真面目系クズとはどんな人なのか

真面目系クズとはよく聞きますが一体どんな人達なのか、真面目とクズという相反する言葉にはどんな意味が込められているのか、どの辺りが問題なのかを考えていきましょう。

 

一見真面目ですが、人が見ている時だけ仕事をするタイプという事です。反対に人の目に触れていなければサボりまくる特徴があります。

 

最初の評価が高いだけにそれが見破られると、責任ある仕事を任せられないといった評価を受ける事になります。

 

最初高かった評価が、期待させた分落差が大きく残念と言わざるを得ません。

 

このような人は誰かの監視のもとに仕事をしないとサボるので信用を得ることが出来ません。出世とは無縁の人材と言えるでしょう。

 

最初は期待されるけど、そのうち見放される人

 

入社してからすぐは緊張感もあるし、すべてが新鮮です。上司や同僚も初めて会う人です。緊張感のあるうちはやる気を見せる事もありますが、ちょっと慣れてくるとすぐにサボり癖が出てきます。付き合うには注意が必要な人です。

 


 

このような人は人生の明確な目標や目的を持っていない傾向にあります。自分自身のプライドは人一倍高い傾向にあります。
仕事に対するプライドではなく自分自身のプライドです。

 

自己保身やプライドだけが大事な真面目系クズ

 

真面目に見えるので信用をされやすいタイプです。しかし、長い付き合いでは頼りになる人ではありません。自主的に何かをやることもないので周囲に流されてやらなければならない事を後回しにしたり、時々突っつく必要があります。

 

自分というのを持っていない真面目系クズ

自分の考え方や好き嫌いという本来個性が出る部分が薄いです。集団の中で埋もれてしまうので存在感は薄いです。思っていることを発言することもないので人から軽く見られる傾向にあります。

 

人の目を意識しすぎる真面目系クズ

自意識は過剰気味でコツコツやるタイプではなく、周囲の緊張感で仕事をするタイプですので、このタイプ一人に任せる事は出来ません。任せてしまえば依頼した方にもしわ寄せが来てしまいます。

 

向上心が欠けていて長期的なものは挫折する

一発勝負のような事は好きですがまぁ、それほど上手くいくほど世の中甘くありません。かといって長期的な業務をこなしていくほど根性はありませんので幾度となく挫折を経験しています。

 

向上心のある人や独自の考え方のある人に影響を受けやすい

自分の信念がないので自分と違う考え方の人に尊敬の念を抱きますが、強く刻む事が出来ない為結局は元のサヤに収まる事になります。

 

誰かに言われないとやらないし、言われて始めてやる人。いつまで経ってもお客さんである。つまり、慣れても良い頃になっても自主的に動けない永遠の見習い気分が抜けません。

 

人と比べて成長率が低い

 

 

真面目系クズ人間に共通するのは背中を押されて始めて動ける人。通常、入社して半年、1年程経つと、新入社員にいろはを教えたりして驚くほど成長を遂げる人がいる一方、いつまで経っても新入社員とさほど変わりないという人が多いのが残念です。

 

真面目系クズは一定の割合でいます

このタイプの残念な所は、歳を重ねる毎成長していけば良いのですが何年経っても仕事のやり方に変化がないので職場のお荷物になってしまうでしょう。

 

真面目系クズはリストラ候補になりやすい

リストラ候補に挙がりやすいところが真面目系クズの特徴です。仕事の要領が悪く工夫が足りないので仕事が出来る人との差は歴然です。

 

本質を掴む事が出来ず仕事が遅い傾向にある

仕事が早い人は本質を見ようとしますが、真面目系クズの人は枝葉の部分しか見えてないのでちょっと作業内容が変化しただけで新人と同じ状況になります。

 

仕事が早い人はあらゆる場面で過去に経験したことがあることと現在の仕事を置換することが出来ますが、真面目系クズはせっかく得た経験を生かす事が出来ません。

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最初の印象は良い真面目系クズ

 

「見た目は勉強が出来そうだね」

 

「見た目は仕事ができそうだね」

 

と、最初の印象は良好なタイプが多いです。もちろん、このような人ですから簡単な面接は受かりやすいですし、人間関係も悪くありません。

 

人に歩調を合わせたり、会話を聞いたりするのは割と得意なほうなので最初の滑り出しは上々です。

 

問題は職場などでは成果が求められます。やる気や覇気が感じられない真面目系クズの人は結局は「やれば出来る子」を社会人になっても脱皮することが出来ません。

 

 

真面目系クズは全体像を見る視点が欠けている

全体像を見えていれば次に何をしたら良いのか頭で理解することが出来ます。真面目系クズは人の目を意識し過ぎて仕事を演じてるだけです。仕事の仕組みを頭の中で理解していないことが多いです。だからいつまで経っても仕事が出来ないのです。

 

責任感に乏しく人や環境のせいにする

 

自分の行いを自ら省みるとうとをしないため、人のせいにしたり、環境のせいにする。自分が上手くいかなかった場合、この一言でまとめてしまうので周りから飽きられてしまいます。

 

戦闘能力が低い真面目系クズの人

保身が何より大事で傷つくのを恐れる性格です。その為、愛想笑いや相づちなどは一級品です。納得いかない事があっても意見をぶつける事はないですし、自己主張が著しく少ないのが特徴です。

 

真面目系クズに改善策はあるのか

まず、自分の人生を切り開くという気概に欠けているので、まずは

 

「自分が何をしたいのか?」

 

「どんな人生を歩みたいのか?」

 

どんな小さな事でも良いから目標を作り(無理矢理でも良い)ゴールから逆算して何をすれば達成出来るのか自分の頭で考えてみるクセをつけましょう。

 

出来れば、1週間や1ヶ月といった短期的な目標の方が良いです。ロングスパンは間違えなく挫折します。

 

目標を立てて達成するにはどうすれば良いのかノートに書き出し、達成出来れば次の目標を設定し、達成出来なければ、

 

「何が悪かったのか」

 

「何が原因でゴールにたどり着けなかったのか?」

 

人や環境のせいにしないで、自分に何が足りなかったのか?反省点を書き出してみましょう。

 

そして、次は何を改善すれば目標に達成出来るのか反省点を踏まえて考えてみる事です。

これを繰り返し行うことで徐々に本質が見えてくるようになります。どんな職場でも成果が求められます。

成果が目標とすればそれを達成させるにはどのようにすれば良いのか考える力が身に付きます。

 

人や環境のせいにするのは逃げなので、自己成長が出来ません。まずはその考え方を改める事が大事です。

総評

真面目系クズは多くはいませんが少なくもありません。印象が良いので初めは気付きづらいです。

 

しかし、真面目系クズというのは幼少の頃から現在まで人や環境のせいにした結果でしかないので、今後の考え方次第でいくらでも改善出来るように思います。

 

漠然とした考え方は生き方も漠然としてしまいます。目標を持ち検証・改善を行って日々働く事で自信も生まれてきます。仕事に限らず趣味や習い事でも同じです。

 

 

職場ですらPDCAは採用されてますので、検証や改善は目標を達成させるには効果があります。

 

最初の評価なんて何の意味もない事に気付く事が大事です。

 

「仕事が出来そう」

「勉強が出来そう」

 

見た目に力を注ぐのは無駄な労力です。もっと力を注ぐところがあるはずです。

~風のような、なんちゃって人生に終止符を打ちましょう。

 

自信が出てくれば人の目も気にならなくなりますし、生き方にもハリが出てくるようになるでしょう。