格安SIMと聞くとややこしい感じがありますが、本気で節約したい人は年間でかなり大きい節約になります。良く分からないから踏み切れないという方向けの記事になります。
ではどのくらい安くなるかと言うと、ざっくりですが
3大キャリアスマホであれば平均で8000とか9000円位ではないでしょうか?最新のスマホを買った場合、端末代が上乗せされるので1万数千円という方もいるでしょうね。
それが格安SIMに移行するとどのくらい安くなるかというと、あまりスマホを使わない人で2000円、電話を良く使う人で3000円前後と言われています。
月平均約5000円程度の節約ができます。
これって大きくないですか?
年間6万円ですよ。
こういった毎月払う(固定費)の出費を抑える方が節約しやすいです。
格安SIMにしたからって性能が著しく劣るわけではなく、変わらないです。電話も普通に使えるし、ネットにも繋がる。
格安SIMに替えるにはどうすれば良いのか
1,MNP予約番号を取得
これは使っていた3大キャリアDOCOMO、au、SoftBankで今までの番号を引き継ぐ為に取得する番号になります。
※予約番号の有効期限は15日間です
2,格安SIMの申し込み
この段階で10日以上残ってないと格安SIMの申し込みが出来ませんと言われる会社もありますので、MNP番号を取得したらすぐに申し込みに移りたいですよね。
3,SIMカード受け取り・設定
自宅にSIMカードが届いて設定する流れになりますが、
MNPを取得してから1~3迄全て終えないといけない期間が15日なので、格安SIMを15日の間で取得すれば良いという事ではないのでご注意ください。
急に移行しようと思うと学業や仕事などがあるので間に合わなくなる可能性がありますので前もって準備、段取りしておくとスムーズにいくでしょう。
スマホの更新日を確認する
2年毎の更新ですが、こちらから解約したりしない限り、自動で更新されるものです。更新月の翌月から更新出来ます5月が更新月であった場合6月から解約できます。更新月まで残り1~3ヶ月であればそれに合わせて考えておけば良いと思います。
3ヶ月間(6月~9月)であれば解約手数料が掛かりませんが、
更新期間外での解約は9,500円の違約金が掛かってしまいますが、格安SIMに替えることでほとんどの場合2ヶ月~3ヶ月で元が取れるのでそれほど中途解約の場合も無駄ではないでしょう。
ただし、3大キャリアの端末を買ってから2年以内の解約であった場合は、中途解約は9,500円(違約金)+端末の残債を払わなければならないので気を付けましょう。
ほとんどの場合月々の請求の中に端末代を分割払いされていますのでお使いの各ショップで確認するか151に電話すれば教えてくれます。
どの格安SIMプランにするか決めておく
基本的に今お使いのスマートフォンに格安SIMに使えるのか確認する必要があります。
DOCOMO、SoftBank、auのスマートフォンそれぞれ対応する格安SIMか確認しておきましょう。
格安SIM業者のサイトに「動作確認端末一覧」が載っていますので
自分のスマホに合うのか確認します。合うのが確認出来たらOKです。
今までの端末に合うのか確認できたら各種動作も確認しておきましょう。wifiに繋げるなどデザリングしたい場合、通話やネット通信は出来るがデザリングは出来ないといったこともたまにあるので、必ずチェックしましょう。
各種プランを決める
何GBにするのか?通話プランは?
など格安SIM業者のサイトにプランが載っていますので、そこである程度決めておけば良いでしょう。
今までのプランと同じようなプランが良いのであれば現在のプランを各ショップの店頭かMYDOCOMO、MYau,mySoftBankで確認することが出来ます。
・容量プラン(GBギガ)
・通信プラン(カケホーダイなど)
この2つは決めておきましょう。
メールアドレスを変更する
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格安SIMに替えると今まで使っていたキャリアメールが使えなくなります。代替メールでおすすめなのがGメールです。GメールはGoogleが提供するフリーメールで、使い勝手が良いです。
各種ログイン時のメールアドレスを変更する
各種サービスにログインする際の
ID・パスワードのIDの部分にほとんどの場合メールアドレスで登録してある場合が多いのでGメールに変更しておけば後で慌てなくてすみます。
ログイン時にメールアドレスを使用しているものは意外に多いです。
LINE、Twitter、Facebook、mixi、メルカリ、楽天、Amazon、宅配サービス、各通販サイト、クレジットカード関連、職業関連サイト、自動車保険、生命保険、その他キャリアメールでやり取りしている友人、知人等
格安SIMプランに移行する際に必要な書類
キャリアスマホを使っていた名義と格安SIM契約の時に契約する名義が同じでないと契約出来ません。
キャリアスマホを使っていた時は結婚前で名字が違う場合も契約出来ません。
キャリアスマホの契約中に名義変更しておくことが必要になります。
格安SIMに移行する際に身分証明書が必要になります。
免許証、住民票、健康保険証、マイナンバーなど
あらかじめ格安SIM業者に身分証明書で何が必要なのか確認しておくと安心です!
もし、住所が変わっていたり、名字が変わっていたりすると移行出来ないので、変更があった場合変更手続きしておきましょう。
格安SIM業者はクレジットカード決済が多い
格安SIMに移行した場合、クレジットがないと決済出来ない事がほとんどです。キャリアスマホを使っていた時は銀行引き落としの方が多いと思いますが、格安SIMの場合銀行引き落としは出来ませんので頭に入れておきましょう。
クレジットカードは本人名義でないと契約出来ない
例えば、親の名義であったり、旦那名義でも契約出来ません。本人名義のクレジットのみ契約出来ます。
キャリアスマホのSIMロックを解除する
各キャリアのサービス店舗でSIMロック解除が出来ます。SIMロック解除しても今使ってるスマートフォンは変わりなく使えます。
ドコモはドコモ系の格安SIM、auはau系の格安SIMを使うことが出来ますがSoftBankは対応する格安SIMはありません。SIMロックを解除してドコモ系の格安SIMに移行するというのが主力になっています。
キャリアスマホから格安SIMに移行する心配な点
格安SIMは大丈夫なのか?ちゃんと繋がるのか?不具合はないのか?と興味はあるけど踏み切れない方もいると思いますが、私は1年程格安SIM使っていますが、特に不具合等はありません。以前と変わりなく使えています。
混雑時にはキャリアスマホを優先するという事ですが、
若干ですが、混雑時にネットが少し重い感じがしますが問題なく使えています!
なぜ格安SIM・格安スマホは安いのか
格安スマホが安いのは古いタイプの機種を使っているから安いのです。しかし、キャリアスマホと比べて特に古さを感じた事はありません。カメラの解像度には差があるようです。カメラへのこだわりが特にない人は気にならないと思います。
まとめ
格安SIMが安くて良いけど、不安がある人や手続きがよく分からないという方に向けての説明になりましたが、分からないとから移行出来ないというのは勿体ないですからね。
キャリアスマホが良いという人はそのままでも良いと思いますし、格安SIMにしたいという人であれば分からない部分をクリアにして移行してもらえればと思います。