屋でゲームしたり映画を観たりといったインドア派の方がお金は貯まりやすいです。

 

期間工は給料の他の手当がおいしい

 

 

慰労金は1年働けば満了時に30万ほど支給されますし、入社祝い金として10万ほど支給されるところも多いです。

 

入社祝い金は入社してすぐ貰えるわけではなく働き始めて2ヶ月後位に給料と一緒に振り込まれます。慰労金は勤怠で額が変わってくるのでみんな必死に無遅刻、無欠勤を狙っているようです。

 

給料だけで期間工で働くのは止めておいた方が良い

 

給料が高いという理由だけで期間工で働こうと考えているとしたら、後々後悔することになります。冒頭でも言いましたが、仕事はかなりキツイです。給料の高さだけ目に付きやすいですが、そんな甘いものではありません。

 

根性や体力がモノをいうので、自信のない人はやらない方が懸命です。期間工の作業内容は人によってはこの給料でも耐えられないでしょう。期間を満了しなければ慰労金はもちろん給料すら出ませんので。

 

社員のような扱いを期待しないようにしよう

 

期間工とはいっても所詮は使い捨てです。期間中は責任感を持って働かないといけませんが、所詮は使い捨てです。あまり、社員などの対応に神経質にならないことです。職場では社員の人もあなたを期間工として扱います。当然です、期間工なのですから。

 

期間工という立場が気に入らないのなら、他で社員として働いた方が良いです。そうすれば周りはあなたを社員として扱ってくれます。

 

社員ではなく期間工として働く訳ですから、余計なことは考えず、割り切って仕事に集中して貯金を貯める事に力を入れましょう。

 

期間工は寮生活ですので他人に迷惑をかけないようにしましょう

 

 

付け加えるとすれば、寮生活になります。そこで働く人はみんな寮で生活する事になりますので常識的な行動を心掛けましょう。

 

寮に住む人達と共同生活になりますので共同スペースを散らかしっぱなしにしたり、夜中騒いだりといった常識から外れたことをしないようにしましょう。

 

迷惑を掛けたら謝る、挨拶をする、何かしてもらったら礼を言うなど、どこの社会でも当たり前に行われていることをすれば問題ありません。

セブンイレブンが1000店舗閉鎖!内部で何が起こっているのか?

セブンイレブン本部は東大阪のセブンイレブン南大阪上小阪店に対し「クレームが多い」という理由で2019年12月末に契約を解除する意向を伝えたという。それだけでなく全国の1000店舗のFCオーナーに対し「契約解除」したという。

 

この店舗はメディアにも度々登場し、「人手不足」を理由に自主的に「営業時間短縮」を行ってきたあの店舗だ。

 

セブンイレブン側は365日24時間営業を原則としフランチャイズ契約違反として書面や直接改善を求めていましたが、オーナーは短縮営業を続けた他、元日休業の意向を示していたという。

 

優越順位はなくあくまでも対等な立場と主張していたセブンイレブン社長の言葉は何だったのかと疑問を感じる。

 

特に人手不足と悩んでいるフランチャイズオーナーに対して「能力がない」の一言で片付けるのはいかがなものか。。

 

フランチャイズオーナーに一国一城の主の夢を持たせ勧誘し、開業後は人手不足に苦しむオーナーを一方的に24時間365日営業を強要し、それに従わなければ契約解除といった流れからとてもじゃないが、「対等な立場」と言えたものではない。


 

 

 

そもそもコンビニオーナー契約というのは自分の裁量で何かを出来るといったものではなく、組み込まれた仕組みの中でオペレーション能力が問われる。

 

契約を交わした時点でオーナー側は圧倒的に不利と言えますし、一国のオーナーを夢見て高額な加盟金を払ってまでしたものが結局多くのものを失う結果になる。

 

お金はもちろん、家族や友人などの人間関係や若さややる気といった独立した当時のエネルギーといったものは萎んでしまってるかもしれませんし、メンタルが崩壊してしまう場合もあるでしょう。

 

気力も下がり肉体的にも疲れ、精神面まで悪影響を及ぼす事になります。こうなってしまうと後悔を募らす日々を送ることも考えられます。

 

「何であの時独立を考えたのだろう?」

 

「あの選択は間違っていた」

 

「独立さえしなければ家族や若さを失わずに済んだのに」

 

このような後悔の中、次の仕事の事や気持ちを切り替えて別の事業を行うなど考えられません。

 

早く閉めた場合は多額の借金が残る場合もありますし、逆に長く経営していた場合歳もとります。独立当時の体力はもうないかもしれません。

 

現実問題として厳しい状況のオーナーさんは少なくないでしょう。大きく報道はされてはいませんが、このような金銭的、肉体的、精神的にやられてしまい最悪の末路を辿る人もいます。

 

まずフランチャイズオーナーのコンビニ経営は見方によってはアルバイトでもやっていた方がまだましという事もあります。

 

多額の資金を投入し、その資金を回収するのに何年掛かることやら。。本部から契約解除されれば店は手放さなければなりませんし。そうです、自分の店にはなりません。

 

セブンイレブンのFCオーナーの平均月収が27万円だそうです

 

もちろん、それ以上に多く稼いでるオーナーもいますし、27万円もいかないオーナーもいます。あくまでも平均ですので。

 

ほぼ休みなく、昼も夜も関係なく疲弊するまで働き続けて得られる月収は27万円です。アルバイトが休めば自ら働かなければなりません。ゆっくり寝てる時間なんてないでしょう。

 

24時間365日営業のコンビニオーナーとはそういうものです。
数百万という多額の開業資金を掛けてオーナーになったのにも関わらず、契約解除で店も取り上げられ一体何が残るのか。また、何を得られたのか?何のために開業したのか。。

 

まぁ、経験値を上げられるとすればバイト管理や店舗運営のスキルといったところでしょうか?

 

あまりにもビジネスモデルとしては大きく開花する要素が少なすぎます。24時間365日、常に店をオペレーションしなければならない責任は非常に重いです。その責任の割にはそれに見合う報酬や旨味があるかと言えば、無いように思います。

 

ビジネスモデルとしてコンビニチェーンのフランチャイズオーナーは本部に搾取され続ける契約条件であり、負け戦に飛び込むようなもの。

今回、セブンイレブンで1000店舗契約解除されたオーナーはこれからどうするんでしょうか?

 

当然店は本部に持っていかれますからオーナーは別の働き口を見つけなければならないでしょう。

長い目で見ればセブンイレブンの呪縛から解放されたわけですから、自分のやりたいことが出来るとも言えます。資金的に厳しいオーナーはすぐに働き口を見つけなければならないでしょうね。

 

コンビニのオーナーになったという事は「入り口」から間違えてしまった、、と言えます。

 

本部に搾取され続け、働かされる業態に開業資金を払ってまで自らコンビニのオーナーになってくれるんですから、本部からすれば都合の良いビジネスモデルですよ。

 

これだけ搾取され続ける条件であればアルバイトでもやってた方がまだましです。アルバイトは開業資金もいらないですし、休みもあります。勤務時間以外は自由ですから。

 

コンビニオーナーになった人は何に魅力を感じて契約したのか?

 

単純にリスクを恐れるという事がある。新しく飲食店などを始めたとしたらお客さんが集まってまともに経営出来るまでに時間が掛かる。軌道に乗るまでは数ヶ月位は掛かるでしょうね。

 

そういった事を考えたらセブンイレブンのフランチャイズなら開店初日から客は入るし売り上げになる。もちろんお客さんはセブンイレブンだから入るわけです。最初から普通にお客さんが入るのは確かに魅力です。

 

お客さんが集まらない、集めるにはそれなりに色々考えなければならないし、当然努力の甲斐なくそのまま経営破綻という可能性もある。

 

初期段階のリスクを最小限に抑えたのがコンビニであり、セブンイレブンというネームバリューから安心して来店してくれます。なので、お客様が入らないという事はない。

その辺りのリスクを避けた結果、本部に吸い上げられるような契約条件にサインしてしまうわけである。

 

フランチャイズ契約というのは儲かるのは本部だけで店ではない

 

深夜営業を止めたいオーナーと24時間営業のブランドを守りたい本部側の対立が話題になりましたが、オーナーからすれば、深夜になれば売り上げが落ちる上に人件費があがるわけですから夜中は営業したくないという事は当然と感じます。

一方本部は人件費を負担しませんので店舗がどんなに大変でも関係ないと思っているのでしょう。本部からすれば何の負担もないがないですから少しでも売上をあげたいから反対するんです。

 

社員であれば法律に守られていますので、こんなことを強要していたら大問題になりますが、フランチャイズのオーナーは業務委託という形になります。契約によって提携されていますので契約書の内容がすべてになるわけです。この辺にフランチャイズの闇があるようです。

 

その契約書の内容は良く読めば本部に不利にならないような条件である場合がほとんどで、どのような状況でも、業務を滞りなく遂行しなくてはならない旨が書かれている場合が多いです。

 

フランチャイズオーナーのほとんどは何のいろはも持たず本部頼りの傾向があり、働いてるうちに圧倒的に本部有利な契約だった事に気付かされます。ここで気付くのは遅いのですが、多くのオーナーがこういった状況になっていきます。

 

勿論、オーナー側の不手際もあります。安易に契約書にサインしてしまった事や相手の言葉を鵜呑みにしてしまった事などありますが、一番大きい過失は相手がネームバリューのある大手企業だから大丈夫だろう。といった安易な考え方や何かに依存する形態を好んでしまった責任もあります。

 

 

視野が狭く、依存体質な人が独立すると失敗する傾向があります。ちょっと考えればわかります。コンビニは確かに便利ですが、これだけ飽和状態にある業界が右肩上がりに成長することは考えにくいという事を。ご近所でもコンビニがよく閉店してるはずです。その奴隷のように働かされ、搾取され続ける業界に自ら飛び込んでしまった事実はあるのですから。残念ですが明らかに選択ミスです。

 

オーナーの犠牲の上に成り立っているコンビニフランチャイズの崩壊

 

 

しかし、非人道的な本部のやり方に問題がありますね。こういったどっちかが非常に旨味があり、どちらかの犠牲の上に成り立つビジネスモデルは淘汰されていくでしょう。

 

コンビニが儲かるのは店ではなく本部で全国にあるFCの売上で儲かっているのです。

コンビニが本当に儲かるのであればFCではなく直営にするはずですから。そういった疑問も持たず独立するのは非常に危険です。

 

世の中の流れはAIの時代になっていきます。今後無人のコンビニも登場するでしょう。

時代の大きなうねりによって状況は一変するはずです。

 

いずれにしても地に足を付けて生きていかなければなりません。ヘタを打っても立ち止まる訳にはいかない。厳しいですがそれが現実です。反省すべきところは反省して前に進むしかないでしょう。

 

どんなに厳しい状況になっても這い上がる人は這い上がりますからね。

逆境こそがその人の本質が出ると言います。