想像力が乏しい人が陥りがちなこと

台風や災害時に敢えて川を見に行ったり出歩く人がいるがどのような心理が働いているのか?

 

いつもは平穏な川がどれほど荒れているのか、平穏な川しか見たことがないので、どうなっているか気になる。

 

このような行動を取ってしまう人に対して、「軽率」「何を考えているんだ」と揶揄する傾向にありますが、実はこの心理は誰しも持っているものなのです。

 

・怖いもの見たさ
・好奇心

 

災害時に見に行ってしまう人の心理はこの2つであると言われています。

 

結果的に見ると災害に巻き込まれていますので、

思いとどまれば結果は変わっている」

という思いから揶揄することになります。

 

災害に巻き込まれる人と巻き込まれない人は何が違うのか

 


 

そこには、運やらタイミングなどの要素が関わってきます。災害に対しての恐怖心がある人ほど慎重に行動する傾向にあります

 

反対に恐怖心があっても好奇心が勝ってしまう人は災害時に油断しやすい傾向にあります。

 

台風のような災害時に見に行ってしまう人は先に述べたような好奇心もありますが、

 

「自分だけは大丈夫!」

 

という、自信がある傾向が強いです。

 

これは、ある意味当たり前の事で、持病があったり、腰に不安を抱えていたりすると、自分の体力に対する自信はありませんので、

 

「逃げ切れる自信がない」

 

という気持ちが先に立ち、好奇心よりも警戒心の方が勝ってしまいます。

 

・持病を抱えている
・若い頃に比べて体力に自信がない
・慎重な性格

このような状況な場合、好奇心に誘われて川に見に行く行為はしないでしょう。

人間というものは不思議なもので、自信が過信や油断に変わりやすいものです。このとっさの判断が命取りになります。

 

見に行きたい気持ちがあったが、思いとどまった人の中にはある条件があると行かないという。

 

・自分に何かあったら、残された家族が大変なことになる。

・子供がまだ、小さい

・愛する人がいる

 

 

共通するのは、もしも自分に何かあったら非常に困る人がいる。

それは、家族だけでなく関わる人すべてが対象になります。

 

しかし、それはその人に関わる人が言っているわけではなく、本人が想像力を働かせてそう思っているという事です。

 

この想像力というのは、時に窮地を救うものだったり、事前に準備をしたり努力を促すことだったりします。

 

想像力が乏しいと行き当たりばったりになりやすい

 

想像力というのは非常に個人差があり、仕事で大きな力を発揮する能力であることは間違いないです。

 

というのも、相手の出方をあらかじめ想像力を働かせて、対応方法を探ったり、先行き不安なことを未然に対策することによってスムーズに事を運ばせる能力になります。

 

この能力が、「仕事が出来る」「仕事が出来ない」を左右するほど重要な部分です。

 

想像力が乏しいと大事な人を失う

なぜ、想像力がないことが大事な人を失う事に繋がるのか?実は、人と人の繋がりは、微妙な均衡を保って成立している。

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想像力の豊かな人は、その辺りが良く見えていて、ある一線を
超えないような対応ができますが、反対に想像力の乏しい人は
それに気付けずズカズカとある一線を超えるような事をやってしまいがちです。

 

想像力が足りないと場当たり的な対応をする

場当たり的な対応とは、人間関係において主観のみで対応するという事です。

自分の言ったり行ったりした事で、他の人がどのように思うか…までは考えが回りません。

 

一線を超えるという事は相手の均衡を保っている部分を壊してしまいます。つまり、相手にとっては裏切りと思われる行為をしてしまうということです

 

よくある例ですが、

「こんなことをしたら、それを見てる人がどう思ったか考えなかったのか?」

と言われる人がいますが、想像力の乏しい人がやりがちな事なのです。

 

想像力は人間を幸せにする能力です

人は想像力があるからこそ、他人と分かち合い共感する事が出来ます。

人生を生きるという事は「失敗と挫折」が付き物です。失敗や挫折を経験するから他人の痛みが理解できたり、相手の立場に立って考える事ができるようになります。

 

想像力が乏しいというのは「物事のつながりが理解出来ない」ということです。

 

・それぞれの立場
・人の気持ち
・未来の事(少し先を想像する)
・現状把握(今どのような状況か)

 

想像力が足りないとこれらを考える事が苦手、もしくは考えられないということです。

これらを考えている時に私達は必ず想像力を使っています。

 

お腹が空いたから→ご飯を食べる

汗をかいたから→シャワーを浴びる

風邪を引いたから→病院に行く

分からないから→人に聞く・調べる

 

これは究極の例ですが、物事のつながりです。

想像力という能力は個人差があり、あるけどほとんど使っていないという人もいます。平均的に見ても著しく想像力に乏しいという場合、ASD(アスペルガー症候群)である可能性もあります。

 

想像力がないと生きづらい

 

 

アスペルガー症候群(ASD)の場合、物事のつながりが理解し難い性質から、生きづらさを感じてしまうこともあるようです。この場合、専門医に診てもらう事で、生きづらさの原因を理解する事が必要です。

 

興味があることしか想像力が働かない場合ASDの疑いがあります。

 

話がズレてしまうので、本題に戻しますが、想像力が人間関係や仕事に大きく影響を与えています。

 

想像力を鍛える事で稼げる時代に

世の中の流れによって、今までの右肩上がりだった生産・製造業が頭打ちになり、AIシステムに取って変わり働く我々は厳しい時代に突入する時代がそう遠くないでしょう。

 

 

今までと同じ考え方、働き方では、あっという間に取り残されてしまいます。

しかし、お先真っ暗かといえばそんな事はないです。個人でも情報を発信出来る世の中ですから、想像力を働かせれば大きく稼ぐ事が出来るとも言えます。

 

これはと思う分野で勝負する事が個人レベルで出来る時代です。

特に大企業で出来ない事に絞って想像力を働かせれば大きく稼げる可能性を秘めています。

 

いつの時代も
「生き残るのは時代に対応出来る人」
対応するのは想像力が不可欠ということは言うまでもありません。