5G回線が今年秋にも携帯大手3社に割り当てられる
第5世代の環境が整いつつある現在、第4世代でスマホでYouTubeなどの動作が観れるようになった訳ですが、第5世代は大きく変化すると言われています。2019年大手3社ドコモ・au・ソフトバンクに新規参入含めた、楽天の4社に割り当てられる。

 

スマホが要らなくなる第5世代(ファイブジー)とは

 

5Gによって私達の社会や生活が一変すると言います。ではどのような変化をするのでしょうか?通信速度と容量が向上すると、同時接続数の増加、遅延時間の低下ができるようになるなると言われています。4Gでは実現できなかった世界が5Gで可能になるという。

 

通信速度で言えば4Gに比べ100倍になるとされていて、容量に至っては1000倍になるそうです。これが実現すればインターネットを使っていろんなものが操作出来るようになると言われています。5Gの世界では4Gとは次元が違います。2時間のドラマを3秒でダウンロードできます。

 

5Gが最も期待されているのはIOT(アイオーティー)と言われる技術です


 

高速通信の5Gを使ってあらゆるものをインターネットに接続し、組み合わせることによってリアルタイムに遠隔から操作が可能になるIOT技術は、例え車が無人だったとしても運転することが出来る様になるという。

例えば、医療現場でリアルタイムに患者を察知し、遠隔手術が可能になるなど4Gでは遅延や容量の問題で出来なかった事が5Gで実現出来ると言われています。

 

5Gになると生活にどんな変化が生まれるのか

 

第5世代(ファイブ通信)によって変化が生まれる分野

工場、建設、オフィス、農林水産業、警備

 

この分野に大きな変化が期待出来るとされていて中でも工場の製造行程の遠隔や連携によって大きく生産力が向上する。

 

大手の生産工場では自社の工場内の通信設備に多額の資金を投入して5G回線を活用して高度な自動化を促進できるようになると期待されています。

小さな町工場でも大量のセンサーを導入して自動化を目指せるとされています。

 

5G通信のメリットを身近に得られる事は何か

 

エンターテイメント、フィットネス、ゲーム、スポーツ、観光

 

第5世代通信によって、4Kなどの高精細な映像を一度に多くの人が楽しめる。バーチャルリアリティーも充実し、スタジアムで行われているスポーツや音楽をまるでスタジアムと同じような臨場感で観ることが出来る。

 

 

今年秋にも5G回線が使えるようになるようです。オリンピックで活用されれば、競技場外でも臨場感が味わえるかもしれません。

 

日本に来た観光客に対してリアルタイムに翻訳してくれる機能やスポーツの分野でも効率の良い運動時間や管理を行うことができ、冷蔵庫が中身を判断して自動でレシピを提案したりする。

 

スマホが要らない世界とはどういう意味なのか?

 

究極を言えば5G(ファイブジー)が整った世界は社会がロボット化されていると。この世界では各個人が端末を持つ必要がなく、私達が行く先々で人工知能に繋がった賢いものがサポートしてくれるということです。

 

さらに、監視カメラによってリアルタイムに情報を収集し、駐車場の空き状況、道路の渋滞状況、路面電車の到着時間、これらの状態のデータは外部企業にも提供され、独自のサービスができるようになると言われています。

 

例えば、リアルタイムに渋滞情報を把握し、信号待ちの時間を調整したり、街灯の明かりを弱くしたりといった増減を行うことが出来るようになるという。

 

5G通信回線が整備された都市ではスマートフォンを持っていく必要はなく、街のあっちこっちに、受信機のようなものがあって、話しかけると答えてくれる。電話も出来る、しかも無料だと。この機能はカメラによって監視して、都合の良いように無駄なく機能する事が出来ると言われています。

 

ちょっとわかりづらいですが、街中にスマートフォンに替わるようなものがあり、クラウド上で処理すると、それも各個人に合わせた情報を引き出す事が出来、サービスを受ける事が出来る。

 

つまり、個人を判別するのに顔認証や指紋認証になるのでしょうか?それによって個人を判定するということだと思います。

5Gは最初導入されるのは都市部だと思いますが、カメラで監視して街のあっちこっちにAIや5G通信が張り巡らされているということですかね。

 

5GとAIと4Kを組み合わせることで犯罪予測が可能になる

4Kの監視映像をもとにAIで瞬時に分析して犯罪予測ができると言われています。

これは警備革命と呼ばれていますが、4Kの画像は遠くでも物凄く細かいものが撮れる。

この4Kの監視カメラの映像をAIで分析し怪しい動きをした人間がいれば、素早く捕まえる事が出来る。

 

現状のLTEでも出来なくはないそうですが、4Kの映像は容量が大きいので遅延が起きて処理が遅くなるそうです。4Gの100倍の通信速度と言われる5G通信が整えばそれも可能になるということです。

 

5Gになってすぐに世界が激変するわけではない

 

5Gに関しては色んな情報があり混乱している感がありますが、実際は高周波帯であるNRは一般的に利用されるわけではなく、企業や医療の分野、都市部のセキュリティなどで使われる。

 

ELTEと呼ばれる低周波帯が私達が使う通信とされています。
というのもNRのような高周波帯は超高速で大容量ですが遠くには届きにくく障害物があると遮断されるデメリットがあります。

 

ELTEのような低周波帯は柔軟性があるので障害物をまたいだり、回り込んだり出来る事や遠くまで電波を送ることが出来ます。

この高周波帯のNR(New Radio)と低周波帯のELTE通信を併せて5G通信と呼んでます。