メンタルが強いとか弱いとかって、どうやって分かるのか?

メンタルが弱いとか、強いとかよく聞きますよね。その基準って明確なものはあるんでしょうか?

 

目に見えないものであり、人によって解釈も違うことから、幅広い意味になる傾向にあります。ちょっと付き合ったぐらいでは、わからない部分であり、追い込まれたときこそ、その人の真価が問われると言いますので、逆境に対する精神的な強さという解釈で概ね合っています。

 

気が強いのとメンタルが強いのを混同してる方がいますが、微妙にニュアンスが違うと思います。普段は気が強いというイメージでも逆境に弱い人っていると思いますからね。

メンタルが強い人の特徴

 

失敗をバネにできる

失敗は誰しもしたくないものですが、メンタルが強い人は失敗をそもそも失敗と思っていません。誰が見ても失敗と思えるような事を気にしません。メンタルが強い人は失敗から学びとって経験値を積むことを大事にしています。


 

逆境の時にこそメンタルの強さが分かります

精神的に強い人は逆境でも冷静でいられます。誰しも調子が良いときはメンタルの強さが分かりませんが、追い込まれている時に差が出ます。

 

状況に柔軟に対応できる

新しいことや困難な状況になっても、考え方が柔らかく冷静です。ストレスにさらされたり、危険が伴う場面でもテンパらず機転を効かせる事が出来るのは精神的に強い証拠です。

 

変化に対応出来る

変化に対して受け入れることが出来、自分自身も変化することが出来る。状況の変化や人の変化であったりしますが、日常生活や職場でもこのような状況は少なくありませんが、変化に対応出来るのも精神的に強くないと出来ません。

 

人を妬んだりしない

メンタルが強い人は他人が成功しようが嫉妬をしません。他人の失敗や成功がメンタルに影響されません。成功した裏側には努力が隠されているのが分かっているから素直に認める事ができます。

 

ネガティブな人間と付き合わない

ネガティブな思考というのは伝染します。ネガティブな情報がそうでない情報より7倍頭に残りやすいという研究結果があるように人は元々ネガティブな生き物なのです。メンタルが強い人はそれが分かっているので、ネガティブな思考に意識を引っ張られないように、敢えて距離を置いているのです。また、感情的な問題に巻き込まれない絶妙な距離感というものを持っています。

 

 

人の意見に左右されることはない

自分というものをしっかり持っている為に他人の批判されても考え方が変わることはありません。人の意見はその人の立場や経験によって変わるものだと理解しているので、動揺したりすることはありません。自分が間違っていた場合はその意見を受け入れることが出来る人でもあります。

 

怒りや憎しみに囚われることはない

精神的に強い人でも怒りや憎しみの感情を一時的に持つことはありますが、それを引きずる事はありません。マイナスの感情を持ち続けても意味がない事を知っているからです

 

自分を哀れむ事はない

どんな失敗をしても、悲しい出来事があっても自分を哀れむ事はありません。哀れむ事によって自分自身の可能性を潰してしまうことになるからです。

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人を恨まない

恨むというのは強力なマイナス感情ですが、こういうストレスは健康を害することが分かっています。恨んだり嫉妬の感情を力にする人もいますが、それよりも前向きな気持ちを力にした方が遥かに効率が良いです。

 

他人と比較して自爆しない

良く人と比較することで闘争心を出す人やモチベーションにする人は多くいます。最も簡単に自分を奮い立たせる事が出来る方法です。しかし、比較対象が居なければ途端にモチベーションが下がる可能性が高いです。

 

メンタルが強い人は最終的には自分自身との戦いという事を知っています。つまり、敵は自分の心にあり、他人と比較する事でモチベーションが下がる事を嫌がる為です。

 

批判するより理解しようとする

 

他人と比較して、批判することで優越感に浸るような低次元な事はメンタルが強い人はしない。人にはそれぞれ個性があり、得意不得意があることを知っているからです。それより人を理解する事に力を注ぎます。教わらなくても人の言動から学び取ることが出来る賢い人です。

 

人って上手く行っているときや順調な時って、良いですよね。誰でもそうだと思いますけど。

 

逆に調子が悪いときや、上手くいかない時ってどうでしょうか?焦りませんか?

 

人は逆境にある時ほど、その人の本質が出ると言います。逆境にあるということは、失敗が続いたり、信用を失ったり、金銭面の損失、乗り越えなくてはならない壁があったとします。

 

メンタルが弱い人というのは、ちょっとしたことで取り乱したり、感情をあらわにしやすい傾向にあります。どんなに強メンタルな人でも動揺することはあります。しかし、メンタルが弱いと言われる人は逆境に弱くちょっとしたことでも取り乱したりします。

 

生まれつきや環境も関係がある

元々持っている性格が動じないタイプの人もいます。また、小さい頃からスポーツや武道などで精神も肉体的にも鍛えるとある程度は強くなると考えられています。

 

自分の失敗を人のせいにしない

失敗を自分に受け入れることが負けた感じがして、何かのせいにしたり、言い訳したりする人がいますが、自分の成長を自ら止めてしまうような行為です。
このような行為の繰り返しが自信を失うことになりますので止めましょう。

 

メンタルが弱い人は社会に出てからが要注意

 

学生時代のように親に守られている状態よりも、かつてないような荒波にさらされて心が持たなくなる可能性があります。

 

何かに守られている感覚があるとないとでは、心が揺さぶられやすい。落ち込みやすく、自分の心をどうコントロールして良いのかわからず、テンパります。

 

メンタルを強くするにはどうしたら良いのか?メンタルが弱い人は日頃の行動を見直そう

 

メンタルが弱い人がやりがちな事は人と比較してしまうことです。人に意識を引っ張られると自分のやるべき事に集中しずらくなりますし、凹む事も多くなります。場合によっては他人に嫉妬したり、自分を哀れむ事に繋がるからです。

 

メンタルが強い人を中心に紹介しましたが、弱い人というのは強い人の逆の考え方や行動をとってしまう傾向にあります。メンタルを弱いと自覚できている人は、今までの逆の考え方を取り入れることをおすすめします。すぐに強くなることは難しいですが、自分が変わろうと思った瞬間から少しずつではありますが変わっていきます。

 

あとは、あなたの周りにメンタルが強い人がいれば参考にすると良いです。

強い人がこの状況で、どの様な対応をするのか?どのように考えているのか?

その辺を観察することで、何かが分かるかもしれません。