ストーカー気質を見破る方法

今でこそストーカーという言葉が認知されていますが、昔はありませんでしたので完全に野放し状態でした。

ストーカー気質の人は少し人とは違う考え方や接し方をするので薄気味悪さを感じます。

ストーカー気質の人の特徴1つ1つをあげて、その解説をしていきます。

 

すべての項目に当てはまる事は稀ですが、複数該当すれば本質的にそういったものを持っていると判断できます。

基本的には嫌われやすい性格をしているのでかえって恨みの感情を増幅しやすい。

 

ストーカー気質が人に与える印象

 

何かおかしな人だな
通常の感覚ではない独特な性質を持っており、客観性に欠ける行動を取る事があります。

自己中心的
自分と同じ様な考え方でなければ成敗されてしかるべきだと本質的に思っている為に他人の自由を認めません

執着心が半端じゃない
1人に執着するとその思いは独占欲や支配欲に変わっていきます。

支配欲が異常
支配することで欲求が満たされるが、その欲求は常軌を逸しており支配するためにどうしたら良いのか頭を使います。

社会的常識が通用しない
自分の思いが全てであり、相手の状況や生活などおかまいなしに侵食しようとします。

気持ちが悪い
考え方や行動が偏っていてそれが違和感を感じます

粘着質で独自の価値観を持つ
一度執着すると付きまとったり、確認の電話を掛けたりなど

思いやりの気持ちに欠ける
相手の考え方を理解することがありません。

恨みの感情が強い
自分勝手な思い込みで恨みを抱くことが多い。それがたとえ自分が原因で嫌われたとしてもです。

生理的に受け付けない
接し方や感じ方に特徴がある。
言動に違和感がある。
「この人普通じゃないな」
と感じる

 

自己中心的であるため自分の思い通りにならなければ恨みの感情を持ちやすい。

一般的には奇妙な行動や人に警戒されるような言動をするので嫌われる事も多いです。人間関係を形成することなく一人に執着心を持つようになります。

 

このような性質を持つタイプは自分と他人の境界線があいまいで自分が好意を持てば相手も好意を持つのが当然という考え方をします。

自分と同じように他人にも気持ちがあるという事が理解出来ません

 

 

自分と他人の考え方が違うということがわからないのです。

非常に考え方が未熟であり、通常の大人になる過程で精神的に成長することが出来なかった可能性があります。

 

社会を震撼とされるような事件に発展する事は稀ですが、関わるとろくなことにはならないという点では変わりはありません。

 

客観的に見て前項に加えて

・付き合いの長い人の有無
・人との関わり方
・人との距離感

を見ていく必要があります。

 

ストーカー気質が狂気に変わる瞬間があります

 

自分の好意を拒否された時

・口頭で拒否する
・メールなどで拒否する
・連絡してきても無視する

 

あからさまに拒否しなくても、自分の好意を否定されたと感じて傷つきます。その傷ついた気持ちを相手の生活を破壊することで晴らそうとします。

人との関わりが希薄である場合が多く、元々が建設的な人間関係を築きづらい性質をもっています。

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・考え方が妙で周囲に距離を置かれている
・持ちつ持たれつといった関係が作れない
・バランス感覚の欠如

 

否定される事の免疫がなく、深く傷つきますが、その対処法は非常に未熟で恨みを抱き、日を追ってその感情は増幅していきます。

表だってコンタクトしてくるよりも裏側で執着心を持った行動をとるのが特徴です。

 

普通の人とストーカー行為に及ぶ人の大きな違い

 

好意を拒絶(拒否)することからストーカー行為が加速することがわかる。

誰しも好意を抱く人に拒否されれば傷つき恨みの感情を抱く事もありますが、新たな相手を見付ける事であったり、また、時間の経過で忘れていく事もあります。

 

何よりも好意を抱く人にも

「選択肢があり断る権利は当然ある」
「相手の選択を尊重し受け入れる」

という事を本質的に理解しているから諦められるし、そこから執着することもありません。

 

普通の感覚とストーカーになる人の違いは

「自分に嫌なところがあったのかな」

「相手が嫌がることをやったり言ったりしたのかも」

「相手にとって自分は魅力がなかったのかな?」

相手に否定されたという事は理由があり、否定の理由は自分の嫌な部分を受け入れられないかもしれませんし、根本的な自分の魅力といったものかもしれません。

何よりも拒否されたということは

「自分に魅力を感じていない」
という事であり、

 

その事実を考えると…

「自分に魅力を感じていない人に執着しても意味がない」

又は、「自分を否定する人に好意を持っても仕方がない」

と思うことができるわけです。

ですのでそこからストーカー行為に発展するという事は

・精神的に未熟である
・自分に対して、他人に対しての客観的視点が皆無
・相手の意見を受け入れられない心の狭さ
・視野が非常に狭い
・他人との関わりが希薄(特に横の繋がり)

 

これらの特徴があり、根本的な欲求として、

「際限なく自分を受け入れて欲しい」

という欲求が見えてきます。

 

普通の感覚であれば、他人には受け入れられるものと受け入れられない事があると無意識で理解しています。

 

もちろん「それは自分にも当てはまります」

「他人を際限なく受け入れることは出来ない」と。

 

ストーカー気質の人は、これを根本的に理解出来ていない。健康的な精神成長を遂げられなかった事が考えられます。また、日頃の人間関係で他人との距離感や接し方など社会生活を送る上で基本的な事が身に付いていない。体は大人でも精神的には小さな子供と一緒である。

 

歪んだナルシシズムや隠された劣等感などが複雑な形で人格を形成していき、考え方や視野が非常に狭いです。自分自身の中に複雑な葛藤を抱えていて、それが自然な精神的成長を阻害している可能性があります。

 

はたから見ればものの見方や感じ方が異様であり、少し話せば「変な人だな」と感じる事が少なくありません。

 

粘着質な人や自己中心的な人は周囲に存在しますが、こういった人達が好意を持つ人に拒絶されたからといって即ストーカーに変貌するということはありません。

 

自己中心性や恨みやすい性質や視野の狭さ、嫉妬深さなど人それぞれ度合いが違いますので難しい部分ですが、元々持っている性質に条件が重なる事でストーカー行為がスタートする。

 

その人の本質がストーカーになりやすい
+条件(手酷いフラれかたなど)の条件が重なってストーカー行為に発展していくと考えられています。

そして、そういった本人の性質に条件が加わるとストーカー行為に発展するということですが、この他にも重要なのは

 

「隠れた攻撃性」です。

攻撃性の強弱によってストーカー行為の被害が大きく影響を及ぼします。よりエスカレートしていったり頻繁になっていったり、これも外せない点です。

 

攻撃性が強い場合、肉体的、精神的両方から攻撃され、根本的な社会生活や平和な日常を根底から破壊されてしまいます。

 

これらを未然に防いだり完全にガードすることは難しいですが、違和感を感じたら距離をとって近づかないようにしましょう。