アダルトチルドレンの原因と特徴20個

アダルトチルドレンは一言で言えば見た目は大人なんだけど、精神的には子供という事です。

 

アダルトチルドレンの特徴

 

・自己犠牲的に世話を焼く
・相手の考え方や行動をコントロールする
・トラブルが頻出する
・自己評価が低く誰かの助けがないと生きていけない
・世間が狭い
・現実を受け止める事が出来ない
・コミュニケーション能力の欠如
・相手との境界線がはっきりしない
・自分が今何を思い、考えたら良いのか分からなくなる
・原因がわからない怒りがある
・0か100か、黒か白などのように極端な考え方をする
・結果のみを求め、どんと構えた所がない
・罪悪感がとても強い
・自分の幸せが何なのかわからない
・愛情としがみつきの区別がつかない
・過去の過ちを何度も繰り返す
・権威者を恐れたりすり寄ったりする
・どうでも良い嘘を付く
・自分の気持ちよりも一般論を使う
・最後までやり遂げる事が出来ない

 

元々信頼関係を知らずに育っているので、他人との距離感が掴めず、どのように接して良いのかわからなく、不自然な人間関係を作りがちである。

 

本来、子供からの成長過程で育まれるであろう、自分に対する自信がないと言えます。自信がないから人をコントロールしようとする。人からの批判や否定を恐れる。

何かしら原因があるのですが、自分の主義主張が通らないのが当たり前という環境で育ったのではないでしょうか?

 

家庭、学校、職場にしろこういう環境で慣れてしまっていた場合、自分が何者なのか?自分がしたいものはなんなのか?それすら分からなくなります。

 

極端な思考を持つ人が気を付ける事

 

0か100、黒か白というように極端な考え方というのは思考能力の低下と頭が凝り固まっていることを表します。

 

人生を生きていて、白か黒しかなかったら生きづらくて仕方がないと思います。灰色もあれば黄色や青もある。極端な考え方というのは考え方が狭いので柔軟な思考が出来ません

 

柔軟な考え方が出来ないと言うことはネガティブに意識を引っ張られやすいです。

ある研究では、人はポジティブな情報よりネガティブな情報の方が頭に7倍残りやすいという結果が出たそうです。

 

人は元々ネガティブ思考になりやすいのに考え方が狭いと、ほとんどがマイナスの思考に偏ってしまいます。

 

極端な考え方が思考を鈍らせ、ネガティブ思考に陥り、いよいよ精神的な病気に掛かりやすくなります。

 

心の病を避ける為にも極端な考え方を治す工夫をしていくと良いでしょう。完璧主義のような凝り固まった性格は出来たら改善していった方が自分のためです。

 

たまに、完璧主義を格好いい事と勘違いしている方がいますが、偏った考え方は百害あって一利なしの思考です。

 

凝り固まった考え方より、色んな思考を持っていた方が、人生をより豊かに生きられるものです。考え方が偏よってしまうと精神的疾患のリスクが高まります。

 

全てがそうとは断言出来ませんが、何かしら予想外の出来事や逆境に遭遇した時に、考え方が固いと自分のメンタルを上手にコントロールすることが出来ず崩壊してしまうリスクが高まります。

 

機能不全家庭で育つとACになりやすい

 

 

 

まず、機能不全家庭と機能している家族の違いから機能している家族

 

固定された家族のルール

ある         なし

家庭内の強固な役割

ある        なし

家族共有の秘密がある

ある        なし

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家族に他人が入る事を許容する
ある        なし

ユーモアセンスが家族に
ある        なし

家族とは言ってもプライバシーが確率している
ある        なし

家族から去る事が許されるか
ある        なし

家族の成長を認める
ある         なし

家族が変化する事を認める
ある          なし

家族が居心地が悪い
ある          なし

 

ACになりやすい機能不全家族というのは、誰かの自信のなさから生まれたルールやしきたりなどによって世間体を気にした、偽りの信頼関係を築く。しかし、そこに本当の信頼関係がないから居心地が悪い。

 

機能している家族は、元々そこに信頼関係があるのでルールなど作る必要がない。成長などによって物理的な距離が離れても変わらない。

 

機能不全家族で育った人は本当の信頼関係を知らずに育ち、絶えず世間体を気にしたライフスタイルを維持しますので、自信が付かないので、年齢的には大人だとしても子供のような振る舞いをするアダルトチルドレンになるという。

 

 自信が付かないまま大人になると負の連鎖が始まる

大人になり社会人となり多少なりとも人と戦って生きていかないといけない。しかし、この社会的に戦いで必要になるのは自分自身に対する自信に他ならない。

この自信が培われていないと、相手に簡単に屈服してしまう。

 

しかし、自信というと立派な成績や成果と思いがちだが、それは半分は当たっているが半分間違っている。

 

何となくでも良いのだが、「自分は出来る!」「やれば出来る!」といった漠然とした自信でも良い。

 

仮に何も結果を出せなかったとしてもやって出来なかったのであれば「仕方がない」と思える割り切りの良さが必要になる。

 

自信のない人は一度の失敗を悲劇的に捉え、挑戦することすら諦めてしまう。失敗する事に自分の心が耐えられないからである。だから、「始めから挑戦しない方が良い」となる。

 

ACは家庭を持つとまたACを育てる

 

 

アダルトチルドレンが家庭を持つと子供もアダルトチルドレンになりやすい。なぜなら子供というのは親を見て育つので、親の自信のなさや他人に対して差別的、否定的な面を無意識に引き継いでしまう。

 

自信を持ち信頼関係を生み出す事が出来ない為、子供も自信を持つことが学べない為である。

 

機能不全家族で育った子供は人との信頼関係や自分に自信を持つことをわからないまま大人になる。

 

アダルトチルドレンの家族依存症

 

信頼関係はないのにしがみつくといった奇妙な家族関係があります。居心地が悪いのにそこに依存してしまう。他から見れば謎の家族関係がアダルトチルドレンを生み出す家庭です。

 

家族といえど主義主張がないのは異様です。そして親が歳を取り子供が大人になっても関係を変えようとしない家庭があります。そして、そのような家庭には支配的な人物が必ずいて、無言のメッセージを送っています。

 

家族も時が流れれば変化する必要がある

子供がACの場合、間違いなく家族は柔軟な考え方ができない。

アダルトチルドレンを生み出すような毒親に限って「ずっと変わらないのが素晴らしい」と都合の良い理屈を付けるが、成長と共に変化しない方が無理があることに気が付かない。