肩をいからせて歩く人は攻撃的な訳

繁華街などで肩をいからせて歩く、肩で風を切って歩くという人を見かければ出来るだけ距離を取ろうとするでしょう。

 

肩をいからせて歩くという人は周囲を威嚇したいと思っているので、ちょっとした事で攻撃性を発揮しやすい状態にある。

 

肩は男性にとっては男らしさの象徴であり、肩幅が広い男性に「強い男」を感じるのは女性だけでなく男性も同じである。とくに肩幅の狭い男性は肩幅の広い男性に劣等感を抱くこともある。

 

男性同士で肩がぶつかった時にケンカに発展しかねないのも、男性にとっては肩が男らしさの象徴だからです。

 

肩をいからせて歩くという事はその人の中では男らしさを見せたいわけで、心理的には攻撃性を発揮しやすい。周囲が彼の男らしさを認めなければキレてしまう可能性もある。

攻撃性に触れたくなければ、「避けて歩く」だけでよい。この人からすれば、サッーと両側に人が引いていき「まっすぐ歩くところに自然に道が出来る」というのが理想かもしれない。

 

昔のドラマや映画で良く見掛けるシーンで、肩がぶつかってそこから口論が始まったり、ケンカがはじまるあのシーンです。最近はあまり見掛けなくなりました。全くないわけではないですが…。

 

肩で風を切るという風景を思い描くと肩を広げているイメージがあります。肩を広げるというのは自分の領域の広さを表していて、逆に肩をすぼめる行為は自分の領域を狭くするという事。接触する部分を少しでも減らしたいという心理が表れている。

 

 

男らしさにこだわる男性の心理とは

 

何か頼み事をした時に「男の俺がそんなことできるか!」といって料理などを「女の仕事」とけしてやろうとしない人がいます。何かにつけて「オレは男だ」と男らしさにこだわる男性である。

 

会社や家庭などでリーダーシップを発揮したり、いつも毅然とした態度をとって、家族やOLから「男らしい」と言われる事に無上の喜びを感じる男性がいる。

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男らしさにこだわるのはフロイトが指摘する「去勢コンプレックス」である。

「お前なんか男じゃない」

と人から非難される事を極端に恐れる心理である。

 

 

心理学の研究によると、このコンプレックスの原因は子供の頃親から、体罰を繰り返し受けていた人が多いことがわかっている。

 

体罰を受けながらも「早く一人前の男になりたい」と思い続けたことが、トラウマになっている。

 

このタイプの男性は大人になっても、自分の非力さや魅力のなさを認めることが耐え難く、その反動として男らしさにこだわってしまう。

 

大股を開いて座る男性の特徴

 

足を開いて座る男性はいかにも自信ありげだが、実際にはどうなのでしょうか?

大股を開くという事自体、急所をさらして平然としているわけですから、仕事に自信を持っていて人を従えたいと思っている証拠です。

 

仕事に自信があって「支配欲が強い」特徴があります。しかし、人に対して無理難題を押し付けるのもこのタイプと言えます。

 

上司がオレと言い出した心理とは

上司がどういう距離感で接しているのか計るバロメーターとして、上司自身をどう呼ぶかで読み取れるという。

 

「私」「あたし」「僕」「わし」「オレ」「自分」など呼び方があるが、自分をどう表現するかで、上司がどのような距離感で接したいのかがわかる。

 

いつもは私と言う上司がオレと言い出したら、そこにはどんな心理が働いているのか?

「部下と距離を縮めたい」と思っている証拠で、そこで前向きに対応すれば信頼関係が出来やすくなる。

 

ここで、間違ってもよそよそしく振る舞うのはやめておいた方が良い。距離が縮まらない部下と判断されてしまいます。

 

私と言うのはなイメージがあります。付かず離れずの距離を保つ心理を表しています。信頼はしているが近付き過ぎないタイプの上司と言えます。