サイコパスってどのような人を思い付くでしょうか?
一番顕著な部分が良心を持たないところです。この良心を持たないということは他者に思いやりや愛情が欠けていると言えます。
人の心を形で現すなら、愛情を司る部分がポッカリ空洞になっていると言えばわかりやすいでしょうか。
しかし、サイコパスは愛情があるふり、良心があるフリが非常に上手いところがあります。
これに周囲の人は簡単に騙されてしまいます。本来ないものをさもあるように振る舞うわけですから良く見れば違和感を感じるものです。
しかし、何気なく接している分には見破るのは困難です。相当注意深く観察しないと見破ることはできません。とくに短い期間でサイコパスと決めつけるのは無理があります。
サイコパスは空虚な部分を埋めるかのように常に「愛情があるフリ」「良心があるフリ」を演じていますので、不自然さは付きまといます。
愛情を通い合わせる関係性を築けない
サイコパスの特徴として長く付き合うのが困難です。もともと利用価値がないものは一切関心をもたずバッサバッサ切り捨てますので付き合いが長くなっても関係が深まることはありません。
それは、恋人関係であっても、友人関係であっても同じです。間違いなく長い付き合いの人間はいません。
付き合いは一時的なものであったり、何か利用価値を感じた時のみ積極的に絡もうとしてきます。
相思相愛を求める恋人は早々別れが訪れます
見た目や所作が魅力的なので異性は寄ってきますが、中身がペラペラですので離れていくことになります。
なぜなら一緒にいても相手の愛情を感じる事はないからです。
付き合っていて相手の愛情を感じないほどつまらないものはないはずです。無理もありません。サイコパスの彼にはあなたに与える愛情を持ち合わせていないからです。
期待感を抱かせるだけ抱かせておいて、付き合ってみたら散々利用されるだけ利用されて捨てられるか見放すかどちらかでしょう。デフォルトがそういう性質です。
サイコパスだと気付いた時点で距離を取るのが最善です。長く付き合えば付き合うほどダメージは大きくなりますし、何よりも時間の無駄です。なるべく最短で離れる努力をしましょう。
女性を口説く時にサイコパスはこのようなパターン
男性女性ともにサイコパスはいますが、男性に絞って言えば情を通わせながら恋愛関係に発展するというような進め方ではなく、一方的に自慢話をするタイプです。
ひたすら自分がいかに凄いかに話が集中しますので話を聞けばサイコパスだとわかるはずです。
相手がどう思って聞いているかはおかまいなしに自慢話をされるので、聞いてる方がたまったものではないですが、相手の気持ちには無関心なのでこのような事が出来るのです。
逆に普通の人のように情を通わせる事が出来ない為、ひたすら自慢話をするしかないわけです。それしか射止める方法が見つからないからそうするのです。
当然、冷静によく観察してる異性には通用しない訳ですが、魅力的に見えてしまう人も少なくないので引っ掛かってしまいます。相手との関係が長くなる、深くなるにつれて中身が薄っぺらい事がばれてしまいますので、関係が短期間になることが多いです。
相手の本性は目に表れます
普段、魅力的に映ろうと意識していますので本性を見破ることはなかなか困難ですが、ふとした瞬間に目が死んでいたり、不自然な表情をしていることがままあります。特に気を抜いた瞬間に普通の人と違う表情を見せる事があります。
サイコパスはほぼ演技で構成されている
普通の人でもよそ行きの格好や表情というものがありますが、サイコパスの人はそんな可愛いものではありません。酷い場合には言うことすべてが嘘の場合があるので注意が必要です。
それも、人を惹き付け、あとあと人を騙す前の哨戦の場合が多いです。なぜなら人を惹き付けておかないと目的を達成出来ない事を本質的に知っているから嘘をつきまくるのです。
この人の経歴から住んでる場所、下手をすると名前まで偽名である可能性がありますので疑るだけ疑って丁度良いレベルの人間です。
サイコパスの意外な一面
人の感情を無視して自分の目的を遂行出来るサイコパスは冷酷な人といえますが、社会のルールや規範には敏感という意外性があります。
一目で怪しい人物がサイコパスというより、普段は怪しくもなんともない、むしろ明るく爽やかな好人物である場合が多いです。
このことが、普通の人が被害に会うケースが多い要因になっているといえます。印象が良いからこそ信用して騙されるわけです。
見るからに怖そうだったり、素行が悪かったりするのがサイコパスと思っていたら、その認識は間違っていますので、今すぐ書き換えましょう。
まぁ、悪い人間には変わりませんが、サイコパスとは違います。
サイコパスはある程度付き合うと見破れる可能性が高い
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人を信用させて騙すというのは、サイコパスの常套手段です。被害に遭わない為には早めに気付いて距離を置き縁を切ることがもっとも効果的です。
人間なんだから良いところも絶対あるはず。なんてお人好しな考えはあとあと後悔することになります。
気付いた時点で即効で縁を切るべきです。
サイコパスとの付き合いはマイナスにはなってもプラスになることはありません
サイコパスはどれくらいの割合でいるの?
ある一定の割合でサイコパスは存在します。あなたが気付かなかっただけで今までに知り合いにいた可能性はあります。
一説によれば35人に1人、日本では100人に1人とも言われています。確率的にはそれくらいの割合で存在します。必ずしもサイコパスがシリアルキラーになるわけではありません。
ほとんどの場合、社会生活に溶け込んで生活をしています。
顔の横幅が広い人がサイコパスに多い?
統計学では、サイコパスは顔の大きさを基準にして横幅の比率が高ければ高い人ほどサイコパスの人が多くなります。
ただし、顔の横幅が広ければ必ずサイコパスというわけではありませんが、確率的には上がるという事です。1つの目安にはなりますね。
サイコパスの特徴をあげてみましょう
特徴その1 自分の言動に対して責任を持たない 責任を持たないからこそ息を吐くように嘘をついたりできるわけです。
特徴その2 愛情を受けても感じないし、理解も出来ない これもサイコパスの大きな特徴で、愛情が欠如しているので他人を思いやったり、優しくしたり出来ません。ただし、愛情のあるふりや優しくするふりは上手いです。ここを見破るのは不自然さを見抜けるかどうかです。
特徴その3「良心がない」特徴1と2にも繋がりますが、愛情があるからこそ良心がうまれますが、あるのは自分の欲のみです。
特徴その4
社会的に大成功する場合がある
サイコパスは社長や有名人にも多いとされています。
特徴その5
無趣味な人間が多い 何かに取りつかれたように興味を持ったり、趣味に没頭することはありません。情が希薄なことと関係があるかもしれません。
特徴その6
共感能力が著しく低い 他人の話を聞いて共感したり感動することはありません。他人に流されるということもありません。
特徴その7
他人と付き合う時は利用価値があるかどうか 愛情が欠如しているので、人と絡む時も利用価値があるかどうかだけです。
サイコパスの特徴は細かい事を言えばまだありますが、枝葉部分になりますのでこの7つがポイントとなります。
サイコパスが身近にいたらどうすれば良いのか?
ある一定の割合でサイコパスが存在しています。また、社会的成功者も少なくありません。
愛情の欠如がありますから、親族や知人友人、または知り合いにいたとしても心が通ったりすることもありませんので、厄介な存在ですし、他人の心の痛みを理解できませんので、今はなくても、今後あなたを傷つけたり、騙したりする可能性は十分にあります。
気付いた時点で早めに距離を置いて縁を切る事です。
こうしてる間にも虎視眈々とあなたを騙すチャンスを伺っているかもしれません。
そのくらいに思ってたほうが間違いありません。
出来るだけ早く縁を切る事が被害を最小限に抑える方法です。
間違っても更正させようとか、理解させようと思わないことです。時間と労力の無駄になります。もっと自分の人生を有意義にするために使いましょう。
サイコパスは社会に不要なのか?
情の通い会う社会が理想的ですが、人間社会はそう単純なものではありません。大きなプロジェクトや大きな会社を前進させるには情を切り離して考えられるサイコパスが活躍したりします。
あるデータに基づいて基準に達しなかったりしたらバンバン社員をクビにしたり、必要であったら大きく方針を変換したりします。特に現在のような社会ではちょっとした判断スピードや実行力が成功や失敗を分けたりします。情を挟まない人事や方針が社員にとったら不都合でも会社の急成長には必要だったりします。
急成長を遂げた外資系企業の多くにサイコパス経営者が多いというのもうなずけます。これらの経営者は結果主義で結果を残せない社員は昇進しませんし、降格は当たり前。へたをすればクビも飛びます。
企業同士の競争も激化し、相手を潰すか生き残るかという状況も少なくありません。例えば、相手企業より1日早いタイミングで新商品を発表したり、売り上げの上がってる店舗の隣に大型店舗を建ててみたり、こういった相手の痛いところを突くのはサイコパスは最も得意とするところ。
今の社会情勢では社員というだけで、大した働きもないのに給料をあげるわけにもいきません。そんなことをしていたらあっという間に会社が傾きます。
結果的には多くの従業員の生活を支えているわけですから、社会の役に立っています。
総評
サイコパス人格も社会や企業の歯車を回すには必要な存在である面はあるものの、手放しで身近に接するのは危険すぎます。あなたの精神が病む前に出来るだけ接点をなくし、関わりをなくすことです。