負けず嫌いの嫌われものになる特徴5選

あなたは負けず嫌いでしょうか?それともそんな事もないでしょうか?

 

この負けず嫌いの人は一長一短な面があり、短所の部分が目立つと無駄に周囲との軋轢を生む困った人になりかねないです。負けず嫌いにも種類があり周囲と上手くやるタイプと無駄に争いの種を撒くタイプの2種類います。

 

周囲と上手くやるタイプは闘争心をうまくコントロールして、闘争心を出すべき場所で発揮します。自分の得意分野にだけ負けず嫌いな面があるのかもしれません。全般的にこういう人は出世するタイプで成功者に多いです。

問題なのは何でもかんでも勝とうとして会話が成り立たない人がいます。こういう人は基本的に上から目線でマウンティング体質の人が多いです。

 

人の話を受け入れる=負けと決めつけている人。このような極端な人は稀かもしれませんが、周囲と無駄な争いをするタイプがいます。特徴を見ていきましょう。

 

自分が間違っていることを認められない

 

とにかく相手が自分に意見することに屈辱的な意味に捉えて、拒絶し受け入れることができません。そういった意味で非常に頑なな部分があります。

 

人に指示される事を極端に嫌う
人に指示されるという事を負けと感じており、そのやり方は間違っている、他の人もあいつのやり方は間違っているといったようなことを言って自分の非を認めず、言われた相手の揚げ足を取るような事を言います。
自分が指示する側になるのを好む
自分が指示されるのは嫌いだが指示するのは好むタイプもいます。常に指示する側に立ちたがるので実力が伴わなければ煙たい奴と思われてしまいます。相手が持ってる知識や技量を披露すると対抗意識を燃やす

とにかく人の自慢話が嫌いで、いちいち鼻についてしまうようです。「軽く受け流す」ということが出来ずに対抗意識を燃やします。

 

相手が誰であろうが勝つためには全力投球する
例え、年下や子供であっても勝負となると手加減なしでやり込んでしまいます。中途半端は許さない所は一貫していますが、別の見方からすれば大人げないと評される事もあるでしょう。

 

負けず嫌いを自分でコントロール出来れば成功する

 

 

言ってみれば負けず嫌いを自分でコントロール出来るようになれば仕事などでは成果を残しやすいでしょう。なぜなら、必要なときに闘争心を発揮出来る人がどの世界でも成功者になるからです。

 

しかし、コントロール出来ずに人の揚げ足を取ったり、マウンティングばかりしていては敵も多く成功も小さくなってしまいます。

 

負けず嫌いの人はリーダーの資質がある

 

 

人と競い合うことでモチベーションが上がり成果を出すことが出来る負けず嫌いの人は、結果さえ残せばリーダーに推されることも多いでしょう。モチベーションが低い人よりも高い人の方がみんなの士気も上がりチーム全体の底上げになるでしょう。

 

ただし、他の人がリーダーに推薦されてへそを曲げるようですと、まだまだ、リーダーの器ではありません。

 

人の上に立つことはそう簡単な事ではない

リーダーというのは、人の話を聞きながら様々な調整を行い、試行錯誤の上に全体の成果を上げなくてはなりません。

 

認められなかったからといって揚げ足を取ったり、影で悪口を言ってる場合「だから、認められないんだよ」と周囲に思われても仕方ありません。意外と普段の言動がこの人の評価に繋がっていることは多いです。見ている人は見ています。侮ってはいけません。

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負けず嫌いの人が成功出来るか否かは人間的に成長出来るかに掛かっている

現実から目をそらさずにもっと大局からモノを見る目を養い鍛練を積めば、些細な勝ち負けにはこだわらなくなります。もっと大きな勝ち負けにこだわった方が自己成長に繋がります。

 

人の話を聞くのは屈辱ではありません

 

数人で話をしていた場合、人が話しているのを遮って俺が俺がと話出す人も負けず嫌いです。話の主導権を常に握ってないと気が済まないのです。しかし、このような人が勘違いしている事が2つあります。

 

人の話を遮ることは失礼なこと。こんなことが続けば嫌われてしまうでしょう。意外と人の話の中に自分にも有益な情報が転がってる場合も少なくありません。人の話を最後まで聞かないとその人が話す内容は理解出来ません。

また、話を聞いていればその人の考え方にも触れられ、その人となりも理解できるようになります。

その中で自分の考え方を見直すきっかけを見出だす事もあります。

 

人の話を聞く事や指摘される事は屈辱ではありません

負けず嫌いの人の中でも低レベルの人が勘違いしている部分ですが、多くの場合、間違っているから指摘を受けるのであって、間違っていなければ言ってこないでしょう。そもそも人の話を聞けない負けず嫌いは組織に馴染まないばかりか誰からも相手にされなくなる可能性があります。

 

負けず嫌いは組織では成功か失敗かの2つに別れる

 

 

負けず嫌いの人が人間的に成長し出世コースを歩む一方で、横道に逸れる形で追い出されてしまうタイプの真っ二つに分かれます。

 

というのも、負けず嫌いの人は周囲に対する攻撃性が強いので煙たがられる存在である場合が多く、出世から外れた場合、普段偉そうにしてる分、同僚や部下からの風当たりが強くなるか傾向にあります。このような状況では本人のプライドが保てなくなるでしょう。

ここで改心して自己成長に力を注げば道は開かれますが、多くの場合、ドロップアウトしていく事でしょう。

 

中庸を許さない性格が自分にもブーメランで跳ね返ってくる形です。一見可愛そうにも見えるタイプですが、自分のプライドを保つ理由で上から目線で人を軽んじた結果です。味方をする人がいないのが何よりの証拠です。

 

全て自分が撒いた種ですので同情の余地はありません。

負けず嫌いの人は極端な結果になりやすいので、自分でコントロールするしか方法はありません。

 

本来負けず嫌いというのは長所とされることも多い性質です。特にビジネスやスポーツの世界では大きなモチベーションになりうるからです。「負けず嫌いという性質=嫌われたりトラブルメーカー」になるということでは決してありません。

 

しかし、自己成長に目を向けないで表面上の勝ちを拾ってマウントするなど小さなプライドを守ろうとする人が周囲に軋轢と無駄な争いを撒き散らす困ったちゃんになるのだと思います。この本来の負けず嫌いとはズレた思考の持ち主と自覚する場合は注意が必要です。

 

視野が狭いと本質を見抜けません。出来るだけ人の話はしっかりと聞き、良いと思ったら自分に取り入れたりといった心の余裕が必要です。ときには相手に主導権を譲ったり、花を持たせる事も必要です。もし現在人間関係がうまく行っていないとしたら、ほぼこの部分が欠けていることが原因でしょう。

 

あまりにもひどい場合、精神的疾患の可能性もあります。

 

総評

負けず嫌いにも色々なタイプがいて一口にまとめるのは難しい面もありますが、視野の広さと人の意見に耳を傾ける賢さを持っていれば、土壇場でとてつもないパワーと集中力を発揮するファイターとして、これからの時代も重宝されるに違いありません。