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大型車のパンクは凄まじい破壊力

タイヤ空気注入中の方が亡くなるという事故が少なくありません。
人が亡くなるほどの衝撃のあるトラックのタイヤのバースト
恐ろしいですが実際2mほど人が吹っ飛ぶそうです。

 

年間平均1回の割合で亡くなるほどの事故が起きています

 

注目すべき点はタイヤの注入時と交換時に事故が起きている点。
つまり、日頃からトラックの扱いに慣れておりその道のプロということ。

大事故につながる可能性があることは重々承知してるはずですからね、、
プロでも何時バーストするのか判りづらいということかもしれません。

 

車のタイヤのバーストは車の運転する方なら経験あるかもしれませんが、
私も乗用車運転中に縁石に接触してバーストを経験したことがありますが
それほどの衝撃を感じることはありませんでした。

 

普通車と大型トラックのバーストの衝撃は比較にならない


 

トラックのタイヤのバーストの衝撃は手榴弾並みと言われています。

普通車のバーストの経験者であってもトラックのタイヤのバースト時の破壊力は
想像できないでしょう。初めてトラックのバースト事故を知ったときも
何で???と思ったくらいですから・・・

 

そもそも空気圧が乗用車とトラックは違う

 

乗用車は1.5から2kgくらいでしょうか?
(車種やメーカーによって規格があります)

一方トラックは数倍の空気圧が必要です。

 

・2トントラック 5.0KG~6.0KG
・4トントラック 7.0KG~8.0KG
・大型トラック 8.5KG~10.0KG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大型になればなるほど最大積載量が上がれば上がるほど
注入しなければならない空気は増えていきます。

 

大型トラックは8.5KG~10.0KGとなっていますが
30tトラックや40tトラックもありますからその場合は上記以上の空気圧が必要です。

当然タイヤが破裂した場合の衝撃も被害も大きくなります。

空気圧が高くなればなるほど破裂の際の衝撃度は増します。

軽自動車などでタイヤがパンクしたとは次元の違う話だとわかりますよね^^;

 

事故の状況でタイヤに空気注入中による事故とタイヤ交換時一番多い事がわかっています。今までは通常稼働していたタイヤが空気注入によってタイヤに負荷がかかり

ゴムが耐えきれずバーストに至るといったケースですね。

 

トラックの近くを走行中の場合や片側2車線で信号待ちの時など
横でバーストされれば自分の車にも相当な衝撃があるでしょうし、
窓ガラスが割れるなどの被害も想定しておいたほうが良いかもしれません。

一般車両が被害を合わなくするには

渋滞中などトラックの近くを走らなければならない場合を除いては
出来るだけ近づかないことが未然に被害を防ぐことになります。
※正直これに尽きます。

 

バーストの原因は何?

・空気圧の過不足

空気圧はトラックにもそれぞれ車種やメーカーによって規格があり空気の量が多すぎても
少なすぎても良くありません。重いものを運ぶトラックなどは特にゴムに負担がかかります。
高速道路ではタイヤのトラブルは数倍多くなります。
※過積載などもってのほかです

・タイヤの劣化

タイヤはゴムでできていますので寿命もありますので、いつ交換したのか?
どれくらいで交換が必要なのかくらいは把握する必要があります。
温度差の激しい場所へと移動する長距離トラックなども通常よりも劣化の進みが
速くなります。

・タイヤの損傷

通常稼働によるクラックや溝の減少、接触によるキズや摩耗。
考えられる損傷はいくつかありますが、運行前にタイヤをチェックすることで
大事故は未然に防げる。

・障害物を踏む

一番多いのが釘や尖ったものになります。
釘などを走行中に見つけブレーキを踏むなど回避が不可能な場合も多く
目に見える障害物の場合は避けるなどの対策しか方法はないでしょう。

 

タイヤバースト 保険

 

自家用車であれば任意保険に入ればロードサービスで
スペアタイヤに交換作業はしてくれます。

 

車両保険に入っていてもタイヤのパンクは保証対象外になりますので、
未然に防ぐには運行前にタイヤの状態チェックはしておきましょう。

 

それでも、釘を踏んだりなどの避けきれないイレギュラーの可能性もありますので。
JAFのロードサービスを利用する場合、会員であれば無料でスペアタイヤに交換やパンク修理をしてもらえますが、非会員であれば1万ちょっと掛かります。

 

タイヤバーストの可能性を出来るだけ少なくするには

・前回のタイヤ交換時期から寿命を図る
・ヒビやキズなどがないか
・溝はしっかり残っているか
・空気圧は規格を守っているのか

ヒビやキズなどはそのまま走行し続ければ
時間の経過とともにキズが広がっていきますので
早めにタイヤを交換したほうが安心です。

 

自家用車であってもタイヤがバーストすると
時間もお金も負担になります、何よりも
精神的に凹みます。

 

なので、未然に防ぐチェックはしておきましょう。

話が若干それましたのでトラックの方に戻します。

トラックの場合殆どは企業なのでバーストによって
2次被害を受けた場合は(車に傷がついた、怪我をしたなど)その会社が契約してる保険が適用されます。

 

運送会社などではタイヤに限らず運行上問題ないように整備点検を定期的に行っている所も多いです。ただ、タイヤに関してはイレギュラーな事故が多いので運転手が責任を持ってチェックしてもらいたいですね。